北陸信越縦断ツアー 2016 - 413系

お盆の運休に重なってしまったか、目当ての貨物列車は上下ともやって来ず。普通列車4本を撮って撮影を切り上げ、キャンプ場に戻って撤収を済ませたところです。結局413系以外はさしたる収穫もなく、最後にやってきた2両編成の普通列車には特に興ざめさせられました。新潟県側に入ればその413系すらなくなるわけで、こちらの方が多少なりともましではあるのですが。天下の北陸本線も変わり果てたものだと改めて思いますorz
ちなみに現在の気温は29度、目覚めた時点で既に26度ありました。昨日の松本では22度まで下がり、9時頃までは涼やかでした。しかし今日は朝から汗をかき続けています。気温の違い以上に体感が違うのは、こちらの湿度が高いからなのでしょう。この先も難儀しそうです…

北陸信越縦断ツアー 2016 - 三日目

おはようございます。その後二時頃まで晩酌し先ほど目覚めました。只今北陸色の413系が通過していったところです。
早めに目覚めたのは、隣に設営していた大所帯が早々と動き出したのもさることながら、この時期特有の事情にも関係しています。というのは、暗いうちこそ適温だったものの、朝日が射すとテントの中がたちまち暑くなってくるのです。キャンプをするというと、寒さに震えながらの9月、10月、11月といったあたりがほとんどで、8月のソロキャンプは初めてのような気がします。それだけに、この時間から早くも暑くなってくるという事態は想定外でした。
とはいえ、久々に戻ってきた園家山でのキャンプは今回も最高でした。これも、今回拝借した東屋が秀逸だったからに他なりません。渾々と湧き出る水に酒瓶を沈めて、水の流れる音と虫の声に耳を傾けつつ、時折通り過ぎる列車を眺めながらの晩酌は、何物にも代え難いひとときでした。流れ星を一晩に三度見たのは初めてのような気がします。

こうなると、もう一泊するにもやぶさかではないところですが、今日は富山市内に泊まります。富山に二泊するのが確定的となった昨夜の時点で、一泊をキャンプ、もう一泊を宿泊にできないかと考え照会したところ、この時期にあって奇跡的にも通常価格で泊まれる宿があったため、若干の迷いはありながらも即決した次第です。
上記の通り若干の迷いはありました。このキャンプ場を拠点にして、西入善の駅から列車に乗れば、キャンプをしつつ酒場で呑むという芸当も可能だからです。ただし、駅までは徒歩で片道30分ほどかかり、それだけ歩き続けるにはまだ暑いのが昨夜の経験から分かっています。仮眠をとっただけで旅立ち、それから車中泊とテント泊を続けて、十分な休養がとれていないため、このままでは最終日の長距離移動に支障を来す可能性も考えられました。それだけに、道中最後の夜はなじみの酒場で心おきなく一献傾け、宿で十分な休息をとった方がよかろうと判断した次第です。

間もなく413系の普通列車が二本上ってくるためそれを撮り、九時半の貨物列車まで粘るつもりです。その後は朝食がてら生地に寄り、地鉄の沿線を辿りつつ富山へ向かうという流れを考えています。