昔の洋楽が好きなので♪

サイケな曲が好き♪
2021年投稿分から「サブスクで聴けないor探しにくいサイケ」をテーマにしてます☆

スティーヴ・ミラー・バンド 「鷲の爪」

2006-11-29 20:07:49 | 70sジャケ絵日記

今日のジャケ画は、
Steve Miller Band 「Fly Like an Eagle」

76年発表の9th、邦題「鷲の爪」(^^ゞ
アルバムチャート3位を記録しました。

この盤ではこれまでの彼とは
ちょっと違った雰囲気の曲も収録されました。

アルバム最初のインスト曲「Space Intro」から続く、
タイトル曲の「Fly Like an Eagle」では
シンセを使ってスペーシーな音を出してます。

そう、「Fly Like an Eagle」はこれまでの彼からは
想像できないくらいのファンキーな曲で
当時のブラック系ディスコ曲みたいな雰囲気の曲となりました。

でもすごくCoolで良いんですよね。
元々スティーヴは冷めた感じで歌うので
このような曲がとてもハマるんだと思います。

そして「Wild Mountain Honey」。
この曲でもシンセは使ってますがスペーシーではなくて
どこか幻想的な感じの音となってます。
とても聴き入ってしまう美しい曲です。

(ちなみにこの曲、某RPGゲームの「とある町のBGM」に
ちょっぴり似てるような気がします(^^ゞ気のせいでしょうかw)


さて、その次の曲「Serenade」では、ガラリと変わって
ノリの良い「スティーヴ節」が聴けれます。
アコースティックギターの軽快な音と
哀愁的なメロディがとても良いです。

「Dance, Dance, Dance」ではカントリーサウンドとなってます。
とても温かみを感じる良い曲です。


そして「Rock 'N Me」はこの盤からシングル曲として大ヒットとなった曲。
軽快な曲ですが、イントロ部分は
あのフリーの「オールライト・ナウ」の
イントロみたいな(というかそのまんまのw)イントロで
ビックリさせられます。

が!歌部分になると
お馴染みのスティーヴ節になり、
2番に入る直前にまた例のイントロに戻るといった感じで、
遊び心を感じる曲となってます♪


「Sweet Maree」では冒頭の部分でシンセを使って
風の音みたいな音を出してますが
ブルージーな演奏が徐々に聴こえはじめてきます。
最初のシンセ音からは想像のできないくらいの
味わい深いブルージーなナンバーが心地良いです。

「The Window」では当時のAORのような雰囲気をちょっぴり感じる
洗練された曲となりましたが、渋みの利いた哀愁のサウンドです。
オルガンの音色がとても味わい深いです。


この盤は更にバラエティに富んだ内容になったように思います。
これまでの彼の持ち味と、新しく導入したシンセ音との融合が新鮮な1枚です。

----------------------------------------------------------------------

海外某所から「Fly Like an Eagle




スティーヴ・ミラー・バンド 「ジョーカー」

2006-11-27 23:42:29 | 70sジャケ絵日記

今日のジャケ画は
Steve Miller Band 「The Joker」

73年作品の8thです。

スティーヴの持ち味である気負いのない自然体のボーカル、
ブルースやR&Bに根ざした渋くて味わい深いサウンド
どれをとっても素晴らしいの一言に尽きる1枚です。

スティーヴにハマってからというもの、
彼のいろんな時代の曲をあれこれ聴いてますけれど
もうワタシは完全にスティーヴにハマってしまいました!(^^ゞ
いやはや、ホント、彼の曲ってなんだかクセになるんですよ♪

どういうところがクセになるのかと問われたら
「コレ!」という明確な答えは出せないんですけれど(汗)、
この気負いのない自然体なところが心地良いんですよね♪
(さっきも同じこと書きましたけど(^^ゞ爆汗)

尚、この盤でようやく彼はヒットに恵まれました。
アルバムも2位を記録して大ヒットとなりましたが
この中からのシングルでタイトル曲の「ジョーカー」は、
ビルボード74年1/12付で1位となりました!

