ここの地下も人影がない

16日（土）は梅雨前線の停滞と、太平洋に発生した暴風の影響で夕方まで、近畿地方は一日雨でした。いま、午後9時には、猛烈な雨が降っています。

今日は久しぶりに、「上本町ハイハイタウン」の地下を通り過ぎました。この地下には、かっては小さな飲食店（特に一杯飲み屋）が数十軒入っていました。１５年前にはいつも昼下がりからもう一杯飲みたくなる人が大勢いました。時代が変わったというか、最近は夕方になってもあまり客の影がありません。普通の日には会社帰りには飲んでいた人がいなくなりました。土曜日は家族と過ごす時代でしょうか。この地下にあった一杯飲み屋も店がかなり減りました。景気の後退と追い打ちで銀行貸し渋りが手伝って、どこも経営が大変です。最近はすっかり様相が変わってしまいました。何よりも大きな原因は、お酒を多く飲む習慣の人が減ったことでしょう。いまは何処へ行っても「健康にいいのはーー」と禁煙とともに節酒も言われます。中年以上の人が節酒をすれば、次世代の人も（誘う人がいないので）あまり飲まないようになってきます。そういう時代背景か、今日の午後4時過ぎ、上本町ハイハイタウンの一杯飲み屋街は人影が全然見当たりませんでした。時代が変わったのでしょうか。少々さびしい。