気楽なえるきち

気楽に暮らしている主婦。日々思ったこと、感じたことを徒然に書いています。それをどう思うか感じるかはあなた次第♪

危機感~風神雷神Ⅱから~

2007-05-07 09:50:26 | Weblog
大阪の遊園地、エキスポランドのジェットコースター風神雷神Ⅱ。

悲しい事故が起こりました。

エキスポランドはよく遊びに行った遊園地です。
風神雷神Ⅱにも乗りました。絶叫系ジェットコースター大好きな私。それだけに、今回の事故はぞっとしました。

体が固定された状態でコースターが脱線し、手すりとの間に挟まれ・・・。逃げることも出来ず体を保護することも出来ない。想像するのも痛くて恐ろしい。
そして、亡くなった本人も怖かっただろうけど、同乗者も恐ろしかったでしょう。
あれだけの血痕が残っているという事は、後ろの乗客にも血が飛んでいったという事・・・。
亡くなった方同様体を固定されていて逃げようもなく、防ぎようもない。悲鳴も聞こえただろう、血も浴びてしまっただろう、しかも、目の前で命が消えた。その恐怖は想像以上だったでしょう。

コースターは「恐怖」を「安全」に楽しめるからこそ楽しいのであって、本当の恐怖と隣り合わせであってはいけないのに。
15年間も部品の交換をしないなんて、常識外れです。

毎日毎日激しい動きをするものなのに、しかもとても危険な乗り物なのに、危機感がなさ過ぎです。前例のないことで・・・って会見してたけど、前例なんか絶対あっちゃいけない!

車の運転もそうですが、常に最悪を想定して対応していくべきだと思います。

運転中に危険だなあと思う風景は、
赤ちゃんをだっこしているお母さん。
車内を自由に動き回る子供。
サンルーフから頭を出している人。窓から手を出している人。タバコのポイ捨てをする人。

子供をチャイルドシートに乗せないのは「子供がぐずるから」とかあるでしょう。でも、もし事故をしたらどうなるか分かってるんでしょうか。自分が事故を起こすはずがないと思っているんでしょうね。でも、もらい事故っていうのもあるんです。突然後ろから追突されたり、反対車線の車が飛び出してきたり。子供がぐずっても、安全を最優先するべきだし、そういう事を教育していくべきです。
車を運転するとは、最悪の危険と隣りあわせという事を忘れていそうですね。

帰省中の高速でもルーフから上半身を出している人を見かけました。高架がないから、頭上は広いから安全とでも思っているんでしょうか。道路に落ちてる石を他の車が跳ね上げてそれが当たるとか、トラックから何かが落ちてきたりして当たる可能性もある。事故をしたら上半身外に出ているんだから車外に放り出されたり、そうでなくても高速での事故は衝撃が激しいことは想像できないんでしょうか・・・。

タバコのポイ捨ても、火のついたまま投げ捨てた時にバイクの人に当たらないかと考えないんでしょうか。体に当たる位ならまだいいけど、半キャップのヘルメットの人の顔、最悪目に当たったらどうなるか、分からないんでしょうか。

こんな最悪の事態なんて起こらないに越した事はありません。でも起こり得るんです。起こらないと想定している人は甘い!事故なんて他人事と思っている人、甘すぎます。

こんな事ばかりを考えていては外出できないかもしれません。
でも、考えることで皆が少しずつ注意し、真剣に慎重に行動していれば悲しい事故は減るだろうと思うんです。

この事故を他人事、自分と関わりのない遠い世界の出来事だと思わず、身の回りに潜む危険に再度注意し、それにどう対処していくのかを考えるべきだと思います。