【口耳四寸の学(こうじよんすんのがく)】
みなさん、この言葉聞いた事ありますか?
意味もこれにまつわる話も深く、そしてためになるのでご紹介します!
まずは意味から・・・
口と耳との距離は約四寸、12センチほどです。人から聞いて
耳から入った知識をそのまま知ったかぶりして口からすぐ出し
て話す事。つまり受け売りで身についていない様子をいいます。
出典は「荀子-勧学」なのですが・・・
【荀子】(勧学篇)より
小人の学や 耳に入りて口に出て 口耳の間は 則ち四寸のみ
曷(なんぞ) 以て七尺の躯を美にするに足らんや
【口語訳】
小人は耳から学んだ学問をすぐに口に出してしまう 口と耳
までの距離はわずかに四寸 これでは七尺の身体全体に行き渡
らせることはできまい
これだけでも、耳から聞いて学んだ事をしっかり咀嚼、理解せず人
にペラペラと話してしまう事(よくあることだと思いませんか!?)
の浅はかさを感じますが、これだけではない深い部分があるのです。
この前文として・・・
”君子の学は、耳から入って、心まで辿りつく。
体の隅々に行き渡り、立ち振る舞いに現われる。
つまり、僅かな言葉が、全ての行為の規範となる。”
その後文として・・・
”小人は、語って、伝えようとする。
君子なら、黙って、伝えようとする。
魅せることが出来るのは、後者である。
つまり・・・
学ぶとはしっかりと理解し自分のものにする事で、さらに慎ましやか
にしていても周りに自然に知られることとなり、よい影響を及ぼす人
こそ本物であるっという事です。
どうですか?”口耳四寸の学”、この言葉にはこう学び、こういう人
になろうという意味の背景を知って覚えれば、”口耳四寸の学”に
ならなくてすみますね!
みなさん、この言葉聞いた事ありますか?
意味もこれにまつわる話も深く、そしてためになるのでご紹介します!
まずは意味から・・・
口と耳との距離は約四寸、12センチほどです。人から聞いて
耳から入った知識をそのまま知ったかぶりして口からすぐ出し
て話す事。つまり受け売りで身についていない様子をいいます。
出典は「荀子-勧学」なのですが・・・
【荀子】(勧学篇)より
小人の学や 耳に入りて口に出て 口耳の間は 則ち四寸のみ
曷(なんぞ) 以て七尺の躯を美にするに足らんや
【口語訳】
小人は耳から学んだ学問をすぐに口に出してしまう 口と耳
までの距離はわずかに四寸 これでは七尺の身体全体に行き渡
らせることはできまい
これだけでも、耳から聞いて学んだ事をしっかり咀嚼、理解せず人
にペラペラと話してしまう事(よくあることだと思いませんか!?)
の浅はかさを感じますが、これだけではない深い部分があるのです。
この前文として・・・
”君子の学は、耳から入って、心まで辿りつく。
体の隅々に行き渡り、立ち振る舞いに現われる。
つまり、僅かな言葉が、全ての行為の規範となる。”
その後文として・・・
”小人は、語って、伝えようとする。
君子なら、黙って、伝えようとする。
魅せることが出来るのは、後者である。
つまり・・・
学ぶとはしっかりと理解し自分のものにする事で、さらに慎ましやか
にしていても周りに自然に知られることとなり、よい影響を及ぼす人
こそ本物であるっという事です。
どうですか?”口耳四寸の学”、この言葉にはこう学び、こういう人
になろうという意味の背景を知って覚えれば、”口耳四寸の学”に
ならなくてすみますね!