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新しいスピーカーがやってきたぁ! vol.1

2017-06-08 | スピーカー

試聴室に新しいスピーカーがやってきました!

英・モニターオーディオ BRONZE 1です。



ムジカではドイツ・クアドラル社のスピーカーをリファレンスとしてきましたが

クアドラルは高級スピーカーが得意なメーカーで

一番小型のロジウム200でも98000円(税別・ペア)。

今回テストしたモニターオーディオ BRONZE 1は44000円(税別・ペア)です。

仕様は以下の通りです。

英・モニターオーディオ BRONZE 1仕様

形式:2ウェイ・バスレフ

ユニット:140 mmウーハー  25 mmドームツイーター

クロスオーバー周波数 3.2 kHz

インピーダンス 8Ω

能率:87dB

周波数特性:55Hz~30KHz

寸法:高260 x 幅165 x 奥行180 mm

重量:3.86 kg

特性だけを見ると一般的なブックシェルフスピーカーですが・・・

ここで注目したいのは14cmのウーハーであるにもかかわらず

能率が87dBと低いということです。

こういったウーハーはコーン紙が丈夫で重量があり超低域の再生が得意です。

反面、パワーアンプに大きなドライブ能力が必要でありアンプを選びます。

ところが、周波数特性を見ると55Hz~30KHzとなっており

意外と低域が延びていません。

なぜでしょう??

同様のウーハーを使用した上級モデルBRONZE 5を見ると

37Hz~30KHzとなっています。

つまり、

BRONZE 1のウーハーは37Hzまでの再生能力があるにもかかわらず

バスレフポートの設定を55Hzとし

実用域での音圧低下を避けている設計だと思われます。

ところで、BRONZE 1にはバスレフポートを塞ぐためのスポンジが付属しています。



このスポンジでポートに負荷をかけると、密閉型に近い特性になります。

すると最低周波数が下がり、37Hzに近づいていきます。

ただし、超低域の音圧は低下しますのでトーンコントロール等で低域を増強しなければなりません。

初心者からマニアまでナカナカ遊ぶことができそうなモデルです。

次に高域ですが・・・次回に続きます。



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