【歯顔大笑】

歯を見せて大きく笑おう!

96.【序の口】

2011-12-19 | 
【序の口】

この言葉はよく聞き、意味もみなさんよくご存知だと思います。

意味は・・・

 ・物事の始まったばかりのところ。例「この寒さはほんの序の口だ」
 ・相撲の番付で一番下に記される位。序二段の下。また、その地位
  の力士。

相撲では「序ノ口」と書き、”始まったばかり”を意味する時は
「序の口」と書く事がことが多いようです。


では、なぜ”序の口”と書き表すようになったか・・・

 元々はやはり相撲の番付の”序ノ口“が由来です。”序ノ口”は
 番付にはじめて書き表してもらえる地位なので、昔は”上り口“
 という意味で”上ノ口”と書かれていました。それが”序“には
 ”序盤”などのように、物事のはじまりや最初という意味がある
 事と、一番下の地位にあるにもかかわらず、”上“と書かれる事
 のおかしさなどから”序“が用いられるようになったようです。
 そして、日常的に物事の始まりを意味する時は相撲の番付と区別
 するために”序の口”と真ん中の”ノ“を”の”にして書くよう
 になりました。

こういうふうに日常的に使っている言葉にも、”へぇ~!”っと
思うようなところから来ている言葉が結構あるもんですね。紹介
している私もおもしろく、日本語って深いなぁ~!って思います。

最新の画像もっと見る