高校野球の独自大会が昨日をもって閉幕し、自分にとっての夏が名実ともに終わりました。日々の記録はこれにて完結となりますが、日を改めもう一度だけ振り返ってから終わりにするつもりです。
・第45日(8/15)
関東の3大会で26試合の開催でした。最も遅く開幕した埼玉では、例年なら4回戦にあたる試合が地区大会準々決勝として戦われ、16強が出揃いました。千葉では準々決勝最後の試合で奇跡が。お釣りなしの逆転満塁サヨナラ弾が出たのです。昨季準優勝の八千代松陰が先制を許し、中盤に追い上げるも終盤に再び突き放されるという劣勢の中、3点差で迎えた9回裏に起死回生の一発が飛び出すという顛末でした。
・第46日(8/16)
埼玉では試合がなく、千葉、神奈川の2大会で6試合のみが戦われました。しかし、試合数が減っても話題は尽きません。横浜が準々決勝で散りました。
殊勲を立てたのは三浦学苑、例年ならばよくて4回戦止まりの無名校です。ただし、番狂わせと評するのは失礼かもしれません。昨年の選手権でも横浜に善戦しており、本大会ではあちらよりも格上の第一シードだったからです。序盤に6点差をつけられるも追加点を許さず、中盤に逆転して逃げ切るという戦いぶりは、昨秋の県4強入りがまぐれではなかったことを示すものでした。
・第47日(8/17)
千葉、神奈川が休業日となり、埼玉の8試合、三岐の交流試合と甲子園での3試合が全てでした。前日に横浜が散ったのに続いては、第100代選手権者で先日の甲子園交流試合でも勝利した花咲徳栄が敗退。都市圏の激戦区で勝ち続けることの難しさが窺われます。
この日をもって交流試合は閉幕し、埼玉も8強にまで絞られました。千葉は決勝、神奈川でも準々決勝以降の5試合を残すのみです。つまり、一日の試合数が二桁になる日はもうないということになります。ただしそれは夏の大会に限った話です。愛知と三重では早くも秋季大会が始まっており、高校野球は細々と続いていくことになります。
・第48日(8/18)
埼玉で例年なら準々決勝にあたる地区決勝4試合があり、千葉の決勝を含む2大会5試合が戦われました。花咲徳栄を降す殊勲を立てた鷲宮が敗退し、これをもって公立校の夏が終わりました。
・第49日(8/19)
神奈川で2試合だけ残っていた準々決勝が戦われました。先行して戦われた2試合から中二日を置いての開催となったのは、甲子園での交流試合を戦った東海大相模に配慮してのことでしょう。配慮といっても中一日の強行軍ではあったものの、大差で次戦へ進んだのはさすがです。最後の切符を桐光学園が掴めば、昨秋の4強と全く同じ顔触れになるはずのところ、新興勢力の星槎国際湘南に足をすくわれるという波乱がありました。埼玉と同様、4強のうち3校が甲子園未出場という混戦です。
・第50日(8/22)
二日間の空白を経て、埼玉、神奈川両大会の準決勝4試合が戦われました。東海大相模は三浦学苑の挑戦を退けるも、浦和学院が延長戦の末に敗退。埼玉ではどちらが勝っても初制覇ということになります。
・第51日(8/23)
最後に残った2試合が戦われて終戦となるはずのところ、懸念されたのは空模様です。屋根付きの球場で戦われる埼玉の決勝はさておき、問題なのは屋外で戦われる神奈川の決勝でした。雨が早めに上がったため順延は避けられたものの、開始が繰り下げられたことにより、決着がついたのは西の空が暮れなずむ七時前です。県下無敵の東海大相模が、昨秋の雪辱を期す相洋に先行を許し、劣勢のまま終盤を迎えるも、8回以降に集中打で逆転して逃げ切るという、全国区の強豪らしい老獪さが光った最終戦でした。
★埼玉大会
・東部地区準々決勝(8/15)
花咲徳栄12-1草加東
鷲宮2-0越谷南
・西部地区準々決勝(8/15)
武蔵越生9-6山村国際(延長8回)
・南部地区準々決勝(8/15)
浦和麗明10-5市浦和(延長8回)
浦和2-6埼玉栄
・北部地区準々決勝(8/15)
熊谷2-7鴻巣
・東部地区準決勝(8/17)
鷲宮8-5花咲徳栄
・南部地区準決勝(8/17)
浦和実5-3埼玉栄(延長9回)
・東部地区決勝(8/18)
鷲宮1-5昌平
・準決勝(8/22)
昌平5-3浦和学院(延長9回)
狭山ヶ丘7-2正智深谷
・決勝(8/23)
昌平2-5狭山ヶ丘
★千葉大会
・準々決勝(8/15)
専大松戸9-0日体大柏
千葉学芸2-8市船橋
木更津総合3-0千葉明徳
千葉黎明7-8x八千代松陰
・準決勝(8/16)
専大松戸12-4市船橋
八千代松陰5-6x木更津総合(延長11回)
・決勝(8/18)
専大松戸1-2木更津総合
★神奈川大会
・5回戦(8/16)
桐光学園3-0横浜商
・準々決勝(8/16)
三浦学苑7-6横浜
立花学園0-5相洋
・準々決勝(8/19)
東海大相模11-4平塚学園
星槎国際湘南4-0桐光学園
・準決勝(8/22)
東海大相模2-1三浦学苑
星槎国際湘南6-9相洋
