【歯顔大笑】

歯を見せて大きく笑おう!

93.【舌の根の乾かぬうちに】

2011-11-28 | その他
【舌の根の乾かぬうちに】

この言葉はみなさんもよく耳にされ、使われた事もある事かと
思います。 

意味は・・・
 大辞泉によると、
 ・言葉を言い終わるか終わらないうち。
 ・前言に反したことを言ったりしたりしたときに、非難して用いる。
とあります。『知ってるよ』『思った通り!』という感じでしょうか。

実は今回この言葉を取り上げたのはおもしろいデータがあったから
なのです。それは・・・文化庁発表によると、

”平成18年度「国語に関する世論調査」では、本来の言い方である
「舌の根の乾かぬうちに」を使う人が53.2パーセント、間違った言い方
「舌の先の乾かぬうちに」を使う人が28.1パーセントという結果が出て
いる” とあったのです。みなさんはちゃんと「舌の根の乾かぬうちに」
と言っていましたか? 

日常よく耳にしたり使っている言葉でも、このように多くの人が
誤って使っている言葉が結構あるものです。少しあげておきますが
なかなかおもしろく、もしかしたら間違って覚えているものもある
かもしれませんよ!

<誤>寸暇を惜しんで→<正>寸暇を惜しまず
<誤>的を得る→<正>的を射る
<誤>身入りのいい仕事→<正>実入りのいい仕事
<誤>目鼻がきく→<正>目端がきく
<誤>熱にうなされる→<正>熱に浮かされる
<誤>汚名挽回→<正>名誉挽回
<誤>素人はだし→<正>玄人はだし
<誤>青田狩り→<正>青田買い
<誤>取りつく暇がない→<正>取りつく島がない
<誤>眉をしかめる→<正>顔をしかめる
<誤>無実を晴らす→<正>無実の罪を晴らす
<誤>堂にはいる→<正>堂に入る
<誤>飛ぶ鳥跡を濁さず→<正>立つ鳥跡を濁さず

『こんな誤りしないぞ!』っというものものありますが、”間違いがち”
なものは、しっかり注意して使いましょう!!!

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