【歯顔大笑】

歯を見せて大きく笑おう!

36.【”歯”のつく名字】

2010-09-27 | 
【”歯”のつく名字】

これを読んでおられる方で”歯”のつく名字の方はおられますか?
または知り合い、お友達ではどうでしょう? あまり思い浮かび
ませんがどんな名前があるんでしょう。。。

少し前にニュースなどでよく出た”姉歯(あねは)”さんという
名字は一挙に有名になりましたね。 他には・・・


多さ順では

  1.大歯 (おうば) さん
  2.姉歯 (あねは) さん
  3.歯黒 (はぐろ) さん
  4.歯朶尾(しだお) さん
  5.歯朶 (しだ)  さん

となっています。

その他、口や舌のつく名字は
  口(くち)さん、
  口人(あききよ・あまきよ)さん  
  口枳(くちき・くちのすき)さん
  口総(くちすぼ)さん  
  口中(くちなか)さん  
  口元(くちもと)さん  
  口羽(くつわ・くちば)さん
  口出(くもで)さん   
  口銀谷(くちがなや)さん  
  口中道(くちなかみち)さん  
  口輪野(くちわの)さん  
  口分田(くもで・くもた・くぶんでん)さん
 
  舌(した・ぜつ)さん  
  舌歯(したば)さん  
  舌間(したま)さん
  舌古(ぜっこ)さん  

等です。 めずらしい名字、結構あるもんですね。もし、他にも
ご存知でしたら、ぜひ、お教えください!

35.【tooth and nail】

2010-09-21 | 
【tooth and nail】

今回はまた”歯”と関連したちょっとおもしろい英語の表現です。
"tooth and nail"みなさんはどういう意味かわかりますか?直訳
すると”歯と爪”となりますが、それではまったく面白くありま
せんよね。 

では、ヒントです!
主に、一緒に使う動詞は  fight(戦う)  です。すこしは
予想がつくでしょうか?

答えは・・・

”必死で”とか“全力で”とか“死力を尽くして”という意味です。
日本語でもこのような状態の時には”歯を食いしばって”と”歯”
を含めた言葉がありますね。世界中どこでも必死になる時は爪を立
て、歯を噛みしめて体に力を行きわたらせるということでしょうか。

●fight tooth and nail : 死力を尽くして戦う

<例文>
We fought tooth and nail. (我々は一生懸命に戦った)
She fought tooth and nail to save the company. 
(彼女は会社がつぶれないように、あらゆる手段を使って必死に努力した)
We fought tooth and nail to gain more market share.
(我々はもっとマーケットシェアを獲得するために、必死に頑張った)

どうでしょう、話のタネ、または、機会があれば使ってみてください。

34.【偉人と歯】

2010-09-13 | 
【偉人と歯】

今回は偉人で、”歯とのかかわりエピソード” を残している人
の話です。 

■ラムセス二世 
今から3300年前頃のエジプトの偉大なるファラオです。 この人は
虫歯や歯周病に悩まされていたそうです。
☆大昔からやっぱりあったんですね、虫歯、歯周病。

■源頼朝
京都の豊岡神社には歯周病によって抜け落ちた豊臣秀吉の歯が納め
られているそうです。
☆行って、見てみたいです!

■シェークスピア
「いくら哲学者でも、激しい歯の痛みは我慢できない。」
☆どんな難しい事を語っている哲学者でも、歯の痛みには苦しんで
いたんですね。まじめな顔してこんな事言っている姿、笑えます!

■パスカル
歯の痛みに耐えかねて、気をそらすために数学の難問に挑戦!
ある夜、激しい歯痛に襲われ、しばらく苦しんでいた彼はあまり
の痛さに耐えかねて、少しでも気を紛らわすために数学の難問中
の難問に挑戦!解こうと歯痛のことも忘れて集中しました・・・。
☆ほんまに忘れられたんでしょうかねぇ・・・。

■ルイ14世
「歯はすべての病気の温床である」という説に基づき、全ての歯を
抜かれてしまいました。当時は麻酔もないため、歯は麻酔なしで引
き抜かれ、抜いた後は真赤に焼けた鉄の棒を歯ぐきに押し当て消毒
としていたそうです。  
☆虐待ですね。。。


■ニュートン 
いろいろな実験・研究に取り組んでいましたが、怪しい錬金術に取
り組んだ時期があり、水銀を大量に体内に含んでしまいました。
しかし、ひどい水銀中毒になっても、歯が1本抜けることも、薄毛に
なることもなく、85歳まで生きました。
☆水銀中毒でも一本も抜けずに長生き。すごい人はすごいんですね。

■ピュートル大帝 
歯科医療にとても興味があり、初歩的な抜歯術の手ほどきを受けま
した。そして抜歯器具を買い込み、廷臣たちの虫歯を麻酔なしで抜
く事を趣味にしていたそうです。
☆いい事してるのかと思ったら、趣味で遊んでたんですね。

■小林一茶
50歳を前にすべての歯を失ってしまっていました。最後の一本の
歯が抜けてしまうと、「歯が抜けて あなた頼むも あもあみだ」
と詠んでいます。歯をすべて失って歯の有り難さを実感し、あとは
阿弥陀仏の慈悲にすがるしかないと思ったようです。
☆食べにくかったと思いますが、お茶はたてれたんですね。

<おまけ>
■毛沢東
「虎だって歯磨きをしない」と言って歯ブラシをしていなかった
 そうです。
☆「ほんまかいな!?」って感じです!


33.【歯を抜く刑】

2010-09-06 | 
【歯を抜く刑・・・聖アポロニア】

目で見るだけ、聞くだけでも怖い刑ですね。 こんなひどい刑を
受けた人が“聖アポロニア”といわれる女性です。

紀元248年ローマ帝国が建国1000年の隆盛を誇っていた頃の話です。
当時皇帝はキリスト教には好意を持っていましたが、北アフリカの
アレキサンドリアにキリスト教に反感を持つ預言者がおり、流行し
ている病気や天災、地変はエジプトの神をないがしろにしている
たたりだといううわさを流しました。そして、この預言者に影響を
受けた暴民は、盛んにキリスト教徒の迫害を始めました。
 熱心なキリスト教徒のアポロニアという女性は、深い信仰心を持ち、
アレクサンドリア市民をキリスト教に帰依させる大きな力を持ってい
ました。しかし彼女もついに暴民に捕らえられ、エジプトの神に謝罪
して改宗するよう強いられました。しかし、そのかたい信念は変わる
ことなく、ついに顎を砕かれ歯を抜かれ、極めて残忍な処刑を受ける
ことになったのです。それでもなお、彼女はキリスト教に徹し、自ら
死を選んだので、この信念を称え、亡くなった約50年後の紀元300年に
「聖」の名を与えられ、「歯の神様」としてあがめられるようになり
ました。 

以後、しばしば歯痛に苦しむ人々はこの聖女にお祈りを捧げること
となり、歯医者の守護聖人としてもあがめられています。
また、ローマ・カトリック教会は、2月9日をアポロニアの祝日と定め
ました。

“すごい刑”と“すごい女性“だと思います。刑なので、もちろん
麻酔もなく、力づくて抜かれるわけですが、これがどれほど痛く、
その痛みがどれほど続くのかと思うと、想像を絶します。その刑に
耐え、信念を貫き自ら死を選んだアポロニアという女性は本当に
”すごい女性“だったんだなあと思います。