比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
写真、文章のリンク自由。

奇跡のピアニスト辻井伸行さんと琉球交響楽団によるピアノ協奏曲「沖縄の風」・・・聴いています

2022-05-08 | 音楽
                                             、
5月15日は「沖縄復帰50周年」になります。

奇跡のピアニスト辻井伸行初演「沖縄の風」~日本復帰50周年に寄せて
5月7日午後2時テレビ朝日放映(2021年6月20日、東京赤坂サントリーホールで公演したもの)・・・・・・録画して今日視聴しています。
2001年結成の琉球交響楽団が念願の東京公演。2020年4月6日に企画していたものがコロナ禍により中断、2021年6月20日ようやく実現したもの。結成から深くかかわっている音楽監督、指揮者の大友直人さんが知遇の辻井伸行さんに琉球交響楽団のシンボルともなる曲の作曲を依頼。出来上がったのは「沖縄の風」(オーケストレーション:山下康介)。









沖縄の空・・・土・・・海・・・風・・・の香りが流れます・・・
琉球音階(レとラ抜きの5音階)、旋律、リズムを取り入れた素晴らしい曲です。
いつか歌詞をつけて沖縄を代表する歌にしてもらいたい。

2008年6月出稿のブログから・・・
テレビ朝日「題名のない音楽会」・・・に出演した辻井伸行さん。あのとき20歳、翌2009年ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールでゴールドメダリストに。いまは34歳。
司会とオーケストラの指揮は佐渡裕さん。
羽田健太郎さんの司会する「題名のない音楽会」が好きだった。

辻井伸行(1988~)・・・ピアニスト、作曲家、生まれついての盲目、幼時から音楽才能に気付いた母親、恩師の作成したデモテープによる「耳からの楽譜」200本。鬼才としか言いようのない奇跡のピアニスト。詳細は割愛。
日本復帰50周年・・・5月15日は日本の敗戦で沖縄がアメリカ統治になって27年後の1972年、アメリカから日本政府に返還された日です。その20年前の1952年4月28日、日本はサンフランシスコ講和条約により占領下から主権が回復されましたが、沖縄は占領下のままでした。ウチナンチュウはこの日を「屈辱の日」と呼んでいます。1945年あの沖縄戦争の終わった日、6月23日は「沖縄慰霊の日」とウチナンチュウは呼んでいます。いずれも公的な記念日ではありません。

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今日は比企の丘で・・・小さなコンサート

2017-12-03 | 音楽
12月3日午後、比企の丘の鳩山ふれあいセンターで小さなコンサートがありました。

連の會 Ali-Young Concert」・・・女性2人、男性3人からなるグループです。
Ali-Youngとは・・・台湾原住民語の「友だち」(アリヤンヤン)という意味だそうです。

ピアノ演奏「展覧会の絵」、女性ソロ「ねむの花」「千の風になって」「さようなら故郷の家よ」、女性デュオ「竹田の子守唄「ジプリのメドレー」、ピアノ演奏「旅のはじめに」、男性デュオ「大きな古時計」「遠くに行きたい」「アカシアの径」。ピアノ演奏「自由の翼」、混声「台湾歌曲」「浜辺の歌」「見上げてごらん夜の星を」「アメージンググレース」「聖しこの夜」。
 


最後は皆さんとご一緒に「今日の日はさようなら」を合唱。

イイ演奏会でした・・・クラシックからポピュラーまで、一度は聞いたことのある曲ばかり。

次回は2018年4月8日(日曜日)。

※コンサートでの写真撮影・・・タカが素人写真です。演奏者にもお客様にも迷惑にならないように、後ろから気づかれないようにそっと、いまのカメラはシャッター音をサイレントに、フラッシュを発光禁止にできます。とうぜん焦点は甘くなります。ほんとうは関係者のかたに断りを入れなくては思いましたが。失礼しました。


※コメント欄オープンしています。

比企の里ときがわ町・・・都幾川の畔で・・・熊本地震災害支援コンサートが開かれました

2016-06-27 | 音楽
6月25日、比企の里のときがわ町で熊本地震災害支援チャリティーコンサートがありました。5月22日に次いで今回が2回目になります。
会場はときがわカヌー工房・カフェギャラリー番匠」。

