【口開け】(くちあけ)
この言葉、簡単で字は馴染みがあり、意味も”口を開けること”と簡単です。ですが、他にも使い方として
おもしろいものがあるのでご紹介します。
意味は
1 閉じてある物の口をあけること。封を切ること。
2 物事の初め。最初。かわきり。 「興行の-の日」
3 共有の山林や漁場の解禁。
4 能の形式の一。狂言方の台詞で一曲を始めるもの。狂言口開け。
5 上方の歌舞伎で,続き狂言の序幕の称。
等です。4、5では能や歌舞伎とありますが落語、講談などにもよく使われる言葉として紹介されています。
同義語としては
”のっけ ・ 出はな ・ 初っ端(ぱな) ・ はな(から) ・ とっつき ・ 発端 ・ 手初め ・
言い出しっぺ ・ 火付け役 ・ 仕掛け人” 等です。 わかりやすいですね。
通常は
『本日は”口開け”なのでご自由に・・・』
『連休の”口開け”は映画でも・・・』
というふうに使いますが、歌舞伎、狂言、能、落語等の風俗芸能によく使われた流れからか、現在ではクラブ
やバー等水商売のお店でよく使われています。お客さんが新しいボトルを入れた際のふたを開ける時のことを
いい、また、その日、一番最初に来店したお客さんの事をあらわす事もあります。
次は神様、仏様のお話で ”念仏の口開け” という言葉があります。
お正月の神様(歳神様)は、死を連想するということで念仏を嫌う(?)とされ、12月16日にその年最後
の念仏(念仏の口止め)を唱えます。そして、新年初めての念仏は正月16日までは唱えないという習わしが
あり、この1月16日の事を ”念仏の口開け” といいます。
(お盆は先祖を祀り仏教的な色が強く、お正月は神道色が強いので、この時期はあえて仏教的な行事を控える
ためのものではないかと考えられています。)
簡単な言葉ですが、毎日の生活で実際に使う事はあまりありません。ですが、これくらいの意味を知って
いると、話題の一つとして使えるかもしれませんね!
この言葉、簡単で字は馴染みがあり、意味も”口を開けること”と簡単です。ですが、他にも使い方として
おもしろいものがあるのでご紹介します。
意味は
1 閉じてある物の口をあけること。封を切ること。
2 物事の初め。最初。かわきり。 「興行の-の日」
3 共有の山林や漁場の解禁。
4 能の形式の一。狂言方の台詞で一曲を始めるもの。狂言口開け。
5 上方の歌舞伎で,続き狂言の序幕の称。
等です。4、5では能や歌舞伎とありますが落語、講談などにもよく使われる言葉として紹介されています。
同義語としては
”のっけ ・ 出はな ・ 初っ端(ぱな) ・ はな(から) ・ とっつき ・ 発端 ・ 手初め ・
言い出しっぺ ・ 火付け役 ・ 仕掛け人” 等です。 わかりやすいですね。
通常は
『本日は”口開け”なのでご自由に・・・』
『連休の”口開け”は映画でも・・・』
というふうに使いますが、歌舞伎、狂言、能、落語等の風俗芸能によく使われた流れからか、現在ではクラブ
やバー等水商売のお店でよく使われています。お客さんが新しいボトルを入れた際のふたを開ける時のことを
いい、また、その日、一番最初に来店したお客さんの事をあらわす事もあります。
次は神様、仏様のお話で ”念仏の口開け” という言葉があります。
お正月の神様(歳神様)は、死を連想するということで念仏を嫌う(?)とされ、12月16日にその年最後
の念仏(念仏の口止め)を唱えます。そして、新年初めての念仏は正月16日までは唱えないという習わしが
あり、この1月16日の事を ”念仏の口開け” といいます。
(お盆は先祖を祀り仏教的な色が強く、お正月は神道色が強いので、この時期はあえて仏教的な行事を控える
ためのものではないかと考えられています。)
簡単な言葉ですが、毎日の生活で実際に使う事はあまりありません。ですが、これくらいの意味を知って
いると、話題の一つとして使えるかもしれませんね!