イコンのもとに


在宅介護16年が終了後、やっと自分のために生きられる。イコンも描いてます。ブログは書いたり書かなかったり、気分で。

便の話

2021年07月16日 | イコン
度々書いてはいますが、
人吉ハリストス正教会のアクリルのイコノスタスを
赤磐のイコン画家が描いていた時に、
私もガブリエルとミカエルを描いていましたが、
「年寄りばかり見ていないで、さっさとイコンを描きなさい」と言われたんです。

まだ、しっかりしていた両親に、その話をしたら
「本当の宗教画家とは思えないから、早くイコン教室も
イコノスタスの手伝いも辞めなさい」と言われました。

赤磐のイコン画家は、私が描きかけのガブリエルとミカエルを取り上げて持って行ったので、
私も、やれやれ、嫌でたまらないイコノスタス、
アクリル絵具に粉の顔料ぶっこめとイコン画家に支持されて
そんなアホな画家はいませんから、
嫌でたまらなかったから、
イコン画家が取り上げて持って帰り、せいせいしました。
「岡山は私たちを敬わないバカばかり」と十何年聞き続けていたので、
赤磐のイコン画家とは関わるなと両親も言ったのです。

「年寄りばかり見ていないでイコンを描きなさい」と勝手なことを平気で言えるのは、
自分が介護をしたことがないから。

私は現在、在宅介護歴は約10年、
その前の、介護じゃないかなぁ、が4年ほどありましたから、介護は14年です。
介護で、両親の便や尿を触らない日は全くありません。
(父は2015年亡)

今日も訪問看護士さんが来てくださり、
母は毎日少しは便も出ているのですが、りきむことは難しいので、
浣腸をしたら、大量に便が出ます。
看護士さんが便を出してくれることを、摘便てきべん、というそうです。
その大量の便を紙でとり、
私は毎日、トイレに流しに行きます。
介護って、食べさせることと便や尿の始末がほとんどなんです。
便を毎日つかむ手で、ご飯も作るし、イコンや絵も描いています。

「年寄りばかり見ていないでイコンを描きなさい」
なんて、自分の孫に言え‼️
札幌ハリストス正教会の神父の娘のくせに、ろくでもなかったわ‼️
介護もしたことがないくせに、
年寄りの便や尿を触ったこともないくせに、
岡山県民や作家たちを
高飛車にいじめてきた高齢者作家夫婦は
人間の先輩としても、全く信用できないですね。
画家としては、もちろん、信用ならない。
他人様をいじめていたら、どうなっていくか?
恐ろしいです。
私より、岡山の陶芸家たちはいじめられてきましたから。

私は、年寄りを見ながらでも、
イコンは描いていくつもり。
ただの塗り絵でも、人様のお役に立つかもしれません。

ZECCHIが日本でも手に入るようになって、よかったよねー。
御本家が日本で買えるのは、幸せなことよ。
寺田さん、ありがとうございます。


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