カフェギャラリー「番匠」の市村みなこさんのご挨拶
演奏者はわたしのブログに何回か登場している日高市の杉森代志子さん、東浦和から杉山智子さん。

杉森代志子さんの軽妙なトークからはじまります。

カフェテラス「番匠」・・・室内は絵画のギャラリー、棚の上には木工家具・・・ときがわ町は木工の匠の町。

フルート・エレクトーン・・・杉森代志子さん


演奏は・・・アヴェ・マリア(カッチーニ)から始まりPut your hand up(坂本龍一)
いそしぎ、君の瞳に恋してる、知床旅情、昴、愛燦々・・・クラシックからポップスま癒やしのひとときでした。

ピアノ・・・杉山智子さん

演奏は緑陰のテラス・・・静かなときが流れます。

熊本地震災害の復興をお祈りします。

※演奏者の杉森代志子さんは日高市を中心にボランティア演奏会、チャリティー演奏会をされているかたです・・・ホームページクリック
杉森代志子さんのブログ「一緒日和」→クリック・・・猫がイッパイ

※カフェギャラリー「番匠」さんのホームページです→クリック
熊本大地震災害支援チャリティーコンサートは来月7月17日にもカフェギャラリー「番匠」で行われます。クリック

比企の里・・・ときがわ町・・・静かな川の畔で・・・熊本地震災害支援コンサートが開かれました

2016-05-23 | 音楽
5月22日、比企の里のときがわ町で熊本地震災害支援チャリティーコンサートがありました。
会場はときがわカヌー工房・カフェギャラリー番匠」。

店内は木工、絵画のギャラリー&カフェ・・・奥は都幾川の静かな瀞場を見下ろすテラス。。
演奏者はわたしのブログに何回か登場している日高市の杉森代志子さん。カフェギャラリー「番匠」の市村さん?とご挨拶。


オープニングは「we are the world」・・・世界中、みんな仲間だ・・・
We are the World」(ウイ・アー・ザ・ワールド)・・・1985年、アフリカの貧困と飢餓を訴えその救済を目的としてつくられたキャンペーンソング。
作詞作曲はマイケル・ジャクソン、ライオネル・リッチ―が共同制作、アメリカを代表する40数人のアーチストがレコーディングに参加。、
2010年、ハイチ大地震のとき、「We Are The World 25 Years for Haiti」として再レコーディングされました。


フルート・・・杉森代志子さん。

ピアノ・・・杉山智子さん。

G線上のアリア、ハナミズキ、川の流れのように‥・川の流れの上、緑陰の中で静かたときが流れました。
被災された熊本の方々の復興をお祈りいたします。

カフェギャラリー「番匠」の別の顏・・・「ときがわカヌー工房」カヌー体験、レンタルサイクルもあるよ。

カフェギャラリー「番匠」のテラスから眺めた都幾川の風景です。
テラスから階段でカヌーの繋留場に降りられるようになっています。左下にカヌーが2艘見えます。



※カフェギャラリー「番匠」さんの当日のことを記したブログ→クリック
熊本大地震災害支援チャリティーコンサートは来月6月25日にもカフェギャラリー「番匠」で行われますクリック
※演奏者の杉森代志子さんは日高市を中心にボランティア演奏会、チャリティー演奏会をされているかたです・・・ホームページクリック
杉森代志子さんのブログ「一緒日和」→クリック

番匠とは》このあたりの地域名です。意味はむかしの建築、木工集団、そのむかし当地の名刹慈光寺は最盛期75坊を構え僧兵を擁して勢力をふるったようです。慈光寺の建設にかかわった匠の集団が居住した場所・・・と解釈してイイでしょうか。

「原爆の図]丸木美術館・・・ひろしま忌2014・・・比企の丘の上で「ひき」さんが歌った

2014-08-08 | 音楽
8月6日、比企の里・・・東松山市下唐子・・・「原爆の図」丸木美術館・・・
都幾川の望む河岸段丘の上で「ひろしま忌2014」。
‥・・・黙祷‥・・・

丸木夫妻の描いた連作のの一つ「アウシュビッツ」の前で歌う地元東松山のフォークユニット「ひき」。
被爆体験のあるTさんの「白い雲と私」唐子地区の蛍や都幾川の歌を歌いました。


堂々たる体躯に可愛い顔がのっている。



フォークユニット・・・「ひき」のプロフィール・・・ひるねこきゃさ・・・二人合わせて「ひき」。
ひるねここと竹間滋。生まれも育ちも現在も東松山市。自宅養蚕小屋にてプロミュージシャンによるライブイベントを企画運営。自らも歌を作り歌う。
きゃさウクレレ、フラダンスに目覚めハワイアン文化全般に傾倒している。

