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真空管を使用した緩衝増幅器を発売!vol.3

2016-10-24 | いぶき Ibuki
「真空管を使用した緩衝増幅器を発売!vol.2」の続きです。

真空管を使用した緩衝増幅器(バッファーアンプ)を発売しました。



Ibuki Fiorello-cdbです。

『真空管を使用すると暖かい音になる』

『真空管を使用すると懐かしい音になる』

これは正しくありません。

真空管という素子の音は極めてナチュラル。

実は設計者が『暖かい音』や『懐かしい音』になるように設計しているのです。

クールでハイスピードな真空管アンプを作ることも出来ますが

それでは売れないので世のオーディオメーカーは暖かい音になるよう設計し、

それを真空管のご利益と謳います。

実は真空管の良さはその音色ではなく

小音量時の音楽の再現性なのです。

トランジスターアンプは音楽の音量の小さな部分が消えてなくなってしまうような気がします。

たとえば、

オーケストラがフォルテシモで盛り上がっているとき

ひっそりと鳴っているオーボエの音。

JAZZのピアノトリオでピアノ線を

ハンマーが叩く瞬間のアタック音。

こういった音が出にくいのがトランジスターアンプです。

その傾向はIbuki Fiorello-cdbにもいえます。

ではなぜ真空管は小音量再生が得意なのでしょう?

トランジスターは電子なだれ現象を利用していますので

素子の架せられた電圧に頼って増幅を行います。

ところが真空管はヒーターという発熱器によって無理やりカソードを加熱し

電子を放出します。

外部の熱エネルギーによって無理やり増幅するため

音楽信号のエネルギーを使ってしまうことはありません。

これが真空管が小信号の増幅が得意な理由だといわれています。

ただし、外部の熱エネルギーにかなりの電力を使用しますので

熱くなりますし、消費電力も多くなります。

そのため真空管の大きさも大きくなり

現在のiPod等にはまったく使えない素子というわけです。

ところで、

Ibuki Fiorello-cdb発売キャンペーンを行います。

発売を記念して2016年11月末まで特別価格で販売します。

(キャンペーンの対象となるのは当社ショップで販売分のみです)

標準価格¥59800(税別) -> キャンペーン価格¥29800(税別)

詳しくはこちらへ

次回に続きます。



イベントのご案内

11月6日(日)当社試聴室(ログハウス)でイベントを行います。



今回のテーマは4万円以下のオーディオアクセサリー大集合です。

なかなか効果を確認することができないオーディオアクセサリーの

効果を試してみましょう!

場所:大垣市上石津町一之瀬1996 株式会社ムジカコーポレーション 試聴室(ログハスス)

時間:午前の部10:30~12:00、午後の部13:30~15:00

愛聴盤(CD・レコード)お持ちいただければおかけします。




レコードプレーヤーのセットを発売しました。



レコードプレーヤー英REGA社のP1のカートリッジを米SHURE社のM97XEに変更し、

真空管を使用したムジカのフォノアンプIbuki Fiorello-pho/mmをセットにして販売します。

合計125000円をセット価格63000円(税別)。

限定5セット。詳しくはこちらまで

http://www.musika.jp/spb.html



アウトレットモールが充実しています。

ぜひご覧ください。
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