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【歯顔大笑】

歯を見せて大きく笑おう!

99.【親の奥歯で噛む子は、他人が前歯で噛む】

2012-01-16 | 
【親の奥歯で噛む子は、他人が前歯で噛む】

このことわざご存知ですか? 私ははじめて聞いたことわざでした。
意味もほとんど予想できなかったのですが、みなさんはどうですか?

意味・・・

”親が子供を可愛がりすぎて必要なときに叱らないと、かえって他人から
 ひどく叱られることになるということ。”
 奥歯より前歯で噛む方が痛いことから、来ているようです。

それにしてもうまいこと表現するもんですね。本気でがぶりと噛む場合は
奥歯の方が大きな力をかけることはできますが、軽い力であれば尖って
いる分前歯で噛む方が痛い・・・・・こういう事よりも、その事をうまく
親子関係、しつけ、社会と結び付けて深い意味を持たすところに深さを感
じます。

意味は少し違いますが、類語として
 ”親の打つ拳より他人の摩るが痛い”
  親が戒めのために我が子を打つ手には慈愛がこもっているが、
  他人がさすってくれる手には情がこもっていないということ。
 ”打たれても親の杖の意味
  たとえ親に杖で打たれても、そこは子を思う慈愛の心がこもっ
  ているから、ありがたいものということ。
等があります。 

いずれにしても子に対するする親の役割は大きく、最近は”奥歯でゆるく
噛んでばかりの親”が多い感じがするのは私だけでしょうか???


97.【舌鼓を打つ】

2011-12-26 | 
【舌鼓を打つ】

ほとんどのみなさんはこの言葉、ご存知だと思います。多分、
自分で使うよりもテレビやラジオで耳にする機会の方が多い
のではないでしょうか。。。

意味は・・・
  ・あまりのおいしさに舌を鳴らすこと。「珍味に舌鼓を打つ」
  ・不満げに舌打ちをする。

ここで問題です!

あなたは、「舌づつみ」と言いますか?それとも「舌つづみ」?

正解は、“鼓”とは楽器の鼓のことですから「つづみ」が正しい
読み方です。

ところが、実際によくつかわれている言い方は「づつみ」の方が
圧倒的に多く、アンケートでは60%を上回る数字になります。

では、どうして”誤った読み方”がこれほどまで広まったのでしょう。

【音位転倒説】
”舌・つ・づ・み”は発音しにくいことから江戸時代初めのころ、
自然と言いやすい”つ”と”づ”を逆転させた”舌・づ・つ・み”
を使い始めました。
 これを”音位転倒“といい、他には「新しい」もこの例で、元々
「あらたな」という言葉があるように「あらたしい」であったもの
が「あたらしい」になりました。

【連濁説】
2つの言葉をくっつけて、1つの言葉にする時、後ろの言葉に濁音
をつけるというものがあります。例えば、小包(こ・づつみ)腕時計
(うで・どけい)等がその例です。 
それに従うと、”舌”と”つづみ”をくっつけて1つの言葉とする
場合は、”舌づづみ”になります。この”した・づづみ”はとても言い
にくく、響きも悪い事から”した・づつみ”と言うようになったという
二段階変化説があります。

まあ、国民の60%以上がこの”誤った読み方”をしている以上、
今やどちらも正解!というのが常識なようです。

いずれにしても、おいしいものを食べて”舌鼓を打つ”のに理屈は
いらないですよね!

96.【序の口】

2011-12-19 | 
【序の口】

この言葉はよく聞き、意味もみなさんよくご存知だと思います。

意味は・・・

 ・物事の始まったばかりのところ。例「この寒さはほんの序の口だ」
 ・相撲の番付で一番下に記される位。序二段の下。また、その地位
  の力士。

相撲では「序ノ口」と書き、”始まったばかり”を意味する時は
「序の口」と書く事がことが多いようです。


では、なぜ”序の口”と書き表すようになったか・・・

 元々はやはり相撲の番付の”序ノ口“が由来です。”序ノ口”は
 番付にはじめて書き表してもらえる地位なので、昔は”上り口“
 という意味で”上ノ口”と書かれていました。それが”序“には
 ”序盤”などのように、物事のはじまりや最初という意味がある
 事と、一番下の地位にあるにもかかわらず、”上“と書かれる事
 のおかしさなどから”序“が用いられるようになったようです。
 そして、日常的に物事の始まりを意味する時は相撲の番付と区別
 するために”序の口”と真ん中の”ノ“を”の”にして書くよう
 になりました。

こういうふうに日常的に使っている言葉にも、”へぇ~!”っと
思うようなところから来ている言葉が結構あるもんですね。紹介
している私もおもしろく、日本語って深いなぁ~!って思います。

95.【口幅ったい】

2011-12-12 | 
【口幅ったい(くちはばったい)】

よく聞く言葉なのでみなさんご存じだと思います。では、ここで
”日本語を使う全ての方へ~日本語検定~”からの問題です!

”次の言葉の使い方として、適切なのはどっち?
〔口幅ったい〕(くちはばったい)
【 1 】口幅ったいとは思いますが、自説を述べさせてください。
【 2 】伯母は、私のすることに何かにつけて口幅ったいことを言う”

こういう書き方をされるとこんがらがってしまいませんか?
正解は
【 1 】 です。
「口幅ったい」は、身のほど知らずで、偉そうな口のききかたをする
こと、また、生意気なことを言う様子を表す言葉です。よって人前で
自説を述べる事を謙虚に言っている【 1 】は適切なのです。


 ”口幅ったい”とはどういうふうにしてできた言葉なのか・・・
ちゃんとした正解を得ることはできませんでしたが、ある説によると
”口幅いたし”で、はなはだしく口幅が広いという意味があるそうです。
はなはだしく口幅が広いこと、これは大きな口、大口をたたくという
意味になり、発音も”口はばいたし”がいつの間にか”口はばったい”
になったというものです。
 信憑性があるようなないような・・・。

 口幅ったい説明、失礼いたしました!

94.【口に糊する(くちにのりする)】

2011-12-05 | 
【口に糊する(くちにのりする)】

私はこの言葉、聞いた事ありませんでした。みなさんはどうですか?
口に糊をして閉じ、黙らせる・・・そんな乏しい発想ではダメですね。

意味は・・・
「糊する」は、粥(かゆ)をすするという意味で、 貧しい生活を何とか
かんとか凌いでいるといった感じです。「口を糊する」「糊口」とも言い、
やっとの事で食べ、何とか暮らしていくことを「糊口をしのぐ」と表現
します。

使い方としては・・・
「日雇いに出て口に糊する」。
”口をつぐむ”や”口を閉じる”の意ではないので注意して使わないと
いけないですね。

出典は史記で「伍子胥(ごししょ)は,夜歩き昼は隠れて,陵水にいたる。
口に糊することなく..呉に到着し,闔閭(こうりょ)をその王とした」
とあります。 
また福沢諭吉の学問ノススメの中にも「芸を以て口を糊するは難きに非ず」
と書かれています。

できれば口に糊するという生活ではなく、少し余裕のある生活がしたい
ものですね。