ひきさんにお願い》素晴らしい歌声をありがとう。一つだけ・・・音楽は多様。あの日のイベントで歌われたナンバーの中で1曲だけでもいいから、クラシックでも文部唱歌でもォークでも演歌でもジャズでもJポップでも、人の心の中にいまも残っている、だれでも知っている、だれでも口ずさめるスタンダードな歌、そんな歌を歌ってほしかったな。この日集まった人はおじいちゃんやおばあちゃんや坊ちゃんやお嬢ちゃん、多様です。


比企の里・・・「原爆の図]丸木美術館・・・ひろしま忌2014・・・祈りのトランペット

2014-08-08 | 音楽
8月6日、比企の里・・・東松山市下唐子・・・「原爆の図」丸木美術館・・・
都幾川の望む河岸段丘の上で「ひろしま忌2014」
‥・・・黙祷‥・・・

黙祷のあと、「豆つぶ音楽隊」・・・トランペットとカホンの響き。
豆つぶ音楽隊は・・・散歩するラッパ吹きの山本恭子さんとカホンの西口佳貴さんの二人組。








トランペット・・・山本恭子さん・・・散歩するラッパ吹き、公園で吹いているのを聴いてもらううちに、教会、社会福祉の場、中央線沿線のカフェ、区の催し、各種パーティーなどに活動の場をひろげている。
カホン・・・西口佳貴さん・・・カホンはペルー発祥の打楽器。

山本恭子さんの情報は→クリック→Facebook散歩するラッパ吹き山本恭子


わが青春に・・・心の歌を・・・おくってくれた・・・岩谷時子さん

2014-01-08 | 音楽
1月8日、喪が明けました。昨年10月に亡くなった岩谷時子さんのお話です。
岩谷時子さんが訳詞して越路吹雪の歌う「愛の讃歌」(1952年)・・・歌唱力抜群の越路吹雪の歌うシャンソン・・・シャンソンとは異国に憬れた若いとき、それはそれは別世界のお洒落な異文化の歌でした。シャンソンという言葉がフランス語でタダの「」という意味であることを知ったのはずっと後のことです。フランスの歌謡曲ですね。
岩谷時子さんと越路吹雪のコンビで歌われたフランスの歌謡曲は日本人の心に沁みる日本の歌になりました。

そして苦労など何も知らない屈託のない・・・ように見えた・・・加山雄三が棒読みのように歌う「君といつまでも」(1965年)に衝撃を覚えました。作曲家弾厚作こと加山雄三は作詞家岩谷時子さんと組んで数々の青春の歌を送り出していきます。
あれから50年、いまも「君といつまでも」は「歌といつまでも」と歌いつがれています。

岩谷時子・・・1916~2013年10月25日。兵庫県出身。神戸女学院大学卒。才媛です。宝塚歌劇団出版部に勤務しているとき宝塚歌劇団員、とうじ15歳の越路吹雪に出会う。以来、勝手に付人になり、越路吹雪が宝塚歌劇団をを退団してからは上京して東宝文芸部に勤務、30年間にわたりマネージャーとして連れ添い、その間ずっと無報酬であったといいます。

(愛の讃歌」の訳詞。「君といつまでも」のほか1300曲の訳詞、作詞を残しています
愛の讃歌」「ろくでなし」「サン・トワ・マミー」「ラストダンスは私と」越路吹雪
「ふりむかないで」「ウナ・セラ・ディ東京」ザ・ピーナッツ
「夜明けのうた」岸洋子
「逢いたくて逢いたくて」園まり
君といつまでも」「旅人よ」「僕の妹に」「お嫁においで」「海その愛」加山雄三
「恋の季節」ピンキーとキラーズ
ミュージカル「王様と私」「ウエストサイド物語」「レ・ミゼラブル」「ミス・サイゴン」ほか
・・・いずれも誰が聞いても感動を覚える歌ばかりです。


  

越路吹雪のために訳詞した「愛の讃歌」の歌い出しです。
       あなたの燃える手で あたしを抱きしめて
       ただ二人だけで 生きていたいの
(後略)
《参考》加藤登紀子さんが訳詞した原詞に近いもの。どちらがいいかは何とも言えません。
       もしも空が裂けて 大地が崩れ落ちても
       私はかまわない あなたといるなら
(後略)

