ビビは、その女ミス・オールサンデーに怒りを抑えることができなかった。
「ナメんじゃないわよ!!!よくもイガラムを・・・!!!」だが、ビビの敵う相手ではない。
女は、ビビやチャカがバロック・ワークスの部下にした事と、バロック・ワークスがイガラムにした事は同じだ、と主張した。どの立場であれ、仲間をやられるのは悔しいものである・・・と言い終わるや女は、ビビの体にその手を突き刺した。
イガ . . . 本文を読む
アラバスタ最大のカジノであり、クロコダイルの隠れ家である「レインディナーズ」の中心で、ルフィは叫んだ。
「クロコダイルーーーーっ!!!出て来いーーーーーーーっ!!!」
すると従業員達が、ルフィ達をすんなりとVIPルームへと案内してくれた。後先を考えないのがモットーのルフィ達は、誘われるまま牢へと直行した。敵の思うツボ。
ルフィは、その牢の鉄柵にふれていると、なぜか海に入っ . . . 本文を読む
”麦わらの一味”は気合いを入れて、暗殺組織バロック・ワークスの本拠地「レインベース」へと乗り込んだ。
乗り込む前に、ウソップはナミの武器である棒を改造した新しい武器”天候棒(クリマ・タクト)”を渡しておいた。
クロコダイルを追ってきたはずが、その町には先にスモーカー大佐とたしぎ曹長が率いる海軍が”麦わらの一味”を追って入ってきており、ルフィは、街でいきなりスモーカーと鉢合わせする。
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”麦わらの一味”はサバを再度渡って「レインベース」へと向かう。そこでルフィとビビはある「約束」を交わす。
だがアラバスタは全土で戦争への機運が高まっていた。「ユートピア作戦」開始まであと17時間。 . . . 本文を読む
「やめた」と言って動こうとしないルフィと、一刻を争うビビが大ケンカをする。そこでルフィから出た言葉に、ビビは大泣きする。「なんだ、出るんじゃないか、涙」
ビビを仲間だと思うルフィの熱い思いが込められた感動の一話。 . . . 本文を読む
クロコダイルは、BWのエージェントに「ユートピア作戦」の全貌と自分の正体を明らかにした。
一方ユバでは、トトの穴掘りにルフィがつきあい、僅かな水がしみ出してきた。だがトトの願いに笑顔で応えるビビを見たルフィは「やめる」と言い出した。 . . . 本文を読む
ビビが、老人「トト」とその息子「コーザ」と出会った11年前の子供時代。
国を愛するまっすぐな少年コーザと、彼らと「砂砂団」を結成して逞しく遊ぶ幼き頃のビビ。子ども達を優しく見守る国王や王宮の人々。反乱軍が立ち上がる前のアラバスタ王国は幸福な国であった・・・。 . . . 本文を読む
かつての砂漠のオアシスの町「ユバ」は、枯れ果てたゴーストタウンとなっていた。そこに一人棲む老人が、ビビを見て涙を流した。「ビビちゃんなのか?私だよ、わからないか!?」と言われてその顔をよく見るとその人は・・・。 . . . 本文を読む
アラバスタ王国は、王都「アルバーナ」を除く地では3年間雨が降っていない。そして2年前の「ダンスパウダー事件」によって人々は、この長い干ばつは国王の仕業であると考えるようになっていた。
「ダンスパウダー事件」とは・・・。 . . . 本文を読む