日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

冬晴れの駿河を行く 二日目

2013-01-20 22:51:54 | 関東
MOSの閉店とともに全行程終了です。東名を走って帰ります。この時間に出られれば、当日帰着は無理だとしても、0時台には着きそうです。次は帰着後にお会いしましょう…
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冬晴れの駿河を行く 二日目

2013-01-20 22:23:55 | MOS
二日間の旅の最後は定点観測で締めくくります。訪ねるのはもちろん大井松田のMOSです。前回から一年と少しの間を置いての再訪ですが、狭い敷地を巧みに活かした店舗は当然ながら何一つ変わらず健在でした。遅い時間ということもあり、特徴ある二階席とドライブスルーがいずれも閉鎖されてしまったのは少々残念ながら、久方ぶりの一階席も悪くはありません。正面右手の扉をくぐってレジカウンターに向かえば、左の奥に向かって厨房が斜めに延びて、三角形の狭い敷地に造ったことが一目で分かる仕掛けになっているからです。大理石のタイルを奢ったレジカウンターの中央にはステンレス焼き付けのMマークが掲げられ、盃を裏返したようなガラスのランプシェードも、天然木の小さなテーブルも昔ながらのMOSそのままです。都内から数十kmという中途半端な距離だけに、毎回立ち寄るのは難しいとしても、活動が少し早めに終わったときは、またこのMOSで一休みしてから帰りたいと思っています。

モスバーガー大井松田店
足柄上郡大井町金子95-9
0465-83-5300
700AM-2300PM
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冬晴れの駿河を行く 二日目

2013-01-20 21:11:30 | 東海
駿河路の最後は毎度おなじみ柿田川の湧水で締めくくります。今日の東名は全線順調との情報が入っており、まっすぐ走れば当日帰着も十分可能なところ、時間が余ればその分寄り道してしまうのが自分の悪い癖です。あとは裾野から東名に乗り、大井松田のMOSに寄って帰ろうかと思っています。
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冬晴れの駿河を行く 二日目

2013-01-20 19:38:31 | B級グルメ
1号線を快走して沼津に着いたところで、遅い昼食兼夕食をとります。訪ねるのは沼津港の「にし与」です。漁港の食堂は朝食とややかぶるものがあるだけに、趣向を変えて鰻にしたいのはやまやまながら、鰻丼の並でも三千円は当たり前という高騰ぶりで敬遠せざるを得ませんでしたorz
とはいえ、こちらはこちらで悪くありません。壁一面にびっしり並んだ経木と短冊の中から選んだ「魚河岸定食」は、アジ、いか、白身のフライ三点に刺身がつくというもので、フライとキャベツだけでもかなりの量があるところ、刺身も鮪、キビナゴ、生しらすの三点盛りで出てきました。特に生しらすは、粘り気がなく舌先でパラパラとほぐれる、本場駿河でしか味わえない最高のものです。当然ながら丼飯を二杯平らげすっかり満腹。これで千円とはお値打ち品です。

にし与
沼津市千本港町109
055-951-6041
平日 600AM-1500PM
土日祝日 600AM-1500PM/1700PM-2000PM
木曜定休
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冬晴れの駿河を行く 二日目

2013-01-20 17:41:33 | 東海
本日も暗くなったところで撮影終了です。まず松原の向こうに夕日が落ち、それからしばらくして富士山頂に差していた夕日が陰り、辺りが次第に暗くなる中で灯台の明かりが少しずつ浮かび上がって、気付けば空には半月が、対岸には富士の裾野の明かりがまたたくという、芝居の起承転結でも見ているかのごとき印象的な夕景でした。
一風呂浴びようにも近隣にはこれといった温泉もなく、あとは腹ごしらえして帰路につくだけです。今回はもしかすると日付が変わる前の帰着になるかもしれません。
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冬晴れの駿河を行く 二日目

2013-01-20 15:37:54 | 東海
三保の松原を通り過ぎ、半島を先端まで走って真崎海水浴場に着きました。初めて訪ねた場所ですが、砂浜の向こうに富士山が聳え立ち、その隣に雪をかぶった愛鷹の山並みが連なる光景は実に見事で、今まで素通りしてきたことがもったいなく思えてきます。弧を描く松並木の向こうに富士山を望む三保の松原もさることながら、真正面から眺める姿にも違った趣があるものです。日没までの残り時間は一時間と少し、この期に及んで遠くには行けないため、今日の夕景はここか三保の松原で見届けることになりそうです。
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冬晴れの駿河を行く 二日目

2013-01-20 14:17:42 | B級グルメ
静岡の冬の風物詩といえば、「いちご海岸通り」の異名をとる150号線沿いのいちご園です。もちろん今回も土産に買って帰ります。実は私自身、いちごというものが特別好きなわけではありません。風光明媚な海岸沿いにずらりと並んだいちご狩りの幟が、旅情に満ちて何より秀逸なのです。

★宮田屋
静岡市駿河区根古屋406-1-2
054-237-1040
900AM-1900PM
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冬晴れの駿河を行く 二日目

