(裏)長男の荷物

それどこで買ったの?いくらしたの?Where did you get It? How much was It done?

テレビのこと

2014年05月20日 22時08分51秒 | お話
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上記、グラフの通りテレビの国内出荷台数は年を追って激減しています。統計で言う「負の相関」が明らかです。相関係数 r を求めようかと思いましたが、 r ≒ -1 スパっと右肩下がりになっているのが見ればわかりますね。2011年のアナログ停波を基準に次の買い替え需要を期待しても、一時のピークを超えることは無く、価格の低下も続くでしょうから、製造業にとって莫大な設備を更新しながらも、いかにプロダクティビティを維持または向上させるのが課題です。
テレビはオワコンと言われます。養命酒製造株式会社(?)が行った、スマホを利用する15歳~59歳の女性1,000名を対象に実施した調査によれば、1日の利用平均時間は3時間25分。時間帯別でスマホの利用状況を調べないと、スマホとテレビの因果関係は分かりませんが、面倒なのでしません。しかし内閣府・消費動向調査によると2014年3月でのテレビ普及率は単身世帯89.6%、一般世帯96.5%。やはりみなさんテレビが必要のようですね。テレビ健在です。

拙宅に来た最初の液晶テレビ
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なんとチューナー部が別体
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2003年でした。スペックは32インチで1024×852画素、重量がテレビパネル+スピーカーで驚異の29.4kg、スピーカーを入れると幅が約1メートル。今の4Kの70インチが買えるような値段だったと思います。当時、アナログからデジタルへの移行が発表されていましたから、泣きながら買いました。

で、次が「亀山モデル」
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写真の最上段で2005年、スペックが32インチで1366×768画素、重量が21.5kg、幅805ミリ。2005年。20万円くらい。ハイビジョン。2006年にフルハイビジョン登場。

中段、最下段が今、売っているもの。例で32インチ、1366×768画素、重量6.5kg、幅734ミリ、3.7万円ほど。
初出のテレビ本体の出荷推移が負の相関でしたが、2003年から2013年を振り返ると、重量が劇的に減っています。重量当たりの価格は正の相関、 r = 0.95 ≒ 1。さてこれが何を意味するのでしょう。面倒なので考察はしません。やりっぱなしです。学生時代、「考察の無い実験は赤点」という学校でしたが、別に学生じゃないので知ったことではありません。何か面白いネタを思いついたら追記しますね。

何を言いたいかと言うとですね、古い32インチを買い替えたら、左右に隙間ができたので、だったら40インチ買えば良かったなという後悔を吐き出したかっただけです。

泣きながら赤点をもらったので、「考察」の有無は今でも体に染みついています。泣きながらの人生。だから、

オチの無い話は嫌いです。


適当に考察
正の相関は統計的に優位であると主張している。しかしちょっと待って欲しい。統計的に優位であると主張するには早計に過ぎないか。
正の相関の真摯な姿勢が、今ひとつ伝わってこない。
例えば考察の無い結論からは実験結果を単に述べるのは理化学研究所と同じであると主張するような声もある。このような声に正の相関は謙虚に耳を傾けるべきではないか。
思い出してほしい、過去にも何度も正の相関は考察の無い結論の叫びを無視している。
正の相関は考察の無い結論の実験結果を単に述べるのは理化学研究所と同じであるという主張を間違いであるかのような発言をして、批判を浴びた。
確かに考察の無い結論にはムーミンノート、もしくはポエムという問題もある。だが、心配のしすぎではないか。
正の相関の主張は一見一理あるように聞こえる。
しかし、だからといって本当に正の相関は統計的に優位であると主張できるのであろうか?
それはいかがなものか。的はずれというほかない。
事の本質はそうではではない。その前にすべきことがあるのではないか。
正の相関は、未来を担う一員として責任があることを忘れてはならない。
正の相関の主張には危険なにおいがする。各方面の声に耳を傾けてほしい。
正の相関に疑問を抱くのは私だけだろうか。
統計的に優位であると主張したことに対しては考察の無い結論の反発が予想される。実験結果を単に述べるのは理化学研究所と同じであるという主張を支持する声も聞かれなくもない。
正の相関もそれは望んでいないはず。しかし正の相関は統計ってバクチである。シックスシグマ、クソくらえ。
統計的に優位であると主張する事はあまりに乱暴だ。正の相関は再考すべきだろう。
繰り返すが正の相関を導く統計って、やっぱバクチだろ。シックスシグマ、クソくらえ。
正の相関の統計的に優位であると主張したことは波紋を広げそうだ。今こそ冷静な議論が求められる。
(こんなのは考察ではないので、赤点です。文字数が多いだけ。社会人だと、逆に文字数が多ければ誉められます。)

考察
データ、本体価格と本体重量は明らかに相関関係にあり、結果得られる考察は、本体が軽くなったのは、新しい液晶画面の開発と集積度を上げて部品点数を減らした結果である。軽量化、部品点数を減らした結果、組み立て費を下げる、また同時に梱包費、物流費も減らすコストカットが可能になった。低価格でも多売により利益が出る構造改革をメーカーが成し遂げたという結果である。しかしコストカットはメーカー間で価格による淘汰競争を生み出す。4K技術も既に価格の淘汰の渦中にある。コンテンツを含め、新しいテレビ像を生み出す岐路にあるのではないか。(画像だけに”テレビ像”だって てへぺろ)
お粗末様でした。

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財布を溶かして40インチ買っちゃおうかな。

付記
東京工科大学は5月19日、工学系3学部の新入生1276人を対象に行ったSNSやガジェットの利用実態調査を発表した。スマートフォンの所有率は女子(93.6%)が男子(91.6%)より高く、うち56%がiPhoneと過半数を占めた。フィーチャーフォンは全体の13.1%、タブレット端末は全体の12.5%が所有しているようだ。
スマートフォンに次ぐ所有機器は、男子が「PSP/PS Vita」(70%)、女子が「携帯オーディオプレーヤー」(66.1%)となった。フィーチャーフォンって何?
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自宅にある電子機器として、1人暮らしの学生の25%がテレビを、52.7%がノートPCを持っていないと回答。男子は「プレイステーション」の所有率が64%と女子(37%)を大幅に上回った。(ITmedia)
やはりテレビはオワコンかも。でもノートパソコンを持っていないだと?プレステで論文を書くことができる、よほど偏差値が高い学校なのだろう。毒汁プシャー。

追記
亀山モデル32インチ買取7,000円
フィーチャーフォンってガラケーのことね。ガラパゴス諸島に失礼だろうが。