9日(金)は朝から好天でした。近畿地区の中には今年一番の気温を示す地域もあるようでした。豊中は外歩きは止める方がいい様なじとじとした蒸し暑さでした。汗いっぱい。
東豊中地区の住宅街の中の空き地に高層有料老人ホームができる予定地があります。最近は、市町村公立の老人ホームはどこも満員で入居の順番待ちと聞きました。民間の経営する老人ホームは何かと問題があるように聞きます。企業が運営する所は結局はお金がある人には都合いいものになっています。有料という金額の大きさの問題、持病に対する医療を含めるのかという問題、認知症などが新たに発生した折の問題などいろいろ見識や持論が違うようです。私もある市立老人ホームでボランティアした折、5階建て施設の中二階はエレベーター前に鍵をかけて関係者以外の出入を禁止している状態でした。認知症の人の特別措置でした。私としては老人(特に長生きしている人が多いのが理由かもしれませんが、入居者の9割が女性ばかり)は鍵のある階で介護を受け認知症になって車椅子に座り余生を送るイメージがあります。この高層(高層とは国の定義では6階以上)有料老人ホームに一体どのくらい人数、どういう人が幸せな余生を送ることになるのかと、一瞬想像しました。各家庭での人生終末を家族とともに迎えると言う国家方針に反し、周りにあまり迷惑を与えたくない、出来れば安い公立的な場所での終末をということ、を望む声が多いのも実情です。今後、どうしていくのがいいのでしょう。