不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

早春の会津を行く 2019 - 全行程終了

2019-03-10 22:52:08 | 関東
全行程終了です。先週とほぼ同じ経路で帰ります。
東北道を短区間だけ飛ばしたのは、降り出す前に距離を稼いでおきたかったからでもあります。その狙いは的中し、西那須野の手前で小雨が降るも、どうにか逃げ切ることができました。雨はたちまち本降りとなり、時折屋根を叩くほど強まります。先週以上の雨ということになると厄介です。とはいえ、今回も最後の移動の直前まで持ちこたえてくれたのは大きいものがあります。前回より早く出られるのも好材料です。巡航速度が多少落ちても、帰宅はむしろ繰り上がると見込んでいます。
コメント

早春の会津を行く 2019 - 千本松温泉

2019-03-10 22:42:47 | 温泉
趣向を変え、飯坂で一風呂浴びた先週末に対し、今週末はお約束の西那須野に落ち着きました。毎度おなじみ千本松温泉に立ち寄ります。
東北道の短縮効果が大きいと先ほど申しましたが、それは時間と距離の両面に及びます。白河からの県道の交通量は皆無に近く、終始快走できる道ではあるのです。ただし、東北道の西側を大きく迂回する形となるため、昨秋走ったときの実績でも50分ほどかかりました。その結果、たかだか30kmほどの距離にもかかわらず、東北道経由によって30分近く短縮されるという寸法です。
10時台の前半に着いたため、風呂から上がって一息入れても11時には出発できます。先週末に比べて小一時間早まるため、順調に走れば二時過ぎに帰れるでしょう。ETC割引が大幅縮減されてからというもの、割高感が根強い高速料金も、今回に関する限りは有効だったことになります。

千本松温泉
那須塩原市千本松799
0120-36-1025
平日 1200AM-2330PM(最終受付)
土日祝日 1000AM-2330PM(最終受付)
入浴料700円
泉質 アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)
泉温 64度
pH 9.0
湧出量 139.4l/min(動力揚湯)
コメント

早春の会津を行く 2019 - 白河駅

2019-03-10 21:34:32 | 東北
交通量のほとんどない国道294号線を快走して白河に着きました。小休止を兼ねて白河駅を定点観察していきます。全区間一般道でも一応帰れる時間帯ではありますが、短縮効果の大きさに鑑み、西那須野まで東北道に乗るつもりです。
コメント

早春の会津を行く 2019 - 雄国パノラマライン

2019-03-10 19:41:09 | 東北
最後は雄国パノラマラインから会津盆地を見渡します。今日は途中で日が陰ったため、ここには寄らずに喜多方へ向かいました。今回は夜景を眺めるだけとなります。ただし、いかんせん明かりがまばらで、夜景としては今一つです。せめて雪が積もっているか、月と星が出てくれれば、多少なりとも絵になったのでしょう。しかるにいずれもないことが、なおさら淋しげに感じられる理由なのかもしれません。次に会津へ来るとすれば、花見の旅の往路でしょうか。残雪の飯豊山はそのときまでお預けです。
コメント

早春の会津を行く 2019 - モスバーガー会津喜多方店

2019-03-10 18:58:15 | MOS
喜多方を出る前に古きよきMOSで小休止をとります。テーブルこそ張りぼての安物に交換されてしまったものの、相変わらず塵一つなく磨き上げられ、草花と小物で装飾されているのは天晴れです。直筆による小話の立て札も定着したのでしょうか。今回は愛犬との深夜の散歩にまつわる微笑ましい物語でした。

モスバーガー会津喜多方店
喜多方市字井戸尻4129-1
0241-22-1342
900AM-2100PM
第540号
コメント

早春の会津を行く 2019 - 大安食堂

2019-03-10 17:56:16 | B級グルメ
歳に応じて食が細り、かつては当たり前のようにはしごしていた喜多方のラーメンも、続けざまにいただくのはかなり厳しくなってきました。熱塩から戻り、多少なりともこなれたところで二杯目をいただきます。立ち寄るのは「大安食堂」です。
朝が早い代わりに店仕舞いも早いのが喜多方ラーメンの特徴です。有名店、人気店の大半が暖簾を下ろしている時間帯で、選択肢が乏しいという事情もあるにはあります。しかし、仮に他店が開いていても、ここを選んだ可能性は少なからずあります。「ひさじ屋」に振られ続けていた当時、渡りに船となってくれていたのがここでした。そのような経緯もあり、自分にとっては思い出の味の一つとなりつつあります。その後再び「ひさじ屋」に回帰し、しばらく出番がなかったため、久々に味わいたかった次第です。