60年代末からメジャーシーンで頑張ってきたスティーヴは
ようやくこの年に華開いたのでした♪

60sサイケが好きなワタシとしては初期の作品は
サイケなのでモロに好きですけれど、
70年代に入ってからの渋いサウンドも大好きです。

聴いた瞬間に心の緊張を解きほぐしてくれるようなサウンドです♪

-----------------------------------------------------------------

海外某所から「The Joker



【Rock A to Z】

2006-11-26 23:56:17 | その他の日記
ワタシのネッ友「Babyblue」さんのブログで
大好きなアーティストをアルファベット順に挙げていくという
Rock A to Z」という記事があるので
ワタシも書いてみようと思います♪


ワタシ的「Rock A to Z」はコレ!

A・・・ABBA
B・・・Beatles
C・・・Cheap Trick
D・・・Doors
E・・・Electric Light Orchestra
F・・・Faces
G・・・Greateful Dead
H・・・Hollies
I・・・Iggy Pop
J・・・John Lennon
K・・・Kinks
L・・・Love
M・・・Monkees
N・・・Nice
O・・・Olivia Newton-John
P・・・Pink Floyd
Q・・・Queen
R・・・Red Hot Chili Peppers
S・・・Steve Miller Band
T・・・T.REX
U・・・Ultravox
V・・・Velvet Underground
W・・・Who
X・・・XTC
Y・・・Yardbirds
Z・・・Zombies

ポップス系も入ってますが、
このアルファベットだったら「コレ!」というのを挙げてみました(^^ゞ
今でも好きor今年(最近)よく聴いた、というのを挙げてみましたヨ♪

(中には「これしか思い浮かばない」っていう
アルファベットもあるけど…(^^ゞ汗)



ザ・フー 「エンドレス・ワイヤー」

2006-11-24 22:57:04 | 00s以降~ジャケ絵日記

今日のジャケ画は
The Who 「Endless Wire」

まさかまさかの?24年ぶりとなるフーの新作です!
ピート・タウンゼントの小説を元にしたロック・オペラの
コンセプトアルバムとなりました!

2035年という近未来に90歳のおじいさんがタイムワープして
人生を振り返るというコンセプトです。


ワタシは04年、フーの初来日となった夏イベント「ロック・オデッセイ」で
フーを観て来たのですが、そのときのドラムだった
リンゴの息子ザック・スターキーの
ワイルドでグルーヴィーなドラミングに一目惚れ状態なのでした!

もうさすがにキース・ムーン直伝という感じの
ボコボコいいまくりのドラムで、しかもとてもグルーヴィーなんです!

で、この盤でも参加するっていうことをニュースで見たので
とても楽しみにしてたんですけれど
なんと!!この盤の制作期間中に、
ザックはオアシスの全世界ツアーに参加ということになってしまい
この盤では5曲目の曲しか叩きませんでした。。。


ザックのワイルドなドラムが聴けないのはなんとも残念ですが
フーの新曲の数々はモチロン素晴らしい曲ばかりです!

この新作ではワイルドなロックナンバーは多くはありませんが
落ち着いた雰囲気が大ベテランの余裕を見せ付けてくれるようで
聴いていてとても心地良くなります。

ピートの描く世界は彼自身の半自伝という感じで
時に温かい気分に、時にシビアにと、
いろいろ考えさせてくれます。

しょっぱなの曲「フラグメンツ」のイントロからして涙モノです!
「ババ・オライリィ」のあのループ電子音が鳴っているんですから…☆彡
というか、正しくは「あのループ音を元に編曲されたループ音」です(^^ゞ
でも懐かしくて嬉しくて思わず飛び上がりそうでした!

