昔の洋楽が好きなので♪

サイケな曲が好き♪
2021年投稿分から「サブスクで聴けないor探しにくいサイケ」をテーマにしてます☆

ザ・キンクス 「不良少年のメロディ ~ 愛の鞭への傾向と対策」

2008-03-21 10:18:51 | 70sジャケ絵日記

今日のジャケは
The Kinks 「Schoolboys In Disgrace」

コミカルなイラストがカワイイですよね♪
本作は75年発表のRCA期最後の作品、
前作「ソープオペラ」から僅か半年後の作品となりました。

本作の邦題もこれまたスゴイ!
「不良少年のメロディ - 愛の鞭への傾向と対策」。。。(^^ゞ

このタイトルからお察しの通り、コンセプトは「学生生活」(^^ゞ
マンガチックなジャケ画もナイスですよね!

さてそんな本作ですが、
この作品が作られた時点で既に「懐かしい」とされていた、
1950年代のポップスやロックンロール、
ドゥワップなどを取り入れてノスタルジックなサウンドがメインです。

今まで通り女性コーラスをふんだんに使ったり
前作ソープオペラでもみられた、
「低音利かせた面白おかしいボーカル」もあったりと
RCA期ならではの劇団バンドっぷりを見せてます。

はたまた「校長先生への告白」ではハードな演奏を見せてくれてます。
そして次の曲「ハードに生きろ」では
60年代のキンキーサウンドを彷彿とする、
ハードなギターリフが利いたサウンドを繰り広げてます。


そして今回、最もスゴイのはメンバーの衣装!
今回はなんと学生の制服です!!
メンバーの顔、なにげに嬉しそう・・・!?(^^ゞ
聴いてるこっちのほうまでウキウキしてくるような楽しい内容の1枚です。





ザ・シーズの1st&2nd

2008-03-14 10:22:03 | 60sジャケ絵日記

今日のジャケは、The Seedsを♪

このCDは66年発売の1st「The Seeds」と
同年発売の2nd「A Web of Sound」が一緒になった2イン1です。

下の↓ジャケは2ndのジャケですね。


当時ヒットした最強ガレージナンバーの
「Pushin' Too Hard」もバッチリ収録♪

そしてこの曲にソックリな曲が多数収録。。。(^^ゞコラ

いえいえ。ソックリだって構わないのです!(^^ゞ
この妖しげなヒズミまくったガレージサウンドは
どれもこれもみんなサイコー!

それを苦しげに(?)歌っているスカイ・サクソンからして
最高に妖しく最高にクレイジー!
毒気を含んだオーラを漂わせてるように思えてきます(^^ゞ

尚、サクソンはソロになってから
自分のことを「教祖」だと云って
ソロ活動共々がんばってるそうで。(^^ゞ
どこまでも飛びまくりのサクソンに脱帽という感じです。



レインボウ(60s) 「アフター・ザ・ストーム」

2008-03-07 10:37:40 | 60sジャケ絵日記

今日のジャケは
Rainbow 「After The Storm」

レインボウ、、、と聞いたら、
あの70年代後半のハードロックの??と誰もが思うでしょう。
が♪
コチラのレインボウは1960年代アメリカ西海岸のバンドです(^^ゞ

私、この大っぴらで明るいジャケに惹かれて
ジャケ買いしてしまいました(^^ゞ
この作品は1968年に発表されました。

そんな彼らのサウンドはというと、
ヘヴィーなブルースロックをベースに
ジャジーなニュアンスも所々に見え隠れ。

時折クラシック的なニュアンスのオルガンもあったり、
ソフトロック風な雰囲気がする曲、
サンシャインポップ的な親しみ感のあるポップスもあったりと
バラエティに富んだ内容です。

また、曲間や曲の冒頭に、観客の声援とかナレーションとか
遊園地っぽい音などのSEを入れて演出しています。


そして8曲目「Does Your Head Need Straightening?」の
SEはというと・・・!?

なんと、「な~んみょ~ほ~れんげ~きょ~」のお経が・・・!

ホンモノと思われるお坊さんのお経がずっと鳴りっぱなしの中で
サイケなオルガンを中心とした即興演奏が繰り広げられ、
時折、バイクの音とか子供のはしゃぐ声とかが聴こえてきて
危ないくらいにサイケ・・・!
常識的にも精神的にも怖いくらいです(汗)
こんな怖いくらいにサイケな曲は初めて聴きました!

この曲の題名を翻訳サイトで直訳してみたら
「あなたの頭は、整理することを必要としますか?」。。。(゚Д゚)ハ?
きっと彼らもお経を聞いたことがあって心が鎮まったことがあるから
この曲に使ったのかな??(^^ゞ


とまぁ、危ないくらいにサイケな曲から
サンシャインポップまで幅広く聴かせてくれますが
最後の最後にはピアノのソロ曲で静かに終了。
この最後の曲、意外にもクラシック調の曲だったりするんですよ。
曲間にSEも多用してるし、
どことなくトータルアルバム的な雰囲気がする1枚です。