昔の洋楽が好きなので♪

サイケな曲が好き♪
2021年投稿分から「サブスクで聴けないor探しにくいサイケ」をテーマにしてます☆

クーラ・シェイカー 「ペザンツ、ピッグス&アストロノーツ」

2006-11-14 01:04:51 | 90sジャケ絵日記

今日のジャケ画は
Kula Shaker 「Peasants, Pigs & Astronauts」

2ndとなる99年発表作品、この作品を出した後
彼らは解散してしまいました。
(そして06年、復活!)

前作の「K」ではヘヴィーでサイケで
民俗音楽的なサウンドが魅力でしたが
2ndの今作では一段とヘヴィーでロック寄りなサウンドとなりました。

最初の曲「Great Hosannah」での
ドラマティックでヘヴィーなサウンドは
何度聴いても「カッコイイ!」の一言しか浮かばないほどカッコイイです。

「Mystical machine gun 」ではシタールの音色でインドっぽさを出してます。
どこかプログレっぽい幻想的な雰囲気がとても惹き込まれます。

「SOS」ではどこか危なげで妖しさ漂うサウンドがとても良いです。


「Radhe radhe」では女性ボーカルをメインにしての
モロにインド的なサウンドとなってます。

そしてそれに続く「I'm still here」では
アコースティックギターをバックにした弾き語り。
良い意味で枯れた雰囲気に惹き込まれます。

そして間髪入れずに次の曲「Shower your love」では
シタールの音色からアコースティック的に始まるナンバー。
サビ部分では他のパートも入って音に厚みが増しますが
フラワーな感じのサイケ感覚溢れたギターサウンドで
とても心に響く感動的な曲です。

この3曲を立て続けに聴いただけで
彼らのディープでサイケな世界にハマりまくりです。

そして次の曲「108 Battles (Of The Mind)」では
さきほどのディープな3曲から打って変わって
華やかさが増し、サイケ炸裂の曲となります。


この盤では前作ほど強烈な印象は薄れましたが
個人的な好みで云えばこちらの2ndのほうがすごく好きです。

1曲1曲の良い意味で枯れた雰囲気、ヘヴィーな雰囲気が非常に良く、
聴けば聴くほどに味わい深さを増してきます。

アルバムを通して聴いたときのまとまり感も良く、
どこかトータルコンセプトアルバムのような雰囲気すら感じます。
彼らの独創的な世界観にドップリ浸かれる1枚です。

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海外某所から
Shower your love