曲のほうはというと、いかにもフーらしい明るくカラっとした曲あり、
アコースティックの落ち着いたナンバーあり、
ピアノを主体とした演劇がかった曲あり、という感じで
トミーや四重人格で見られたようなフーらしい転調の仕方をしています。

どちらかと言えばワイルドな曲は多くはなく、
落ち着いた感じの曲が多いのですが
壮大なスケールの物語に感動です。
音的にもとても耳に馴染みが良くてクセになる1枚です♪


-------------------------------------------------------------------

「続きを読む」っていうのを押してくれた人、どうもです!(・∀・)
実は、以下からワタシの長々しい感想文めいた散文が続きます(^^ゞ爆
  ↓

1曲目は「ババ・オライリィ」のループ音を元に
編曲した音から始まる「フラグメンツ」です!
お馴染みのループ音でテンションが高まったところで
ロジャーの味わい深い歌声とコーラスが♪
サウンドもいかにもフーらしい親しみやすいメロディで
ピートの研ぎ澄まされた、でも味わい深いギターが華を添えてます。
これから始まる物語に期待が高まります!


そして「パープル・ドレスの男」。
アコースティックナンバーの曲です。
どこかカントリーっぽい雰囲気をしています。
歌詞は登場人物が他の人物に向けて文句を言ってる歌詞ですが
メロディはとても落ち着いた感じでなごめるメロディです(^^ゞ

そして「マイク・ポストのテーマ」。
冒頭の部分ではそれまでの雰囲気からガラっと変わり、
力強いロジャーの歌声で始まりますが
Aメロ部分では落ち着いた雰囲気に戻ります。
そしてまたサビ部分では力強い歌となりその繰り返しという感じです。
この力強いワイルドな部分はいかにもフーという感じでとても良いです!


そして4曲目「イン・ジ・イーサー」。
孤独な男の心情をワイルドに歌いあげて、とても心にグッとくる曲です。
ライナーに書いてあったのですが
ロジャーは役柄を意識してなのかダミ声で歌ってると説明がありました。
ロジャーの声は昔からそのルックスから想像できないワイルドな声でしたが
おぉ!この曲ではたしかにロジャーっぽくないダミ声で歌ってます!
(これはピートが歌ってる、という某ファンの御方からの声あり。
そう云われてみればワタシもピートっぽく思えてきました!)


そして5曲目「ブラック・ウィドウズ・アイズ」。
先ほどまでの苦しく重たい雰囲気から一転し、
トミーや四重人格で見られたようなフーならではの転調の仕方で
世界が一気に開けたような、そんな雰囲気をかもしだしてます。

そして6曲目「2000年」。
トラッドな雰囲気を感じるアコースティックナンバーとなりました。
ギターの音色がとても美しく感動的な曲です。

そして「ゴッド・スピークス・オブ・マーティー・ロビンス」。
この曲はピートが歌ってます。
ギター中心のアコースティック・ナンバーで
内省的な雰囲気の曲となりました。
でも静かに前向きなことを言ってます。
「目覚めよ、音楽を聴くために」。。。
生命の神秘さと力強さを、しみじみ感じるような
そんな雰囲気の曲です。個人的にはすごくお気に入りな曲となりました。


そして8曲目「イッツ・イット・イナフ」では
サビのコーラス部分が耳に残る印象的なメロディとなりました。
力強く歌うコーラスに、モダンでノリの良いメロディが乗り
これまたいかにもフーらしい曲となったように思います。

そして間髪入れずに次の曲「ユー・スタンド・バイ・ミー」ですが
これはフォークロック・スタイルの曲でピートが歌ってます。
短めの曲ですが心の洗われるようなシンプルで美しいメロディに
温かい歌詞がとても感動です。ワタシ的にはこの曲、すごくお気に入りです。

  ◆   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆   ◆

そして次の曲=10曲目からラストの19曲目までミニ・オペラとなってます。
オペラ最初の曲「サウンド・ラウンド」から
次の曲「ピック・アップ・ザ・ピース」では
いかにもフーらしい親しみやすいメロディと
ワイルドな演奏がカッコイイです。


