日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

中国四国縦断ツアー2013 四日目

2013-09-17 21:02:20 | 中国
帰宅しました。構成の段階で失敗し、さらには蒸し暑さにもたたられて惨敗だった前半に対し、高知の名酒場を思う存分訪ね歩いて、台風一過の見事な日本晴れにも恵まれた後半は、それを補って余りある完全勝利でした。
そして、この形勢の変化は、夏から秋への劇的な変化に符合していました。前半の蒸し暑さが夏の空気そのものだったのに対し、高知の風の清々しさはまさに秋でした。四季の移り変わりを目の当たりにできたという点では、前半のうっとうしい暑さもある意味悪くなかったのかもしれません。

期待通り、車窓越しに眺める富士山が山頂まで一点の曇りもなく、それどころか山肌まで見分けられるほど、今日の空はどこまでも晴れわたっていました。しかし、この青空こそが「月曜の憂鬱」の正体だということにも気付いてきました。こんな清々しい一日に、無機質な職場に閉じこもって働かなければならないという無粋さを思うと、去年の秋、やはり見事な秋晴れだった九州を去るときに感じたのと同じ、忸怩たる思いを感じずにはいられなかったのです。あくまで生活あっての旅とはいえ、今回ばかりは否応なく始まる日常が煩わしく思えてなりませんでした。
幸いにして、次の連休最終日までは信州も北陸も連日快晴と予想されています。金曜を休んで四日間の日程とするため、あと二日の辛抱です。この青空がそれまで続いてくれることを願ってやみません。
コメント

中国四国縦断ツアー2013 四日目

2013-09-17 06:32:34 | 中国
列車は間もなく新神戸に到着します。京阪神の三都市で乗客を拾い、車内もいよいよ混雑してくるでしょう。とはいえ、ビジネス客の多くと違い、自分にとって新幹線に乗るのは単なる移動ではなく旅そのものです。突発的なことがない限り更新はこれにて打ち止めとし、東京まで残り二時間少々の汽車旅を楽しみたいと思います。次は帰着後にお会いしましょう…
コメント

中国四国縦断ツアー2013 番外編

2013-09-17 06:20:55 | 中国
ここで再び業務連絡です。昨日は台風の影響で新幹線が半日以上止まるという事態に見舞われたため、混乱に巻き込まれるのを嫌って当日中の帰着を見送り、高知に終日滞在してから岡山に戻って一泊するという奇策に打って出ました。蓋を開ければ、早まってキャンセルなどしなくとも、一時間前後の遅れで帰れたようなのですが、怪我の功名というべき結果に終わったのは既に申した通りです。
このように、慌ただしく動き回ったこともあって、昨日の記録は断片的な下書きのままとなっています。道中で訪ね歩いた十軒の酒場の記録を含め、今回の旅では少なからぬ積み残しが出てしまいました。もちろんこれは活動が充実していたことの証なのですから誠によいことです。この後今日を含め中三日で北陸へ旅立ち、その翌週には中四日で北海道が控えているため、道中の記録がまとまるのはもしかすると大分先のことになるかもしれません。ご了承のほどお願いします。
コメント

中国四国縦断ツアー2013 四日目

2013-09-17 06:08:29 | 中国
始発の新幹線で帰路につきます。昨晩の時点でグリーン車の通路側以外は満席という状況から、それなりの混雑を覚悟してはいたものの、大阪までは余裕だろうとたかをくくって乗り込んだころが、新幹線の乗り場は出張客と旅行客で驚くほど賑わっており、自由席も窓側は完全に埋まりました。広島に比べて地味な印象が拭えない岡山ですが、なんだかんだで政令指定都市の端くれです。見くびっていたことを詫びたいと思います。
発車の10分以上前に乗り込んだこともあり、辛うじて一つだけ残っていた左手窓側の席を確保できました。今日は台風一過の日本晴れ、見事な富士山が拝めそうです。

★岡山600/のぞみ104(104A)/923東京
コメント

中国四国縦断ツアー2013 四日目

2013-09-17 04:57:14 | 中国
おはようございます。先ほど目覚ましの音とともに起床しました。東の空は明るくなり始めたばかりで、気付けば日の出が大分遅くなっています。
この後は始発の新幹線で帰路につき、その足で職場へ直行します。月曜の九時台に東京へ着く列車だけに、おそらくはビジネス客で相当混み合うでしょう。昨日の混乱を避けて岡山に泊まったつもりが、よくよく考えれば大差はなかったのかもしれません。しかし、一晩延ばしたおかげで秋晴れの高知に終日滞在でき、岡山に泊まるという貴重な経験もできたため、これでよかったのだと納得しています。
八戸で夜行のフェリーを下り、始発の東北新幹線で一時帰京したのは花見のときでしたが、純粋に活動を楽しんでいたそのときと違い、今日は少しばかり月曜ならぬ火曜の憂鬱にとらわれています。一息つけるのは我が家へ帰り着いてからになりそうです。
コメント