ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。

【新聞を読んで3/1】難波先生より

2015-03-03 17:28:11 | 修復腎移植
【新聞を読んで3/1】
 3/1(日)の読書欄は、「日経」を除いて取りあげられた本の質、評者の質の低下が目立った。日経からはD.クアメン『エボラの正体』、E.バーナウ『ドキュメンタリー映画史』、金学峻『西洋人の見た朝鮮』、飯田洋介『ビスマルク』など、読みたいと思う本が8冊ぐらい見つかったが、他の3紙は一冊もなかった。科学・医学オンチの評論家が選書・執筆する書評欄はだめだ。
 日経の小説「禁断のスカルペル」が「訴訟」の章に入り、がぜん緊迫感が出てきた。この小説を一貫してブログでフォロー紹介している「更紗のタペストリー」さんもいる。
 http://sarasata.seesaa.net/article/414759278.html

 「朝日」が100年前の漱石「三四郎」を再連載しているが、文化部にアイデアが貧困だと思う。時代背景が違うのに、どれだけの読者が読んでくれることか…
 その点、日経のこの「修復腎移植」小説「禁断のスカルペル」は、毎日切り抜いている熱心はファンも多いようだ。現代の新聞小説は「インターアクティブ」な手法も取り入れ、読者の反響・要望にそって展開を変えたらよいと思う。筒井康隆が試みている「メタフィクション技法」である。
 いよいよフロリダ大の藤田士朗先生をモデルにした「アイオワ大の移植医・伊集院」が登場した。徳洲会をモデルにした「陸前会」のバツイチ女医東子(はるこ)が保健省との痛み分けで、相馬に転勤となったのを惜しんで、メールで留学の声をかける、という段階だ。
 予測では、東子が留学中に東日本大震災が起き、伊達湊病院を拠点とした修復腎移植グループは大被害を受け、東子の師である陸奥が殉職する、という展開になるのではないか、と思う。
 私も毎朝、新聞はまず日経のこの小説から読み始める。
 作者の久間さんのご健筆を祈り
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