比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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彩の国・・・さきたま古墳公園を散歩・・・江戸時代の農家建築を見た

2015-03-06 | 古民家の風景
古くは「さきたま」と呼ばれた埼玉県、その「さきたま」の発祥の地がここ埼玉村(現行田市)。
古代の古墳時代には栄えた・・・そうだ。
いまはその面影を伝える9基の大型古墳が・・・今日はこの公園の散歩です。

公園の一隅に江戸時代の古民家が・・・幸手市千塚から移築された「旧遠藤家」。
江戸時代末期の建築、茅葺、寄棟、間口11間、奥行き6間、222㎡(67坪)。
玄関が二つあります。通し土間の奥がダイドコ、下座敷があります。小屋根がついていますがこれは養蚕のためあとから抜いたものか。

玄関を入って、上がり端から、チョウバ、ナカノマ、デイ(表座敷)。
農家のようですがチョウバがあるということは、商人も兼ねていたのでしょうか。

イタノマ、チャノマ・・・階段が見えます。平屋ですが2階があったようです。隠し部屋(ロフト)?

土間からダイドコ、ミソベヤ。曲がった木材を使った梁、日本建築の極みです。

間取りです。6LDK、土間は作業場、厩は別建屋。堂々たる豪農の館です。

この公園は大きくて歩き回るとけっこう疲れます。
※撮影日2月27日、カメラは Panasoni LUMIX DMC TZ-40。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
一見の価値あり!! (縄文人)
2015-03-06 20:35:50

さきたま県人、さきたま出身者は、
一見の価値が有りそうです。
訪れてみたいです。
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豪農 (こきおばさん)
2015-03-07 16:56:44
取り壊した実家に梁もまがっていましたが、勿論こんなに立派なものではありませんでした。
まだまだ長く持ちそうですね。
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2階やではありませんが (縄文人さんへ・・・ヒキノ)
2015-03-07 20:36:16
豪農の館です。
下座敷は多分下男の部屋だと思います。
チョウバは年貢の事務処理場だったのか。
それとも金貸しだったのか。
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江戸時代末期の大工さんお仕事 (こきおばさんへ・・・ヒキノ)
2015-03-07 20:52:15
こういう梁を見ますとむかしの大工さんの技術に感動します。
おmm°調節はよくないでしょうが、住んでみたい家です。
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