MT MANIAX

苦難の時にこそ、われわれは隣人に対して寛大であらねばならない。そうしていれば世界はわれわれにとって寛大なものになるはず。

「報道ステーション」って酷い番組やなあ

2006年08月24日 | 日記
 久しぶりにテレビでニュースを見ました。テレビ朝日の「報道ステーション」です。この日は、千葉県で79歳の男性が運転していた軽トラックが3人の家族をはね、5歳の女の子が死亡したというニュースが流れていました(ご存じない方は朝日新聞を参照してみてください)。何とも痛ましい事件です。ご冥福をお祈りいたします。
 このニュースの後半で、79歳の男性が農業従事者であることと、軽トラックは農作業の際に使用していることが紹介されました。そのあと、ニュースは一変して、日本の高齢化社会問題、農業従事者の高齢化、高齢者への運転免許発行システムの現状などが報道されました。最後の結論では、古館さんの隣に座っている朝日新聞の編集委員が、この79歳の老人も被害者のようなものですね、と発言しました。

 信じられれない。

 番組としての台本に書かれた発言であったのか、朝日新聞編集委員のアドリブの発言であったのか分かりませんが・・・・・・報道ステーションも、この朝日新聞編集委員も、人の心が欠落しているのでしょうか。交通事故と高齢化問題をごちゃまぜにして、なんだか論点がよく分からないニュースになっていると感じます。
 このニュースを、ひき殺された女の子の家族や知人が見たら、どのように思うでしょうか。この事件では、絶対的に気の毒なのは5歳の女の子と家族です。そして、絶対的に悪いのは79歳の男性です。これらは絶対にゆずれない線です。朝日新聞編集委員によると79歳の男性は高齢化社会の被害者かもしれませんが、交通事故では絶対に加害者です。加害者以上でも加害者以下でもありません。
 このような痛ましい事件が起きてしまった場合、瞬間的に大事なことは、被害者家族への精神的な支援です。5歳の女の子は高齢化問題に殺されたのか。いいや、違うと思います。
 このようなニュースの中で、「加害者にも同情の余地あり」ということを報道することは、人間としての思いやりに欠けていると思います。心がないのか、この番組は。テレビでニュースなんか見なければよかった。気分が悪い。

銀行の「記帳・繰り越し機」を初体験

2006年08月24日 | 日記
 銀行の通帳の記帳欄が一杯になったため、新しい通帳へ繰り越す必要が出てまいりました。そのため、今日の昼休みに銀行へ行きました。
 銀行のATMコーナーの近くに、「記帳・繰り越し機」という機械が設置されていました。つまり、この機械を使えば、窓口で手続きせずにATM感覚で新しい通帳へ繰り越してもらえる、ということです。今まで、こんな機械って設置されていたんかなあ。
 いい機会でしたので、早速ためしてみました。繰り越しに掛かった時間は5分弱ぐらいでした。手間が掛からず、窓口が混雑する昼間の時間帯には待たずに手続きできるため、ありがたい機械だと思いました。手続きに際して、ハンコを使わないことが少し不安ですが・・・・・・。