オリヴィアを聴きながら

2男児の母、業歴XX年のシステムエンジニアが日々のもろもろを雑記します。
コメント歓迎。

今日は大雪

2005-12-18 15:17:15 | 最近思うこと
昼ご飯を食べている間に、外は大雪になっていました。

明日の出勤を心配して、オットはスタッドレスタイヤを調達しに出かけました。
みんな同じこと考えたら、待ち時間たっぷりでしょうねえ。

それにしても、クルマのサイズが大きくなってタイヤの価格もアップ。
家計もあっぷああっぷです。

ま、4WDなのでノーマルタイヤでもよほどのことが無い限りは大丈夫だと思いますが、安全第一ですから。
(群馬でドライバーデビューした私たちは、デフォルトの選択肢は4WDで、最悪でもFF。FRはあり得ません。)

クリスマスコンサート@保育園

2005-12-16 23:04:28 | お子ちゃまたち
インターナショナルを売りにしている2号チャンの保育園では、クリスマスも盛大に祝います。

12月に入るとビル全体を使って、巨大なツリーを模した電飾。
迎えに行く時刻には日が暮れているので、毎日、イルミネーションを楽しめます。

金曜日の夜に、クリスマスコンサートが開催され、園児の演奏やオペレッタが披露されます。
年少の2号チャンたちは、お遊戯。

園児総勢51名の器楽演奏や、英会話の先生のリードで英語のクリスマスソングを歌って踊ったり、1時間半の催しでした。

そして、2階の窓から、なんとサンタクロース登場。
(外で待っていた理事長は寒かったに違いありません。)

子供たちの成長を実感できるひと時でした。
小規模園で子供たちの殆どが顔なじみなので、自分の子供以外の成長も微笑ましく、ついついウルウルしてしまいます。

何よりのクリスマスプレゼントでした。

ありがとう!

講演デビュー

2005-12-13 13:48:35 | 最近思うこと
ソフトウエア開発の契約の実体について、『話して』と請われていると以前書きましたが、弁理士&弁護士さんたちの勉強会での講演で、先週末に実施しました。

事前に、自宅でPowerPointでプレゼンテーションのスライドを作成して、当日は巨大なプロジェクターを使わせて頂きました。

18:30からの開始。会社の近所(タクシーで5分。歩いて30分。)の場所だったので、ぎりぎりまで仕事していたのですが、会社の外に出てびっくり。
公務員さんや製造業関係の賞与支給日と金曜日が重なったもんだから、道路の混雑はすさまじい。

開始2分前に駆け込むというお粗末さ・・・


気を取り直し、本日の御題は現実を淡々と述べるもので、特に、結論があるものではないことを断ってから開始します。

1時間~1時間半と指定されていて、1時間も話が持つのか心配していましたが、気がつけば1時間半。

結構、好き勝手にしゃべりたいだけしゃべって終わっていたと言う感じです。

人数が少なかったためか、皆さんがとても熱心だったのか、居眠りする方も一人もいなくて、初回の講演としてはまずまずだったと思います。

一度はリハーサルしたかったのですが、その時間もとれず、話に窮してしまうのが心配だったのですが、結構、アドリブで話せるものですね。

その後の、懇親会にもご招待いただいて、弁理士・弁護士さんのご活躍も伺えて、楽しかったです。

士業の方々はみんなそうなのか、お互いに「○○先生」と呼び合うのが非常に新鮮でした。
ITコーディネータ仲間にも、会計士さんとか中小企業診断士さん、技術士さんが大勢いますが、「先生」と呼ばれているのは大学で講師をしている方だけですから・・・


ともあれ、大勢の前で話をする度胸はついたと思います。
あと問題は、内容だけだな・・・・・

ところで、これってITコーディネータの実務ポイント+知識ポイントにならないもんだろうか。






オンライン座席指定

2005-12-13 13:28:14 | 最近思うこと
ノースウエスト航空で、オンラインチェックインができるって以前に書いたけど、実は、事前の座席指定までできました。