・決勝(8/23)
東海大相模9-5相洋
★三岐大会交流戦(8/17)
大垣日大9-8いなべ総合
・第45日(8/15)
関東の3大会で26試合の開催でした。最も遅く開幕した埼玉では、例年なら4回戦にあたる試合が地区大会準々決勝として戦われ、16強が出揃いました。千葉では準々決勝最後の試合で奇跡が。お釣りなしの逆転満塁サヨナラ弾が出たのです。昨季準優勝の八千代松陰が先制を許し、中盤に追い上げるも終盤に再び突き放されるという劣勢の中、3点差で迎えた9回裏に起死回生の一発が飛び出すという顛末でした。
・第46日(8/16)
埼玉では試合がなく、千葉、神奈川の2大会で6試合のみが戦われました。しかし、試合数が減っても話題は尽きません。横浜が準々決勝で散りました。
殊勲を立てたのは三浦学苑、例年ならばよくて4回戦止まりの無名校です。ただし、番狂わせと評するのは失礼かもしれません。昨年の選手権でも横浜に善戦しており、本大会ではあちらよりも格上の第一シードだったからです。序盤に6点差をつけられるも追加点を許さず、中盤に逆転して逃げ切るという戦いぶりは、昨秋の県4強入りがまぐれではなかったことを示すものでした。
・第47日(8/17)
千葉、神奈川が休業日となり、埼玉の8試合、三岐の交流試合と甲子園での3試合が全てでした。前日に横浜が散ったのに続いては、第100代選手権者で先日の甲子園交流試合でも勝利した花咲徳栄が敗退。都市圏の激戦区で勝ち続けることの難しさが窺われます。
この日をもって交流試合は閉幕し、埼玉も8強にまで絞られました。千葉は決勝、神奈川でも準々決勝以降の5試合を残すのみです。つまり、一日の試合数が二桁になる日はもうないということになります。ただしそれは夏の大会に限った話です。愛知と三重では早くも秋季大会が始まっており、高校野球は細々と続いていくことになります。
・第48日(8/18)
埼玉で例年なら準々決勝にあたる地区決勝4試合があり、千葉の決勝を含む2大会5試合が戦われました。花咲徳栄を降す殊勲を立てた鷲宮が敗退し、これをもって公立校の夏が終わりました。
・第49日(8/19)
神奈川で2試合だけ残っていた準々決勝が戦われました。先行して戦われた2試合から中二日を置いての開催となったのは、甲子園での交流試合を戦った東海大相模に配慮してのことでしょう。配慮といっても中一日の強行軍ではあったものの、大差で次戦へ進んだのはさすがです。最後の切符を桐光学園が掴めば、昨秋の4強と全く同じ顔触れになるはずのところ、新興勢力の星槎国際湘南に足をすくわれるという波乱がありました。埼玉と同様、4強のうち3校が甲子園未出場という混戦です。
・第50日(8/22)
二日間の空白を経て、埼玉、神奈川両大会の準決勝4試合が戦われました。東海大相模は三浦学苑の挑戦を退けるも、浦和学院が延長戦の末に敗退。埼玉ではどちらが勝っても初制覇ということになります。
・第51日(8/23)
最後に残った2試合が戦われて終戦となるはずのところ、懸念されたのは空模様です。屋根付きの球場で戦われる埼玉の決勝はさておき、問題なのは屋外で戦われる神奈川の決勝でした。雨が早めに上がったため順延は避けられたものの、開始が繰り下げられたことにより、決着がついたのは西の空が暮れなずむ七時前です。県下無敵の東海大相模が、昨秋の雪辱を期す相洋に先行を許し、劣勢のまま終盤を迎えるも、8回以降に集中打で逆転して逃げ切るという、全国区の強豪らしい老獪さが光った最終戦でした。
★埼玉大会
・東部地区準々決勝(8/15)
花咲徳栄12-1草加東
鷲宮2-0越谷南
・西部地区準々決勝(8/15)
武蔵越生9-6山村国際(延長8回)
・南部地区準々決勝(8/15)
浦和麗明10-5市浦和(延長8回)
浦和2-6埼玉栄
・北部地区準々決勝(8/15)
熊谷2-7鴻巣
・東部地区準決勝(8/17)
鷲宮8-5花咲徳栄
・南部地区準決勝(8/17)
浦和実5-3埼玉栄(延長9回)
・東部地区決勝(8/18)
鷲宮1-5昌平
・準決勝(8/22)
昌平5-3浦和学院(延長9回)
狭山ヶ丘7-2正智深谷
・決勝(8/23)
昌平2-5狭山ヶ丘
★千葉大会
・準々決勝(8/15)
専大松戸9-0日体大柏
千葉学芸2-8市船橋
木更津総合3-0千葉明徳
千葉黎明7-8x八千代松陰
・準決勝(8/16)
専大松戸12-4市船橋
八千代松陰5-6x木更津総合(延長11回)
・決勝(8/18)
専大松戸1-2木更津総合
★神奈川大会
・5回戦(8/16)
桐光学園3-0横浜商
・準々決勝(8/16)
三浦学苑7-6横浜
立花学園0-5相洋
・準々決勝(8/19)
東海大相模11-4平塚学園
星槎国際湘南4-0桐光学園
・準決勝(8/22)
東海大相模2-1三浦学苑
星槎国際湘南6-9相洋
・決勝(8/23)
東海大相模9-5相洋
★三岐大会交流戦(8/17)
大垣日大9-8いなべ総合