大安食堂
喜多方市3-4775
0241-22-6268
1030AM-1900PM
祝日除く水曜定休
正油ラーメン600円
コメント

早春の会津を行く 2019 - 日中線記念館

2019-03-10 16:54:56 | 東北
予報はおおむね的中しました。二時を回る頃から次第に雲が厚くなり、晴というより薄日程度の天候に変わりました。ラーメンをすすって出ると曇り空に変わっていたという経過です。しかし、曇っても雪景色ならまだ絵になります。そう思って訪ねたのは熱塩の日中線記念館です。ところが拍子抜けでした。
一昨年ここを訪ねたときは、かつての駅が深い雪に埋もれ、駐車場にも入ることができませんでした。あのときほどではないにしても、熱塩なら多少の雪はあるだろうと思っていたのです。ところが今年は、喜多方から相当北上しても雪がなく、こちらでも日陰に少し残る程度に過ぎません。これでは冬靴も無用の長物です。暖冬小雪をまたもや実感する結果となりました。
とはいえ印象的な光景もありました。構内の一角に植えられたばかりの、背丈より低かったはずの桜が成長し、早くもこちらを追い越していたのです。すぐそばにある老木と同じ高さになるまでは、到底見届けられないでしょう。それでも足腰の立つ限りはここに足を運び、年々成長する姿を見届けたいものだと思います。まずは来月お会いしましょう…
コメント

早春の会津を行く 2019 - ひさじ屋

2019-03-10 15:31:12 | B級グルメ
喜多方で朝からラーメンをいただいたのも今は昔、今回も幕内の土俵入りが始まる半端な時間となりました。毎度おなじみ「ひさじ屋」の暖簾をくぐります。
名店がひしめく喜多方にあって、毎度同じ店というのも芸がないと我ながら思います。しかし、短い間合いならばともかく、四ヶ月も間が空くと、何はさておきここという心情が勝ります。早仕舞いで振られ続けた時期もある中、このところ取りこぼしなく寄れているのは有難いことです。
加えてよかったのは、しばらく見かけなかった店主、さらには店主以上に見かけなかった、跡取りか弟子と思しき人物がお出ましになったことです。去年の夏場に訪ねたとき、僭越ながらこの店の後継問題について憂いましたが、ひとまずは杞憂に終わってくれました。

ひさじ屋
喜多方市水上6816-6
0241-22-7639
平日 1000AM-1900PM
土日祝日 700AM-1800PM
チャーシューメン800円
コメント

早春の会津を行く 2019 - 五ノ井酒店

2019-03-10 14:56:51 | 酒屋
そのまま北上して会津坂下にやってきました。毎度おなじみ五ノ井酒店に立ち寄ります。
気温は昨日の水戸とほぼ同じ15度近くまで上がりました。先ほどからはTシャツ一枚です。しかし、店内に入ると寒く感じました。つまり、店内には冷房が入っているということです。温度管理を徹底する当店ならではの一幕でした。

五ノ井酒店
河沼郡会津坂下町市中一番甲3551
0242-83-2170
900AM-1930PM(1-3月 -1900PM)
コメント

早春の会津を行く 2019 - 磐梯山

2019-03-10 14:24:17 | 東北
若宮に寄ったのは、只見線の列車を狙うためでもありました。ただし、この時期は線路際に仮設の防風柵が建てられるため、列車を撮るには一工夫が必要です。ひとまず現地に乗り込むと、防風柵の途切れた先に踏切が見えました。そちらへ回ろうとしたところ、広がったのは磐梯山を一望する眺めです。西側を並行する道から真横を向くと、手前には田圃が広がり、その先にも目立った障害物はなく、正面に磐梯山が鎮座します。しかも、近からず遠からず適度な位置を線路が横切っているため、磐梯山と重なる列車を撮れるという寸法です。
先ほどの直線路と違い、道が一段高い場所を通っているため、そのままでは平板になりかねない田圃にも、適度な広がりが出ています。今日は長いレンズで山と列車を切り取ったものの、水鏡、あるいは稲穂の季節なら、短いレンズで田圃を入れてもよさそうです。何度か通ってみたいと思う穴場でした。
コメント