先週末に旅行会社から日程表が届き、『航空券』と書かれた封筒にチケットの引換券みたいなものが入っていて、予約番号もないし・・・・

と、当惑していました。

ワールドパークスの会員番号で検索しても予約されていないし・・・

とりあえず旅行会社に、質問のメールを投げておきました。

月曜日の夜に旅行会社から電話があって、予約番号を口頭で教えてもらいました。
サイトを見ると、ちゃんとワールドパークスの会員番号で、さっき聞いた予約番号が出てきました。

どうも、日曜日の段階ではまだ入力処理がされていなかったようです。

一安心して、予約確認をしたところ、どうも座席指定が出来る模様。

家族そろって並んで座れるように、往復の座席指定をしておきました。
これで、当日は余裕で空港へ迎えます。

便利な世の中になりました。

ちょっと嬉しかったので、ここで、ほめておきます。

ノースウエストはえらい!

持ち帰っては見たものの

2005-12-12 23:41:51 | 最近思うこと
オットがここへ来て毎晩のように飲み会ざんまい(本人いわく仕事のうちだそうだが)なおかげで、私の残業タイムがとれない。

前回のプロジェクトよりもよほど厳しい状況なのだが、私がぎゃあぎゃあと騒がないとカレにはわからないようだ。

設計だから家でやろうと持って帰ってはきたものの、子供たちを風呂に入れて、昨日の洗濯物を片付け、本日の洗濯モノを干すと23:00を過ぎる。

湯冷めして寒いし、とてもこれから仕事を広げる気にはなれない。

こんなんで、20日までに(21日から休暇なので)設計完了するんだろうか?
グァムから帰国後に、出勤するのはぜひとも避けたい。


W.Mと家族の1日

2005-12-10 20:39:38 | 最近思うこと
保育園児の保護者としてのサイトを管理しています。

そこに、その手の卒論を執筆中の大学生から協力依頼のメールが来ました。

企業主導型保育所の利用者の1日の生活の流れを教えて欲しいという依頼です。

面白そうなので、ここで整理し見ます。

平日
    男親               女親
06:30 起床、シャワー      (月曜のみ)起床、6分間のエクセサイズ、弁当作り
06:45              (月曜以外)起床、6分間のエクセサイズ      
       お酢のみ健康法を実践
    洗濯物を          ヨーグルト、パンで子供の朝食の用意
    ベランダへ移動
07:00 息子1号を起こす      ベランダの植物に水遣り
        各自適当にアルモノで朝食
    夕食の米研ぎ        夕食の下ごしらえ
    息子1号のフォロー     息子2号を起こし支度させる
    ゴミ出しの準備       洗顔、化粧
07:50               息子1号の登校をチェック
08:00      親子3人で車で保育園へ
    車を駐車場へ        保育園で息子2号の支度を支援
           地下鉄で出勤
09:00 週に2日以上は       月に3~8日程度
    東京、大阪 出張      東京、静岡 出張
    Yahoo!カレンダを活用して、お互いの出張スケジュールを確認しながら、スケジュールを決めている。


19:00  学童、保育園へどちらかが迎えに。19:00を過ぎる場合は、息子1号は学童から、保育園に移動し、夕食を済ませ保育園の学童保育サービスを利用。最長で21:00まで延長可能。
急な業務で間に合わない場合は、電話連絡で延長を申請。
両親とも、21:00に間に合わない場合は、近所のファミリーサポート会員が迎えに行き、会員宅で親の迎えを待ちます。

19:20  帰宅。洗濯物の取り込み。食事の支度。息子1号は家庭学習と明日の支度。息子2号は録画してあった幼児向け番組を視聴。

親子3人で夕食(たいていは一汁一菜+果物)。

21:00  洗濯機を回しながら入浴。

21:30~22:00  息子二人で就寝。
     洗濯物干しと洗濯物の片付け。
     お迎え担当ではない方が帰宅。

息子たちに添い寝が必要だった頃は、洗濯はタイマーで朝やって、オットが朝、干していました。現在は基本は夜干し(寝室のデロンギの上に加湿器代わりにつるしておく)ですが、オットがお迎え担当の時には、添い寝爆睡していることが多く、深夜に帰宅した私が、毒づきながら干しています。(最近はこの事実が息子2号にばれて、オットはベッドから追い出されているようです。)

