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川柳論番外編・・・・究極の短詩

2004-06-27 10:49:37 | Weblog
篠原資明氏の新書を読んだのは川柳の短詩としての位置付け
を考えていた時期だった。新書のタイトルは’心にひびく短詩の世界’書誌的なことは下記の通り
著者:篠原資明|出版社:講談社|発行年月:1996年 11月
サイズ:新書|ISBN:4061493310|本体価格:631円 (税込:663円)
残念なことに絶版とある。

 同時期手に入れた本に言葉遊びの本がある。
鈴木棠三 ことば遊び  中公新書 418,1975,660円
佐藤紫蘭 短詩文芸のバイブル 雑俳作法ーことば遊びのいろいろ
葉文館、1999、1800円

 篠原資明氏の超絶短詩が私の知る限り最も短い日本語の詩である。その作法は
① ひとつの語句を、二つの語句に分解すること。
② 分解後のどちらか一方が、間投詞であること。
 間投詞とは、擬音語と擬態語を含む広義のそれ
 超絶短詩を作るにあたり望まれる準則は、次のとおり。
① 分解前と分解後とで、漢字の重複がないこと。
② 分解後のどちらか一方に漢字ひと文字を用いる場合、そのひと文字は、該当する読 みとともに通常は、ひと文字で用いられるものであること。

例句の一つとして あ 芽(雨)がある。
(二つとも間投詞は作法外れであろうが例句ー礼 苦!―自作)
関心のある方へ超絶短詩募集中の篠原先生のURLを紹介する。まぶさび
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