全休

遠征を中止して以来空振り続きの四日間でしたが、最終日も全休であえなく終了です。二晩休んだことにより、節々の痛みはようやく治まったものの、今度は胃腸にきてしまいました。くしゃみと鼻水、喉の痛み、節々の痛みに続くこの始末、様々な症状が一つずつ遅れて出てくるのには閉口させられます。明日は熱でも出てくるのでしょうか。我が身は自覚する以上に堪えているようです。昼前から雲が出始め、結果的に損失とはならなかったのがせめてもの救いではありました。
なまじ休もうなどと考えたばかりに、たまっていた疲れが噴出したとすれば、「病は気から」の典型といえるでしょう。しかし、どのみちこうなる運命だったとすれば、遠征を決行しても十分には楽しめなかったと思われます。旅を続ける上で何が必要かと問われれば、まず思い立ったときにすぐ旅立てる身軽さ、次いで生活に困らない程度の金というのが自分の答えですが、それも全て健康体があってこそだという当たり前の事実を、改めて実感したとでも申しましょうか。それが今だったのは、単なる偶然ではないような気がしてなりません。心身共に健康でいられる時間は年々短くなってきます。一年一年を大切にしたいものだと、しみじみ思った年内最後の週末です。