154話 アラバスタへ (冬島・チョッパー登場-25) 2015年12月04日 | アラバスタ編 後に語り継がれるこの「ヒルルクの桜」は、まだ名も無きその国の、自由を告げる声となって夜を舞う。 ちょうどこの土地で、おかしな国旗を掲げる国が誕生するのは、もう少し後の話だ。 ピンクの雪が静まったころ、城では、ドクトリーヌとドルトンがいつまでも海の方を眺めていた。 おもむろにドルトンが「もう島を出た頃でしょうかね。医者として最高の心と、最高の腕を継いだトナカイとは・・・」とつぶ . . . 本文を読む