今日はオリーブコープ自然派さんからのご依頼で、
お料理教室を開催させていただきました。
アレルギーチームさんが主催してくださいました。
最近は、産声とともに80%くらいの赤ちゃんが何らかのアレルギーを持って生まれてくると言われています。
その原因の多くは食物によるもの。
牛乳、卵、小麦粉、大豆・・・アレルギーパッチではこんな食品がアレルギーの要因と限定され、それらの排除食をされるのが一般的です。
同時に、ステロイドのような薬剤が処方されます。
歯科の立場からアレルギーを見ていきますと
多くの場合が、お口の中の問題と比例してアレルギーの罹患率も上がっていきます。さらには、口呼吸の比率も同じ軌跡をたどります。
つまり、逆から考えると、口呼吸を止め本来の鼻呼吸になるようにトレーニングする→お口の問題を作る糖類をコントロールする→アレルギーが治るという構図になります。
お医者さんに行ってもなかなかアレルギーが治らない理由は砂糖の排除を言わないからです。このことを知っている歯医者さんに行くとアレルギーが治るのも頷けます。
是非糖類のコントロールをしてみてください。
それから、出来るだけ無農薬のものを。
無農薬は高いからってニュアンスでお話される方がたくさん居られましたが、
病院にかかる費用や時間や労力を考えれば出費としては変わりないのですよ。
私はマクロビオティックを実践するようになって、我が家のエンゲル係数は歴然と下がり、実践前と比べるとその差は年間60万円にもなります。
1kg/4千円の土佐の塩丸と、720ml/1260円の丸中醤油、手前味噌か1kgあたり1千円くらいの味噌・・・そしてオーガニックな食材を選んでも、食費は下がったのです。
ぜひ、考えかたを見直してみてください。
また、出来るだけ加工食品を避けて、手作りを実践していきましょう。
お料理が苦手って方は、きっとお料理を褒めてもらえていないんでしょうね。
だから、ますますお料理が好きでなくなるんですね。
かわいそうです。お料理下手という思い込みの呪縛から解放してあげたいです。
美味しいものが好きな方は、必ずお料理上手になりますよ。
楽しくなれば、手作りがしたくて仕方がなくなります。
アレルギーは、ご本人も、支える家族も大変です。
食を根底から見直さなくてはなりませんからね。
でも、これはシアワセへのチャンスです。
食を変えれば人生が変わります。
欧米化された食を嗜好するようになって増えた病気。
人を良くするのが食なはず。
日本人は日本人の食べようがあるのです。
それができて初めてシアワセな人生が始まります。
そして、心持ちを変えること。
料理は、文字通り「ことわりをはかる」と言いますが、理屈の根拠をさぐるものではなく、一升の米に道筋をつけ宇宙の主と司をまとめることです。
つまり、個(己のこと)だけではなく人と人との和を生み出すことが「料理」という神聖なる儀式として毎日繰り返されているのです。
ココロを失くして、料理とはいえません。
どんな素材を使おうが、ココロ(愛)が溢れていれば、料理を持って命を吹き込むことができるのです。
深く言えば、マクロビオティック料理法というテクニックが料理ではないということです。
今日はこんなお料理を作りました。

玄米ごはんボール(梅干、菜の花、鉄火味噌)、切り干し大根と高野豆腐のラグー

甘い野菜のブレゼと海藻の味噌ストローネ(大豆不使用の味噌を使用 米と粟の合わせ)

温かい林檎のエテュベ 甘酒のソイソース仕立て

季節がらキャンセルの方が6名ほどおられたようですが、25名の皆さんとご一緒することができました。
不慣れな会場で、少し手間取りましたが
喜んでいただけてほっとしております。
ご参加くださった皆さん、お世話いただきましたTさんをはじめスタッフの皆さんありがとうございました。