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ー いつも模索しながら ー

梅雨真っ盛りの有馬温泉でオノマトペ?

2016年06月24日 | 日記

24日(金)、大阪も梅雨の最中、今朝はうす曇りですがお天気はまずまず。気をつけて折畳みの傘を持参して出かけました。

3,4カ月ごとに出かける有馬温泉の「金の湯」(大型の銭湯なみの温泉)へ午前中から行ってきました。午後には雨模様になるという予報からか、男性湯はがらがらに空いていました。女湯の方はそでも結構お客がいるように見えました。湯を上がってみると、もう雨が降っていました。丁度あった「金の湯」前の幾らか広い喫茶コーナーへ入ってみました。入り口暖簾には”ほっこり饅頭”と書いてあり、お店の売り物のようです。これをコーヒーの当てに注文しようとすると、ほっこりさんですか?と言うご返事。ほっこりさんという言葉はもしかして京都言葉?とお嬢さん店員に尋ねると 分かりません と言うご返事でした。たしか京都の言葉の中に、心と体を暖かくして、極端でない気持ちを 表現する古い言葉と聞いたことがありました。詳しい人によると、最近、「町家でほっこり……」とか「温泉でほっこり……」というふうに、「ゆるゆる」や「のんびり」に似たような使い方をされることの多い「ほっこり」ですが、本来の京ことばの意味あいは、少し違うとか。ホッとする……、ひと休み……というニュアンスも含むのですが、「ほっこり」は、その前に「ドッと疲れた」という前提があるのが特徴だそうです。温泉に温まって、どっと疲れた感じで、この粒餡とか漉し餡の饅頭を食べてみよう、と言う意味ではないのかな。でも、ほっこり とは古い京言葉で、言語学的にはオノマトペに属す?のか、面白い表現です。

                                   

                                   


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