のんのんエネルギー実験室

マイクロ、オフグリッドシステムを構築していきます。

配水管工事

2020-11-17 03:30:14 | 日記
台所や風呂に水を引く工事をやっていました。うまくいきません、素人のやること、うまくいかないので途中でやめました、手直しの必要があります、改めてやります。水の圧力はかかりませんのでさほどの技術は必要ありませんが水漏れは許せません。ビニール管ですが塩ビ管です、日本では安い、どの国からやってくるのか?
50数年前、私も塩ビの生産現場にいました。思いでがあります、会社に入ってさほど時間がたっていません。深夜の当直でした、周りは数十年の現場経験者ばかり、安心して当直にあたりました。

その時は自分が責任者だとは思っていませんでした、ところが途中で圧力釜、オートクレーブといいます、が、圧力が上がってゆくと作業員が慌てて報告に来ました。

数十年の経験者の作業員です、どうすればいいかと言うのです、相当、年が離れていますが、安全弁を開けろと命令しました、ところがどのくらい開ければいいのかと聞いてきます。

圧力計が上がらないように安全弁を開けろとと命令したのですが、今日は生きて帰れないかも?と思いつつ、警報を知らせる電話をしました。
田舎のことですから、30分もしたら、経験のある技術員たちが集まってきました。安全弁全開です、町中に塩ビのガスが広がります。

要するに工場にとっては安全弁ですが、市民に取っては危険弁です。福島の原発事故はご存じだと思います。安全弁を開ければ放射線が飛び散りますが、開けなければ爆発します、その被害は3.1.1.でご存じのように世界中から非難の対象になります。人々は住む土地を失います。

ただ、原発の場合、安全弁の場所にたどり着くことがそうとう難しかったような報道があります。電源喪失が原因のようです。すべて電気に頼ることが無謀だということがわかる事象です。

塩ビ生産工場ですが、人殺しの圧力釜であったのはそうゆうことがあった後に聞きました。昔は安全ということは無視されて工場の生産優先で運転されていたようです。

モンサントの除草剤、裁判です、被害支払い総額、1兆円だそうです。安全を無視すれば高くつきます。
皆さん、除草剤で癌になるのですよ、声を揚げましょう。