日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

シ舌重力延其月 2013ネ刀禾火

2013-09-11 22:26:12 | 旅日記
若干の躊躇はありながらも、来週の天候に鑑み延期という結論に至りました。
三連休は道内のどこへ行っても曇か雨、連休明けの火曜から道央道東の一部で曇時々晴が出てくるものの、道北は引き続き曇り空で、水曜に釧路根室でようやく晴れるというのが、現時点で判明している情報です。つまり、日が経つにつれ回復が見込まれる分だけ、去年より幾分ましではあります。ただし、木曜以降がどうなるかは全くの未知数です。その結果、少なくとも前半は(下手をすれば後半も)使い物にならないのを承知で今行くか、キャンプの時季が過ぎ去るのを承知で、もう少し天候のよい時を狙うかの選択に迫られました。
どこへ行くにも晴天の方がよいのは当たり前とはいえ、行先が北海道ではなおさらのことです。どんより曇った空の下では北の大地も楽しめないということについては、花見の旅で実感しています。その花見で北海道に延べ九日滞在した後、さらに重ねて行くからには、少なくともそのときを上回る天候でなければ意味がありません。そうすると、全行程の半分近くが天候不順という状況で決行するよりは、むしろ錦秋の北海道という未知の世界に賭ける方が得策と判断した次第です。
次の機会は二週延ばして28日からの九日間となる見込みです。道東道北では来週の時点でも予想最低気温が10度近くまで下がってきており、さらに半月経てば確実に一桁へ突入するでしょう。テント泊には少々厳しく、車中泊ならどうにかといったところでしょうか。キャンプは暖かい日を見計らって二、三回できればよいと割り切ります。
今回の延期によって二度の三連休が空くため、一度は中国四国への汽車旅を、もう一度は北陸一周を予定しています。今のところこれ以上の延期はせず、月末の時点でまたしても北海道の天候不順が予想されれば、目的地を九州に振り替える予定です。図らずも去年と似たような展開になってきました。

ちなみに、従来から北海道と並ぶもう一つの目玉と言い続けてきた沖縄については、最低限の日数で行き来する方向に傾いてきました。やはり、一週間以上の日程を注ぎ込むからには、マイカーと長距離フェリーを組み合わせるのが最も向いています。しかしながら、往復の航送料が20万円にも達する沖縄航路にマイカーを伴って乗るのは現実的でなく、結果として選択肢は北海道か九州に絞られるわけです。どちらへ転ぶかは運次第ながら、ともかく今回の決断が吉と出てくれることを願っています。
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