朝は基本的に分業ですが、オットは泊りがけの出張も多いため、私一人ですべて行うことも珍しくありません。

土曜日は、主にオットが掃除。私は、(早めの通院を心がけているので)不調を察知した子供を病院い連れて行きます。(耳鼻科、皮膚科、歯科など)
午後は、スイミングに通う2号チャンと私も一緒に泳いでいます。
息子1号は、区のフットサル教室に参加したり、友達と遊んだり。
オットは今でも参加している大学院のゼミに行ったり、その準備をしたり。
普段は買えない気が向けば刺身などを購入したり、手の込んだ料理をしたり(オットが)して、早めに夕食をゆっくりと食べます。
借りてきたレンタルDVD(ドラえもんとか)を家族そろって見ます。

日曜日は、家族で区民プールや公園に出かけて身体を動かすようにしています。
車で1時間ほどのオットの実家に遊びに行くこともありますが、最近は、息子1号は子ども会行事や、友達との約束などで行きたがらない。

以前は、食材や日用消耗品の買出しも、土日に行っていましたが、休日の自由度を高めるために生協の宅配を利用することにしました。
『やらなければいけない』仕事が減るのは快適なことでした。
宅配は特売品を選んで店舗で買うより割高ですが、家族4人で、買い物に行くと、空腹オットに余分に食材を買い込まれたり、息子たちがゲームやアイスクリームに無駄金使う分を考えると、トントンかも。

民設民営の学童なので、親指導員やら行事やらその準備で休日がつぶれることも多くかつ、休日出勤も珍しくないので結構忙しいですわ。

休日に、夫婦とも予定が入った場合には、保育園の休日保育を利用しています。
(学童保育サービスも)





 
        

イメージバトン

2005-12-10 16:09:18 | 最近思うこと
ってなものを、

promising ~study diary~のおじょうに渡された。

◇バトンのルール◇
イメージでつながっている言葉(キーワード)の最後に自分の イメージを1つ新しく付け加え、それを新たに『3名様を指名』した上でお渡しする。

◇現在まで◇
海→ブルー→サッカー日本代表チーム→ドイツ→ソーセージ→バーべキュー→かに→白砂→砂丘→海→太陽→ひまわり →たね→すいか→うめぼし→和歌山→みかん→あたしンち →猿山→赤ちゃん→フレンチブルドッグ→おばあちゃん →ボーリング→ハイタッチ→アメリカ→カジノ→ドラクエ!!!→スライム→キング→トランプ→マギー審司→ジュエリーマキ→後藤真希ちゃん→モーニング娘。→テレビ東京→旅→駅弁→牛タン→カルビ→脂肪→カプサイシン→ナルリョライスンヨプ→金山知憲→ミラクルホームラン→逆転→旗→体育祭→うちあげ →飲ま飲まイエイ→一気のみ→ウコン→インド人→ガンジー →ゼンジー北京→バンジージャンプ→SHONEN JUMP→ナルト→博多弁→和田勉→天然ボケ→浅田美代子→女系家族 →婿養子→カカァ天下→カイヤ→巨乳→叶姉妹→美香→サルサ →情熱→赤い薔薇→おちょう婦人→縦ロール→名古屋嬢 →しゃちほこ→グランパス→リゾートホテル→無縁→ルーズソックス →なが~~~い→しっぽ→ポニーテール →少女→ロングヘアー→貞子→暗黒舞踏→デスマスク→ナポレオン→痛風→飽食 →グルメ→TOKIOの城島 茂→茂子→あひる隊長→村長 →ヒゲ → サンタクロース→プレゼント→アクセサリー →キラキラ→雪(の結晶)→北海道→実習(先)→調理→鍋→ラーメン→野菜→緑→香取慎吾→笑顔→白い歯→高岡早紀

って、高岡早紀!
どうせいというのじゃ。

TVは殆ど見ないので、彼女の名前を聞いても、マドラスのCMで踊っていた印象とスリムな身体に大きなおっぱいという印象しかありません。

といことで、

『ダンサー』

にします。

タッチする相手ですが、

つれづれなるままに・・・の AGP管理人さん

徒然なるままにその日暮らしの Itsukoさん

いつもマイペースでの たか@さん

よろしければ受け取ってください。





システムサービス開発の契約上の問題点(4)