加山雄三が歌う「君といつまでも」・・・最初に棒読みのように歌っていたと書きましたが、今は感動を呼ぶ素晴らしい歌唱力で聞かせてくれます。好きな歌ですがチョッとキザなセリフの部分がちょっと照れてしまいとてもカラオケでは歌うことはできません。
       ふたりを夕やみが つつむ この窓辺に
       あしたも すばらしい しあわせがくるだろう
(後略)

素晴らしい歌をありがとう。

1年半ぶり・・・日高の里・・・小さな喫茶店「萬年青」で・・・小さな「コンサート」

2013-12-08 | 音楽
12月8日、久し振りで高麗の里の小さな喫茶店「萬年青」、杉森代志子さんの開くコンサートに行ってきました。

小さなコンサート「穏やかなひととき」です。
フルート:杉森代志子さん、ピアノ:杉山智子さん。
※撮影はLUMIX DMC TZ40,ポケットコンデジです。操作音、シャッター音を消して、フラッシュなしで撮っています。
バッハから始まり・・・カーペンターの「青春の輝き」「Yesterday Once More」、Kiroroの「未来へ」、G.ダグラス「この素晴らしき世界」・・・
「愛燦々」「また君に恋してる」「雪国」「ウイスキーがお好きでしょう」「白いブランコ」・・・「たき火」「冬の星座」など。
杉森さんのコンサートは1年半ぶり、聞けば施設中心のボランティアコンサートは月イチ以上だそうです。自然とレパートリーに演歌も入れるようになったとのこと・・・フルートで聞く演歌も素晴らしいです。

穏やかなひととき・・・をいただきました。
「穏やかひととき」の過去ろぐ→クリック

久しぶりに「萬年青」のマスターに会いました。ふるさとは福島県田村市大越。阿武隈山地の最高峰大滝根山(1192m)の西側、福島第1原発は真東に30数km。肉牛の生産農家を営んでいる実家、あれから2年数ヶ月、避難区域にはなっていないようだですが、肉牛の生産は完全にダメだそうです。

日高の里・・・小さな喫茶店「萬年青」で・・・小さな「コンサート」

2012-06-27 | 音楽
6月24日、久し振りで高麗の里の小さな喫茶店「萬年青」です。

日高市の日和田山の麓、喫茶店ですが普通の家のリビングです。

小さなコンサート「穏やかなひととき」です。
フルート:杉森代志子さん、荒殿真由美さん、ピアノ:杉山智子さん、歌:橋本志保さん。

ヘンデルから小学唱歌、坂本龍一の「Put Your Hands Up」(ニュース23の主題歌)・・・など。

穏やかなひととき・・・をいただきました。

久しぶりに「萬年青」のマスターに会いました。ふるさとは福島県田村市大越。阿武隈山地の最高峰大滝根山(1192m)の西側、福島第1原発は真東に30数km。実家は肉牛の生産農家を営んでいるそうだ。あれから一年数ヶ月、避難区域にはなっていないようだが、肉牛の生産は難しいようだ。若い者は村にはいられないといっておられた。


高麗の里で・・・フルートの音色を聴いた

2011-06-27 | 音楽
久し振りで高麗の里の小さな喫茶店「萬年青」です。
杉森代志子さんのフルートの調べを聴きました。




心穏やかなひとときを過ごしました。
                               
撮影はポケットデジカメCanon PowerShotSX110・・・操作音を消音にして。
今回この2枚だけしか撮っていません。いまのカメラは優秀ですね

曲目はショパンのノクターン20番「遺作」のフルートバージョン、ジャズのスタンダードナンバー「シング・シング・シング」、今日はお一人なのでCDによるバックバンド(フルートのカラオケ盤みたいなのがあるのですね)。
ショパンの「遺作」は2002年公開の映画「戦場のピアニスト」でポピュラーな曲になりました。「シング・シング・シング」は1936年作曲のスイングジャズの名曲です。日本では1955年公開の映画「ベニーグッドマン物語」で一躍有名になりました。いまや高校生のブラスバンド(特にマーチングバンド)の定番です。
いつものように童謡、唱歌、ポピュラーミュージック、クラシックなど楽しませてくれました。

「萬年青」のマスターの実家は福島県の阿武隈山地、蓄牛を営んでいるそうです。どうなるでしょうか。心配です。