駄日記

ゲーヲタの駄日記。好きなネタについてダラダラ書いてるチラシの裏。

ξ゜⊿゜)ξ<し、至高のツンデレは海原雄山なんだからっ!

2006年05月27日 | レビュー・感想
軽く『つよきす~Mighty Heart~』の感想でも書いてみようかな。

このゲームは、流行りのツンデレ要素を大量に含んだ学園モノのギャルゲーだそうだ。そもそもツンデレとは…なんてことを書くとアホっぽいので「普段はツンツン、二人っきりだとデレデレ」と適当な説明で省略するが、正直、俺としてはこのツンデレという属性、有名な属性であることは知ってますが別に大して好きなわけでもなく…。このゲームに関しても色眼鏡でしか見てなかったのですよ。

しかし…しかしだ。意外と面白いんだ。コレ。
何が面白いって、テキストのそこかしこにパロディが含まれててめっさ笑えます。

「デンジャーに行くぞ。」と穴子ボイスでしゃべってくれたり、
「そうだ、それだよ!フカヒレ!」などと、アンデットな人の様にのたまったり、
「ここの和訳は"やはりそういうことか"になります」などとダディヤナザァーンだったり、
「たっ、橘さん、本当に裏切ったんですか?」と(0w0)ウェーイだったり、
他にも「クマが釣られた」だとか…。いいのかコレ?

ごめん。コレ面白いわ。ギャルゲーじゃなくて、ギャグゲーとして普通に楽しめるジャマイカ。つよきすの元ネタが分かるwikiなんてのまで作られるくらい、とにかくパロディの嵐。プレイしてて素直に笑えるテキスト群が心地よくてひたすら楽しい。奇抜なシナリオ部分ってのは今んとこ特にないし、全体的にもあまりなさそーだけど、ただダラダラと文章を読ませるだけの、うざったい展開もあんまりないし。話のテンポがいいので最後までやってやるという気にはなる。

勿論、おにゃのこは全員強気なキャラばかりだが、それぞれちゃーんとツンデレ属性が違ってるのがまた面白いトコ。基本的に仲良くなるまでが「ツン」状態の前半、仲良くなった後は「デレ」状態の後半で構成されている。後半、おにゃのこと仲良くなってツンツンしてた態度が豹変してからは本当にバカップルで、前半までのツンツンぶりがこうなっちゃうのかー…と二度美味しい。さすがツンデレゲー!(*゜∀゜)=3 ムッハー!!

とにかくツンデレが好きな人には堪らないと思うゲームダヨ。姉属性が好きな人にもイイと思うヨ。PS2版の新キャラもスタンダードなツンデレって感じでイイと思うヨ。オープニングが終わるまでがそこそこ長めで、OPが終わってからは好きなキャラのシリだけ追っかけてりゃ攻略可能なぐらい簡単で、ルート決定までも早く、ギャルゲー難易度としては難易度は無いようなモンだということも述べときましょ。

あとは、システム面は特に目新しいシステムなんてのはないけど丁寧で、ボイスリピートが可能だったりとか、キャラ毎の音声をオン・オフ出来たりとか、既読メッセージは色違いで表示されたりとか、セーブデータが50個作成可能とか、更にクイックセーブやクイックロードなんて機能がある。クイックセーブとロードは本当に一瞬で早くていい感じだ。

…とりあえず、こういった属性が好きな人は買って損ないと思う。泣ける話、シナリオ重視…なんて人には向かないかもしれないが、個人的にはテキストがポップでパロディ満載なので女性にもオススメ出来そうな感じ。男の脇役にもカナーリ魅力あるし、ほんのり感動も出来る。一言でいうなら「楽しいギャルゲー」。キャラクターやシステム的にも全体的に綺麗にまとまってて、中々良い作品だと思います。

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