ミニオペラ3曲目の「アンホーリー・トリニティー」では
カントリーっぽいのどかな曲で、心なごみます。

「トリルビーのピアノ」ではその名の通り?ピアノ主体の曲で
物悲しい曲です。この曲はピートが歌ってます。

そしてタイトル曲の「エンドレス・ワイヤー」。
これもカントリーっぽいのどかな曲です。
落ち着いた雰囲気がとても心地良いです。


そして「フラグメンツ・オブ・フラグメンツ」。
この曲でも「ババ・オライリィ」を元に編曲されたループ音が鳴ってます。
そしてロックオペラ的な掛け合いのコーラス。
とても不思議な雰囲気をかもし出してます。

そして間髪入れずに「ウィ・ガット・ア・ヒット」。
これぞいかにもフー!という感じのクールな曲です!
コーラスの入れ方もまるで60年代のフーみたい!
ワタシ的にはモロにお気に入りの曲でした!


そして「ゼイ・メイド・マイ・ドリーム・カム・トゥルー」。
ちょっぴり気だるい雰囲気のミドルナンバーです。
演劇がかった感じが一連のメドレーにメリハリを与えてるように思います。

そして「ミラー・ドア」。
これまたフーらしいクールでワイルドなナンバーです!
時代も変わり音楽機材やら何やらが変わっても
フーらしさがこのように出てるというのは素晴らしいですね!
ファンとしてもすごく嬉しいです!


そしてロックオペラ締めくくりの曲「ティー&シアター」。
アコースティックナンバーの曲です。
この物語は悲しい結末となってしまったようで
悲しい言葉が次々と出てきますが
「あのステージから降りる前に
あなたとわたし、一緒にお茶をしませんか?」と言っています。

「あのステージ」とは「人生」だとワタシは解釈しました。
とても重みのある言葉で、壮大なスケールを感じます。
しかし次の言葉「一緒にお茶しませんか?」というのが
ただ悲しんでいるのとは違った感じにも思えてきます。
どこか英国紳士的な雰囲気すら感じてしまうのはワタシだけでしょうか?(^^)

英国人はなにかハプニングが起こると、
「いつも通りに落ち着いて!」と、
取り乱さないように心がける人が多いというのを
どこかの英国在住の人の記事で読んだことあるんですが
嘆き悲しんでるときに「お茶」という言葉が出てくるあたり、
やっぱり英国人ならではの発想なのかな、と思ったりします(^^)


オーケー・ゴー 「オー・ノー」

2006-11-22 19:37:30 | 00s以降~ジャケ絵日記

今日のジャケ画は、OK GO 「Oh No」

シカゴ出身のパワー・ポップバンド「オーケー・ゴー」
05年発売の作品です。

彼らが踊りまくってるPVの通りにファンが真似をするという
「なりきりビデオ・コンテスト」がYou Tubeで開催?されてましたよね^^

彼らのことはワタシはネッ友から知ったのですが
レンタル店に行ったら去年出た新譜がようやく置かれてたので
早速借りてみました(^^ゞ

初めて聴いてみましたけど、とにかく明るい♪
カラっと明るくポップな曲ばかりです♪
メロディも親しみやすくて良い感じ。

演奏もけっこうハードな感じで
キレのあるリズムが印象的です。

そしてなにげに70年代後半から80年代にかけての
あの時代のポップな雰囲気も感じます。
また、60年代からのルーツロック的な雰囲気が
ところどころに感じられる箇所もあったりします。

それらの時代の曲の美味しいところを取り込みつつ
彼らならではのキレの良い弾んだサウンドになってると思います。

なにげにナックのような懐かしみ感じるサウンドに
80年代的なポップさがプラスされたような印象を受けました。

楽しく明るいサウンドに元気を貰える1枚です♪

-------------------------------------------------------------------

ということで海外某所から

Here It Goes Again

A Million Ways

彼らが振り付けした独特のダンスが面白いです♪
彼ら、かなり運動神経良いと思う!(真似難しそう…(^^ゞ汗)


あと、もうひとつリンクを♪
Do What You Want

このPVはちょっと音が小さいのが残念ですけれど
彼らの演奏シーンがカッコイイです♪