日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

夜桜

2019-03-31 22:36:43 | 旅日記
雨上がりの快晴かと思いきやまたしても空振りです。午前は平凡な曇り空、昼過ぎから時折日が射してはきたものの、雲が多くてすぐ陰るという、何とも歯痒い空模様が続きました。日中はまたしても使い物にならず、夜桜だけ観賞して終了という結果です。
これにより、九州から戻って以来一週間で、晴れたのは実質水曜のみという散々な結果となりました。薄ら寒い曇り空が来る日も来る日も続いた結果、今なお五分咲き程度の木が相当数残っています。桜が長持ちする一方で、全く絵にならないという状況は、六年前の弘前を彷彿とさせるものです。
せめてもの救いだったのは、靖国神社の夜桜をようやく観賞できたことです。三年ぶりの復活を遂げる一方、収容力が大幅に削減され、どれだけ混むかが未知数でしたが、蓋を開ければ適度な人出で、鳥居を見上げるベンチ拝借しつつ晩酌しました。大人数の宴会客が姿を消したという点で、収容力の削減が結果としてはよい方向に働いたことになります。薄ら寒い日が続いていた中、昨夜に限り適温無風だったのも助かりました。
平日は勤め人で混み合うのが分かっています。ただし、大幅に模様替えされたことにより、経験則が一概に当てはまらないことについても分かってきました。あと一、二回訪ねてみてもよさそうです。
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