2005-12-09 17:30:16 | お仕事情報
契約がしかるべき時期に締結されていても、もめることはあります。

契約の『何を』あたる部分は別紙『XXX仕様書』に基づくとか、ありがちなのはXXXXシステム一式。

XXXXシステムとは何ぞやという詳細は添付なし。

これ、すごくあります。

そうすると、XXXXシステムの機能に委託側と受託側で見解の相違が出てくる場合がある。
または、最初は見解が一致していたのが、開発途中でずれてくる場合もある。受託側も委託側も大勢の人が関与する規模の大きなシステムだと人によって認識が違うことも十分にあり得るし、途中でメンバーが変わることもある。
(もっとも、ある程度以上の規模のシステムの場合はXXXXシステム一式なんて乱暴なことはありません。)

そうじゃなくて、契約額1000万円で、委託側のメンバー5人、受託側メンバーは4人という小規模なプロジェクトの場合でも見解の相違は発生します。

故意にずれちゃう場合もあったりします。

そうすると、どこにもない契約の『実体』を対象に『契約条項』だけが歩き出す。

泥沼です。

委託側:『俺が思っているXXXXシステムはこんなものじゃない!』
受託側:『いえいえ、XXXXシステムは通常、こういうものです。』
委託側:『いや、このXXXX入力機能はこうあるべきで、XXXX金額の計算式は・・・・』と以下延々と細かいクレームが続く
受託側:『しかし、お客様が承認した設計書の通りですと、XXXX金額の計算は・・・』ともっと細かい入り組んだ説明が続く
委託側:『それが、こんな結果になる意味だなんて動くものが出来上がってみなけりゃわからないだろ。こっちは素人なんだから!』(開き直る)
『第一、こんな部厚い設計書を全部読んでる時間なんかあるわけないだろ!!!!』(激昂)
受託側:『しかし、お客様のご承認印がございますし、私どもとしては『全部お読みになった』と判断する以外に方法がございません。ご質問がないかも確認していたはずですが・・・・(馬鹿ヤロー、こっちはその部厚い設計書を書いたんだぞ!)
委託側:『とにかく、こんなモノは受け取れない。持って帰れ!』
と、持って帰れれば『けっ!厄介払いだ』とすっきりするのですが、(懐には響きます。)お客様はシステムがないと仕事にならないのが普通ですから、
委託側:『とにかく、すぐに作り直せ!絶対に、XX日に間に合わせろ!』
となります。

これでは契約条項がどんなにスマートな内容でも、意味はありません。

お客様もこういう経験をされて懲りたのか、XXXXシステム一式という契約は、その業務に関してある一定期間の継続取引があって、担当営業なり、担当SEなりと信頼関係が醸成されている場合以外には少なくなりました。

では、『XXXX仕様書』に基づく場合はどうでしょうか?
一見、問題なく行きそうです。
確かに、上記の乱暴な場合に比べればトラブルの芽は小さい。

が、お客様が契約前に判断できる内容ですから、記述が『機能性』に偏りがちです。『できる』ことのオンパレードで終わっていることがたいていです。
実はシステムには『できない』ようにしてあることも非常に重要です。
決められた操作者以外は操作『できない』とか、一定の期間がすぎたらデータを更新『できない』とか、一度にXXXアクセスしか『できない』とか。
こういう要件は抜け落ちていることが多い。
また、性能についても事前の計算は大変なので、たいていのSEは性能についての表記は避けます。
例えば、1秒間に5千アクセスの場合、応答時間0.5秒以内とかをちゃんと計算して、ハード構成やネットワーク構成を構築するのはすんごく大変。

よっぽど資金をふんだんにかけて構築する大規模で公共性の高いシステム以外には、目標値すら設定しません。

設定しても『送信1回について、検索の場合 30秒以内、更新の場合 1分以内、集計の場合 5分以内』とかいう長めの、どちらかと言えば、忍耐の限界だよなあという応答時間を制限値とします。(こんなものでも、何も設定していないよりは数百倍は良心的です。)

そうすると、
『見た目は思ったとおり!』
のシステムで、お客様も満足してカットオーバーします。

が、本稼動したとたんに
『遅くて、遅くて、使い物にならない』
とか
『100人でアクセスしたら誰の処理も動かなくなった』
とか
『他のアプリケーションで印刷すると速度が途端に遅くなる。』
とかいう問題が発生します。

