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ムジカ公式ブログ MUSICA Official weblog

オーディオと音楽とすこしマニアック。 MUSICA are a new Hi-Fi brand from Japan.

サブウーハー発売前夜 vol.9

2018-02-16 | スピーカー

『サブウーハー発売前夜 vol.8』の続きです。



サブウーハーの仕様を発表したいと思います。



型名 Falcon(ファルコン)

品名 サブウーハー

ユニット・方式 25cmウーハー 密閉型

再生周波数 32~200Hz

内臓ネットワーク fc=150Hz、fc=75Hz、ネットワークバイパスの3モード切替

能率 90dB/oct/1m

外形寸法 H632mm W360mm D520mm

発売予定日 2018年3月1日

価格 \69800(税別・1台)

ファルコンはイタリア語で鷹を意味します。



今回のサブウーハープロジェクトで最も重要視したのは

ボンボンいう低音ではなく、キレが良くスピード感のある低域を実現することです。

鷹の飛行速度は時速130キロ以上で、最もスピードをだす動物のひとつです。

スピード感のある低域をぜひ体験していただけたらと思います。

現在ムジカ試聴室(ログハウス)ではFalconの試聴を行っています。

ご興味のあるかたは eigyou@musika.jp までご連絡ください。

また、本機は内臓ネットワークのバイパススイッチを設けています。

マルチアンプ方式で使用することも可能ですし、

将来は専用のパワーアンプも・・・次回に続きます。



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サブウーハー発売前夜 vol.8

2018-02-15 | スピーカー

『サブウーハー発売前夜 vol.7』の続きです。



このサブウーハーはパッシブ型ですので

エンクロージャー内部にネットワークがはいっています。

一般的なサブウーハーは-18dB/octや-12dB/octですが

本機は-6dB/octです。

この〇〇dB/octというのはフィルターの減衰特性を表わす数値で

-18dBは1/8、-12dBは1/4、-6dBは1/2を表わします。

-12dB/octは1オクターブ上がると出力が1/4になることを意味します。

サブウーハーを1台だけ使用する場合は中高域ができるだけ出ないほうが良いので

-18dB/octや-12dB/octがつかわれますが

本機では2台使用するのが前提なので-6dB/octでも問題はありません。

むしろ、メインスピーカーとサブウーハーが自然に交わるため

サブウーハーを使用したときの『サブウーハー使ってるぞ!感』が少なく

ナチュラルな音質が期待できます。

それではサブウーハーの仕様を発表したいと思います。

仕様

型名 Fal・・・次回に続きます。
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サブウーハー発売前夜 vol.7

2018-02-14 | スピーカー

『サブウーハー発売前夜 vol.6』の続きです。



一般的なエンクロージャーは木材やMDFが使用されますが

今回発売予定のサブウーハーのエンクロージャーには鉄が使われています。

全ての素材には固有の響きがあります。

これを共振といいます。

共振は響きの音程(周波数)と響きの音量(振幅)が2大要素です。

ある素材を叩いたときの音程が周波数で

同じ力で叩いたときに、より大きな音がする素材が振幅が大きい素材と言えます。

ただし、共振はある特定の周波数でのみ発生し、他の周波数では発生しません。

木材の場合周波数が低く、振幅は小さく、

金属の場合は周波数は高く、振幅は大きいのです。

そのため一般的なスピーカーでは振幅が小さいという点が重視され木材が使用されます。

サブウーハーの場合は超低域しか再生されませんので

高音に共振点を持ち、強度が高い金属はサブウーハーには最適な素材なのです。

次に、ネットワークについてです。

このサブウーハーはパッシブ型ですので

エンクロージャー内部にネットワークがはいっています。

一般的なサブウーハーは-18dB/octや-12dB/octですが

このサブウーハーは・・・次回に続きます。
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サブウーハー発売前夜 vol.6

2018-02-13 | スピーカー

『サブウーハー発売前夜 vol.5』の続きです。



今回発売予定のサブウーハーのエンクロージャーの素材ですが、

鉄を使用しています!

エンクロージャーとしてはかなり珍しい素材ですが、

サブウーハーは強度が最も優先されるため硬い金属を使用しました。

但し、金属をネジでとめるような組み立て方法では

空気が通る隙間が発生するためエンクロージャーには向きません。

そこで、

すべての隙間を職人の手で溶接しています!

溶接しただけでは接合面がガタガタになってしまいますので

この部分を研磨し、塗装しています。

とても綺麗な鏡面仕上げです。

上面の三角部分に上に載せたスピーカーが映っているのがわかります。



鉄板の厚みは3.2mm。

かなり重いです・・・。

サブウーハーにとって重量があるということは好ましいことなので

金属はとても良い素材・・・次回に続きます。
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サブウーハー発売前夜 vol.5

2018-02-12 | スピーカー

『サブウーハー発売前夜 vol.4』の続きです。



今回発売予定のサブウーハーは直径30mmのセラミック製の足を用いて

3点で床面に設置される設計です。



3点での設置は写真の三脚にも使用されていますが、

絶対にガタツキがおきません。

海外のスピーカーやアンプにはよく使用されています。

当社の試聴室で使用されている英国rega社のレコードプレーヤーも3点設置です。

また、最近のサブウーハーは内部にアンプを搭載した

アクティブ型が多いのですが、

当社のサブウーハーはコイル等の素子を使用したパッシブ型です。

アクティブ型はコントロールが簡単で

どんなスピーカーに接続してもソコソコ使用できます。

パッシブ型はパワーアンプのクオリティがそのまま音に反映されます。

また、電源を使用しないので、ノイズについて考える必要がなく

邪魔な電源ケーブルもありません。

接続方法はとても簡単で

メインスピーカーとパラレル(並列)に接続するだけです。

次にこのサブウーハーのエンクロージャーの素材ですが、

なんと・・・次回に続きます。
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