2013-01-20 14:10:19 | 東海
150号線を快走して久能海岸までやってきました。何度も走ったこの道ですが、そのほとんどは朝方の走行で、昼下がりに走るのは久しぶりのことです。前回太平洋の荒波が音を立てて打ち寄せていた海岸は波静かで、午後の日差しで水面が輝き、東の彼方に望む伊豆半島の山並みはところどころ雪をかぶっています。慣れたつもりの道でも、時間帯や季節が違うと全く違う景色になるものです。
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冬晴れの駿河を行く 二日目

2013-01-20 12:42:59 | 東海
清水港を見物しつつ、三保の松原へ向かって移動中です。瓦で葺かれた切妻屋根の古い倉庫がよい味を出しています。外は10度という気温以上に暖かく、上着要らずなのはもちろんのこと、閉め切った車内が暑く感じられてくるほどです。一年中で一番寒い時期でもこれなのですから、静岡の桜が都内より早咲きなのも宜なるかなといった感があります。
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冬晴れの駿河を行く 二日目

2013-01-20 11:51:26 | B級グルメ
朝食に続いては土産を買います。今回の戦利品は干物二品と乾物二品、それに釜揚げしらすとわかめです。広くはないスペースでよりどりみどりの品が揃うところは、毎度のことながら秀逸です。加えてこの市場のよいところは、接客が総じて控えめなことにあります。とかく市場というと、こちらを旅行者とみるやまくしたてるように声をかけてくるところが多いものですが、私自身はそれを好みません。その点この市場ではゆっくり品定めできるのが助かります。

清水魚市場 河岸の市
静岡市清水区島崎町149
054-355-3575
1000AM-1800PM(水曜定休)
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冬晴れの駿河を行く 二日目

2013-01-20 10:56:07 | B級グルメ
お待ちかねの朝食をいただきます。過去何度か絶賛してきた清水の市場ですが、前回から一年ぶりに訪ねて大きく変わったのは、今まであった建物の隣に「まぐろ館」なる新しい建物ができたことです。「いちば館」と改称された従来の建物が物販中心だったのに対し、こちらは飲食が中心で、二つの階にざっと10軒ほどの店舗が並んでいます。もっとも、そのほとんどは函館の朝市などによくある観光客向けの店で、可もなく不可もなく決め手がありません。そんな中、唯一異彩を放つ店舗があったためこちらを選択します。
「漁協直営」の看板を掲げたその店は、厨房さえなければ事務所か何かだろうと思うほどがらんとして素っ気がありません。品書きも、しらすが生と釜揚げの丼で二種、桜えびのかき揚げが丼と定食で二種、それに鮪としらすの二色丼と刺身の定食、合わせて六種類という簡素さです。しかしこの簡素なところが市場の食堂らしく、厨房で立ち回る頭巾をかぶったおばちゃんともどもよい雰囲気を出しています。
店の名を冠した「はまや定食」は、鮪、太刀魚、黒鯛の三点盛りに桜えびのかき揚げと生しらすと小鉢を添えた充実ぶりで千円という良心価格。品書きの数は及ばないとしても、雰囲気、内容、価格設定ともに焼津にひけをとりません。今後清水で朝食をとるなら、ここが文句なしの決定版ということになりそうです。

★はまや
静岡市清水区島崎町149
054-351-3003
1000AM-2200PM
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冬晴れの駿河を行く 二日目

2013-01-20 10:27:35 | 東海
出発します。昨晩世話になったのは創業1725年という「ホテルトキワ駅南店」でした。当然ながら東海道の旅籠などではなく、どこにでもあるようなごく普通のビジネスホテルで、建物も客室も簡素にして年相応にくたびれてはいます。しかし、四千円を切る宿泊料を思えば何の不足もありません。清水の街にはこれを明らかに上回る宿もなさそうで、定宿はしばらくここで決まりということになるかもしれません。
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冬晴れの駿河を行く 二日目

2013-01-20 09:18:52 | 東海
おはようございます。本日は遅めの活動再開となります。窓の外には昨日と同じ雲一つない冬晴れの空が広がっており、今日も絶好の活動日和になりそうです。
本日の行動についてですが、市場で朝食をとってから三保の松原を見物し、150号線を走るついでに苺を買い、あとは東海道を少しずつ上って帰ります。焼津を通って川根路に分け入るのも悪くはないものの、これだけ見事な冬晴れならば、富士山を拝める場所で活動するのが当然の成り行きというものでしょう。静岡には近々再訪するにもやぶさかではないため、川根はそのときのネタとして残したいと思います。
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冬晴れの駿河を行く 二日目

2013-01-20 00:08:40 | 東海
本日の全行程終了です。静鉄の最終電車で清水へ戻ります。
二軒で完結した本日の酒場めぐりでしたが、今回は「多可能」に寄っておらず、他にも腹具合と時間さえ許せば立ち寄りたかった店は何軒もあり、取捨選択には毎度のことながら苦心させられます。それだけ静岡の居酒屋が充実しているということです。安定した冬晴れが期待できるこの季節は、北関東と並んで静岡が活動の主戦場となります。できれば冬の間に再訪したいものです。
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