(裏)長男の荷物

それどこで買ったの?いくらしたの?Where did you get It? How much was It done?

カッパドキア Kapadokya ギョレメ国立公園 Göreme Milli Parklar

2015年01月23日 22時03分53秒 | トルコ
トルコから帰国して、1年と3か月が経過してしまいました。様々出来事が有ったのですが時の経過は早いものです。
折しも、ISIS による邦人の拉致誘拐が起きているさ中でのトルコ編再開です。
決してバカにしているわけではありません、しかしイスラム教は日本人からするとやっかい。歴史が浅いからというのは短絡的かもしれませんが、イスラム教の教義がストレートに現代に繋がっているので、今この時代、この時にもコーランが唯一無二の絶対であり、それ以外は無し。馬屋で生まれた人が神がかった宗教や、インド奥地の王様の息子が悟った宗教が、罪とか煩悩といった人の内在と対峙することからストーリーが始まるスペクタルと違って、いきなりコーランに帰依。
ムハンマドがどうチャネリングしたかどうか。7世紀といえば聖徳太子が遣唐使を送り出した時代である。そのころ中近東で何が起こっていたかというと、ビザンツ帝国とササン朝ペルシアがせめぎ合った結果、双方とも衰退し権力の空洞化、無秩序。しかし場所はシルクロードの要所。無秩序じゃ商売にならない。帝国では無い新しい共同体を作るという社会改革が、イスラム発祥のバックボーンとなっているのではないかな。
トルコはかつて偉大な指導者が国の礎を築いたので、政教分離が国是ともなっている。しかし、イスラム界隈ではトルコはイスラム国家では無いとしている。

長くなりますので止めます。写真ダダ貼りしていきます。

トルコを旅行したのは、2013年10月9日から。この日は10月14日。朝の6時にモーニングコールで起こされて
ホテルはRixos Hotels Konya リソス・ホテル
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車で3時間ほど走って
スルタンハン ・ケルヴァンサライ Kervansaray
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中は特に何も無い。あーそう、で終わり。中央アナトリアが貿易路として栄えた時代、隊商の宿泊所として建てられたそうだ。隊商、そうキャラバンね、元はペルシャ語だったのですね。よくわかりませんが、13世紀ころの要塞・宿舎・礼拝堂。
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カッパドキアへ行くツアーの休憩所だ。悪口書いてすまん
キャラバンからまた車で2時間走って
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ギョレメ国立公園 Göreme Milli Parklar
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奇岩群と古代ローマ時代にギリシア人のキリスト教徒によって建設された地下都市がある。
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St. Catherine Chapel 聖カタリナまたはアレクサンドリアのカタリナ。聖大致命女エカテリナとして敬われ、ローマ・カトリックでは伝統的に『十四救難聖人』の一人とされている。ジャンヌ・ダルクと話したとされる聖人の一人だそうだ。
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内部は撮影禁止
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(勝手に転載)
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お昼ごはん。洞窟レストラン。嫌な予感がする。洞窟じゃない普通の方がいい
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鱒の塩焼き定食
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味?見たままだよ。嫌な予感が当たった。鯖といい、トルコへ行くときはインスタントみそ汁と七味唐辛子を持っていくべし

トイレ休憩で、ツアーお決まりのお土産物屋に。ここはトルコ石(ターコイズ)
AGAD JEWELLERY だそうだ
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石が1個付いた指輪が3万円くらいだった。トルコからトルコ石の産出はない(本当)だからわざわざここで買う必要は無い。相場も分からないし。密林の「Amazon」を見てみましたが、いかにも顔料を混ぜた代物がゴロゴロ(石だけに)ありました

岩窟城ウチヒサル Uchisar
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人の写真を勝手に転載してあれだが、裏側はこんなんだって
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家が多い。当たり前です、今時岩山に住みませんよ
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カイマクルの地下都市 Kaymaklı
入り口
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紀元前から存在し、ローマ帝国の迫害を逃れてこの地に辿り着いた初期キリスト教徒たちが隠れ住み、何世紀もかかって掘り進められて地下8層、2万人が暮らしたと
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人力で掘ったことは、さぞ大変だったろうと苦労は偲ばれるけど、観光は全くもって面白くない
出口で露天のおじさんから、ピスタチオとか干しアンズ、カボチャの種とか4袋選んで1,000円(日本円札)で買いました

ユルギュップ Zelve Open Air Museum
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ここは外から写真を1枚撮っただけ

いよいよカッパドキア、カッパドキアしてます
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ラクダ岩
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三姉妹
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夕日の名所ローズバレー
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ここに来て、日没まで間があったのでトルココーヒーを。5TL。ご存知の方もいらっしゃるでしょう、占いができるとか。コーヒー粉にお湯を注いだだけ。私は苦手なのです、甘酒、濁り酒、マッコリ、アサリの砂、とにかくザラザラしたものが
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日没
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フォトショで少し修正しました。日没じゃお腹はふくれんよ
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洞窟ホテル
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雰囲気いいですね

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洞窟ホテルではありません。そっちはオプション。
こっちはDOUBLETREE BY HILTON AVANOS CAPADOCIA
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赤と白を飲んだらしい。2本もねぇ。しょうがない、ごはんが不味い。しょうがなくはないか。美味しいのは生野菜と果物だけ、ワインはまぁまぁ
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シズカちゃんの入浴シーン。のび太さんのエッティ
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バスルームの壁の扉を開くとベッドルーム越しに外が見えます。おしゃれですね、一人ですけど
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長い一日でした
しかし、翌日、さらに試練が続く

※ここカッパドキアで、9月9日に日本人大学生2人が死傷するという被害にあいしました。ツアーなので無理かもしれないと思っていましたが、寄れるか聞いてみましたが押せ押せのスケジュールだったので無理でした。どうぞ、やすらかに

2013年10月14日

宗教についてあれこれ、面白おかしく書こうかと、しかし邦人の拉致誘拐でそんな雰囲気一気に吹き飛びました。拉致誘拐は犯罪です。国として、国民として無事、無条件に2人の解放を強く望む
冒頭でも書きましたが、商売の秩序のために宗教を興したのも一つの理由、というのが私の勝手な持論です。アラビアンナイトしかり、まずは大ホラ吹っかけてくるのがアラビア商人だ。どこで値切る(落としどころ)を持って行くかだと思う。ヤツらは客を大事にするよ、粘り強く(諦めないで)交渉するしかない

※追記
ISIS をイスラム教から読み解こうとしましたが、大きな間違いでした。ISIS は国家を標榜していますが、ただの武装犯罪者組織です。イスラム教と関連付けることはモスリムの人たちへの侮辱だと思う。
再度、自己責任論が問われていますが、拉致誘拐された同胞を助けることは国家、国民の義務である。自己責任だから放置しても構わないという考えは、組織保身である。お前が勝手にしたことだから腹を切れということか。時代錯誤甚だしい。
では、国民として何ができるか?それはISIS を認めないこと、プロバカンダに乗せられないこと、恐怖には意思を持って対抗することだと私は思います