これは瑕疵でしょうか?
良心的なSEが(ずいぶん長い値であっても)レスポンスタイムの制限を仕様書に設けていて、これを超える値であれば、瑕疵です。
が、そんな記述が無い場合、5日待とうが結果が正しく出力されれば瑕疵と言い切れるのか?
『そんなのは常識の範疇だ!』とは私も思いますが、『あなたの常識は私の非常識』でもめないために交わすのが契約です。

それを考えれば、この契約は正常に機能しているとは言えません。


御社のシステム開発委託契約は大丈夫ですか?










今年のクリスマスは

2005-12-04 20:48:26 | 最近思うこと
毎年、クリスマスは12月初旬の保育園の見事なイルミネーションから始まります。

駅前の3F建てビルを借り切っている保育園は屋上から園庭までイルミネーションを使って、巨大なツリーを模します。

保育園へ迎えに行く時刻にはすっかり日が暮れているので、毎日、美しいイルミネーションを楽しむことができます。

そして、子供たちは12月中旬の金曜の夜に、クリスマスコンサートを開催します。
クリスマスソングの演奏や、お遊戯を披露して成長を確認させてくれる子供たちとの幸せなひと時です。

コンサートの後は、親子いっしょに、クラスの友人たちと夕食会(飲み会?)を楽しんだりもします。

天皇誕生日には、バースデーケーキを焼き、子供たちと一緒に、フルーツたっぷりのデコレーション。
バースデーケーキ
ついでに、焼き菓子も作って、ワインやオードブルも用意して、友人家族を招いて楽しみます。
マドレーヌ

しかし、今年はちがいます。

今年中に永年勤続表彰のリフレッシュ休暇を連続5日間取得することを命じられている私。
なんだかんだで、ぎりぎり年末に取得することになりました。
夏は忙しくて十分なバカンスを楽しめなかったので、クリスマスは常夏の島で夏休みを楽しむことにしました。

昨年の秋に行って、気に入ったグァムにもう一度行くことにしました。
この秋から、名古屋発のNW直行便が就航になって、朝出発の夕方帰国という子供づれにもやさしいエアが取れるようになりました。
グァム
昨年は街歩きも楽しもうと、アウトリガーリゾートに宿泊しました。
が、結局、毎日ホテルのプールに入り浸りなので、今年は、館内設備が充実しているP.I.Cを予約しました。
12/21~12/25までの5日間を楽しんで来マース。




システムサービス開発の契約上の問題点(3)

2005-12-04 15:52:27 | お仕事情報
システム開発をするのは『何を』があいまいなまま着手するというのは、お話しました。『いつまでに』もシステムの性格によってはわりと弾力的です。が、『いくらで』があいまいなことは殆どありません。

『ざっくり、これくらいで。あとは、必要な都度、教えてください。』なんて太っ腹なお客様(というか、どんぶり勘定なお客様)はめったにいません。

引き合い段階で、予算があるのが普通です。

国や自治体だと、予算ありきで事業を計画しますから、まずは、予算作成のために見積をとりますので、『やりたいこと』と『確保した予算』が大きく外れることはありません。(そのかわり、『やりたいこと』は変えないまま予算だけは一律2割カットなんてことは平気です。)

民間のお客様だと、『予算の根拠は何?』というほどお客様が思っている『予算』が実態と乖離していることはめずらしくありません。
そうじゃなくて『惜しい』場合でも、予算は『やりたいことに必要な金額』よりも少ないことが殆どです。