早春の会津を行く 2019 - 飯豊山

2019-03-10 13:40:02 | 東北
若松の市街を後に広域農道を西進。新鶴から北上し、飯豊山を一望する若宮の農道にやってきました。
一昨年の早春に発見してからというもの、晴れれば必ず立ち寄っている場所です。今日は朝から薄雲が広がっており、これまでに訪ねたときと比べれば、空の青さは劣ります。加えて高さも全くないため、飯豊山だけ写しても横方向に間延びした画となってしまい、写真映りはそれほどでもありません。それでも訪ねてしまうのは、直線路の正面に飯豊山、真横に磐梯山という眺めが秀逸だからです。今回も車を入れて記念撮影を済ませました。
薄く雪化粧した程度の磐梯山に対して、飯豊山は分厚く積雪しています。とはいえ、一見する限り花見の時期と同程度です。平地にも雪は全くありません。今季の暖冬小雪ぶりが改めて窺われる光景です。
コメント

早春の会津を行く 2019 - 柏屋

2019-03-10 12:59:09 | B級グルメ
続いて立ち寄るのは薄皮饅頭でおなじみの柏屋です。三万石に対抗したか、こちらでも一個おまけがつきました。同じものかと思いきや、職人手作りという触れ込みの高級品で、まだ仄かな温かさを保っています。店内のテーブルを拝借し、緑茶とともにいただきました。

★會津柏屋
会津若松市一箕町大字亀賀字藤原170-1
0242-25-0424
900AM-1900PM
コメント

早春の会津を行く 2019 - 渡辺宗太商店

2019-03-10 12:29:40 | 酒屋
続いては渡辺宗太商店で酒を買います。会津の酒が天下に知れ渡った昨今、この店にも県内外からのお客が殺到し、前回は駐車場に入れないというまさかの事態を経験しました。今回も着いたときこそ一台のみだったものの、後から次々車が入る盛況です。
会津で酒を買うときは、多くの場合物珍しさというよりも直感が決め手です。今回選んだのは、酒造年度を示す30のシールを貼った辰泉でした。熟成される酒もあるため、これが平成最後の酒ということにはなりません。とはいえ新酒は今季限りと思ったとき、手に取らずにはいられなかった次第です。

渡辺宗太商店
会津若松市白虎町1番地
0242-22-1076
900AM-1900PM
火曜定休(祝日の場合営業し翌日休業)
コメント

早春の会津を行く 2019 - 三万石

2019-03-10 12:07:43 | B級グルメ
続いては三万石でままどおるを土産に買います。県内ならどこにでもあるこの品を、直営店でわざわざ買うのは、市街の活性化に少しでも貢献したいという考えによります。その志に対する感謝のしるしということか、今回もおまけが一個つきました。同じく看板商品のくるみ柚餅子です。

★三万石 会津若松店
会津若松市中央1-2-26
0242-25-3152
930AM-1900PM
コメント

早春の会津を行く 2019 - 関漆器店

2019-03-10 11:58:06 | 東北
続いては毎度おなじみ関漆器店を訪ねます。八月以来の再訪です。
歳をとったが口癖の女将からは、最近耳が遠くなったとの第一声が。続いて拝聴したのが前回も耳にした景気についての話です。その内容が只事ではありません。あの後東北で立て続けに百貨店が潰れ、代金の回収も滞っているというのです。その中には中三の名前も。たしかに先月訪ねたときも、無残なほどに空いていました。地方都市における百貨店の衰退が、いよいよ末期状態といえるまでに進む中、その波が否応なく押し寄せているということでしょう。
もちろん当店に限った話ではありません。同業者の間でも廃業が相次ぎ、残ったところも業態の転換で生き残りを図っているのが現状とのことでした。あまりに暇で、倉庫の整理が日課になったとの冗談めいた話も。とはいえ口調は相変わらず陽気であり、意欲はいまだ失われていないようです。今回紹介されたのは、置くとパス大明神、ビリケンと名付けられた小物でした。いずれも起き上がり小法師に着想を得たものです。生活習慣の変化によって、漆器の用途が年々限られていく中、日用品より縁起物に活路を見いだそうということなのでしょうか。
今回はそのビリケンをお土産にいただきました。さらには倉庫から出てきたという戦前のオイルライターも。自身煙草は全く吸わず、火を扱うのはキャンプのときがせいぜいです。その旨を説明の上、一度は辞退したものの、話の種にと勧められ、結局譲り受けるという顛末でした。前回頂戴したと違い、そうそう出番があるとは思われないものの、キャンプの際に使ってみる手はありそうです。

関漆器店
会津若松市中央1-4-12
0242-25-0151
900AM-1800PM
不定休
コメント