この場合は、『規模を縮小する(ハードの台数、性能を落とす。)』『システム化範囲を縮小する(実現機能を減らす。)』を提案します。

というわけで、ご予算に見合った規模に絞ってご注文を頂きます。

ところが、『よし、システム化しよう』と決めたときにイメージしたり、『ここに注文しよう』と決めたときの素敵な提案書を忘れているわけではありません。

見積の金額は減りましたが、『やりたいこと』が減ったわけではないからです。

そして、いざ運用テストの段階になって
『あれがない、これがない』
と、そぎ落としたはずの機能が亡霊のように復活してくるのです・・・・あーめん。

Windows95発売のお祭り騒ぎがあって、パソコンが爆発的にオフィスを侵食しだしたころ、『EUC』が伝家の宝刀として機能減らしの代替手段として口にされました。

予算を握るプロジェクトマネジャーが、予算内に収めるために管理帳票や分析帳票を『EUC』にしようと思うのは自然な流れです。

しかし、エンドユーザのIT成熟度にはバラつきが大きいため、『EUC』へのデータ切り出し機能を備えたところで、『帳票』にまで誰もが加工できるとは限りません。

だいたい、企業のシステム開発プロジェクトのメンバに選ばれた人たちは、ITを好む人たちです。
この人たちが『EUC』で対応できると判断したよりどころは自分のITスキルです。

切り捨てられた部分の帳票を使って仕事をしていた人たちは、いきなりデータを与えられて、『どうぞ、使いやすいように加工してください』と言われるわけです。

人によっては、悪夢の始まりでしょう・・・・・


そして、盛んに推奨されたEUCは今ではセキュリティの観点から制限する方向が主流です。





システムサービス開発の契約上の問題点(2)

2005-12-04 15:11:49 | お仕事情報

システムサービス開発の契約上の問題点(1)
の続編です。

さて、運用テスト段階でエンドユーザレベルの確認がなされると、『思っていたのと違う』事態になることは珍しくありません。

一番ありがちなのは、システムは双方が確認のうえで確定した仕様でできあがっている。が、エンドユーザが『使えない』と拒否した。
という場合。
仕様を考えた人と、実際に使う人は『違う』ことがほとんどです。(そうじゃないと、全社をあげてのシステム開発になる。)

委託側のプロジェクトマネジャーがエンドユーザの業務を理解していない場合や、現場サイドの思惑が、経営サイドの思惑とベクトルがあっていない場合など(これは珍しいことではない。)に発生します。

さて、この場合、委託側の責任として『要求仕様』通りのものが納入されているのだから、検収します。
と、めでたしめでたしな訳はありません。

ここで、契約がまだ締結されていない場合は、絶対にもめます。
モノはほとんど完成していますが、契約していないから『いらん!』と言い張れる。

契約が締結されている状態だと、ごねます。
『検収せん!』
という状態。
この検収についても契約書に条項として歌っていますが、いかんせん表現があいまいです。
ソフトウエアなんて難癖つけ始めたらキリがないのです。

システムベンダとしは、システムを使用しての価値を納品することを使命としています。したがって、要求仕様通りだったとしても、納品後に『使えないシステム』を納品すれば日経コンピュータでたたかれます。(冗談)


つわものになると、値引き交渉の一貫として『検収』はゴネます。

この手の値引き交渉についてこれまでに、応じたことはありませんが、帳票の2つ3つは余分に要求に応じましたね。

(国や自治体がお客様の場合には、注文後の値引き交渉はありません。注文前には散々たたかれますが。)

てやんでぇ、四の五の抜かすと引き上げるぞ!と言えたら、どんなに気持ちいいんでしょうかねえ。








花束

2005-12-02 21:02:22 | お子ちゃまたち
1号が算数の問題を解いていた。

1皿にまき寿司が6巻ずつのっています。3皿ありました。まき寿司は何個でしょうか?

とか、
赤、黄、白の花が1本ずつ入った花束が6束あります。
お花は全部で何本でしょうか?

という掛け算問題。

私 「3本の花を束ねた花束があります。お花を10本足したら、花束はいくつでしょか・・・?」

1号 「13本!」(自信満々)

2号 「いっぱい!」

私 「お花を何本足しても、花束は太くなるだけで一つのままです。

1号 「ずるい~!」

出張、出張、出張

2005-12-01 13:53:39 | 最近思うこと
業務が金融機関相手になってから、新幹線のひかりが1時間に1本だけ停まる都市への出張が頻繁になりました。
移動時間が最短になるように調整するのですが、なかなか打ち合わせの終了時刻を調整するのは難しい。
今日も、こだまを1本見送り次のひかりに乗るほうが到着が早いので、ランチタイムにしました。

が、店の混雑が響き乗り遅れる事態になりました。
あーあ、何してんだか(>_<)