昔の洋楽が好きなので♪

サイケな曲が好き♪
2021年投稿分から「サブスクで聴けないor探しにくいサイケ」をテーマにしてます☆

スティーヴ・ミラー・バンド 「すばらしき新世界」

2006-11-20 21:57:26 | 60sジャケ絵日記

今日のジャケ画は
Steve Miller Band 「Brave New World」

69年発表の3rd、邦題「すばらしき新世界」

サイケな1st、2ndではリードギターに
あのボズ・スキャッグスが在籍してましたが
この3rdではもう在籍していません。

ファズトーンの利いたサイケなギターは
そんなに出てこなくなりましたが
それでも69年という時代に作られたこともあり、
サイケ感はバッチリ漂ってます♪

ロック寄りなサウンドにサイケ感がプラス。
とことんまでワイルドでグルーヴィーなドラム、
R&Rなギター、スティーヴのCOOLなボーカル、
ゲスト出演したニッキー・ホプキンスのピアノ、
どれをとっても冴えわたってます♪

そんな中、バラードナンバーの
「Kow Kow」や「Seasons」がとても印象的です。
メロディがなんといっても良いですね♪
とても心に染みる曲です。

そして最後の曲「My Dark Hour」では
あのポール・マッカートニーが競演しています。
ポールはシルバー・ビートルズの頃に使ったことのある偽名、
「Paul Ramon(ポール・ラモーン)」名義で参加。

この参加にはビートルズ側のいろんな問題が
山積みとなった時期も関係しているとのことらしいです(^^ゞ

たまたま(?)隣のスタジオでスティーヴが録音中ということで、
気分転換に(?)ポールが参加、ということらしいんですけれど…(^^ゞ

ポールはベースとドラムとバックコーラスを担当。
そんなこんなで、ポールの「気分爆発!」的なテンションがプラスされて
アルバムの中でも特にテンション高い曲となりました♪

2ndに引き続き、どの曲も良い曲ばかり♪
スティーヴのソングライティング・センスの高さが
改めて分かる1枚だと思います。



CCR 「ペンデュラム」

2006-11-17 20:50:04 | 70sジャケ絵日記

今日のジャケ画は、
Creedence Clearwater Revival 「Pendulum」

70年発表の6thです。

この盤では新しい試みといった感じで
オルガンやサックスが入りました。

名曲「Have You Ever Seen the Rain? (邦題:雨をみたかい)」が
収録されてることで広く知られる1枚ですが
他の曲も味わい深くて良い曲ばかりです。

「Pagan Baby」ではしょっぱなからジョン・フォガティの
力強いボーカルが堪能できます。
ノリの良い演奏もとても良いです。

「Sailor's Lament」ではカントリーっぽい感じになってますが
気負いのないサウンドがとても心地良いです。

「Chameleon」ではノリの良い曲となってます。
ブラスセクションとバンドサウンドがとてもマッチしてます。

「Born to Move」ではR&B的なノリの曲となってます。
ジョン・フォガティのソウルで熱いボーカルがとても映えてます。
オルガンのフリー演奏もとても素晴らしいです。

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海外某所から
Have You Ever Seen the Rain?



ザ・ジーヴァズ 「カウボーイズ&インディアンズ」

2006-11-16 00:23:52 | 00s以降~ジャケ絵日記

今日のジャケ画は、
The Jeevas 「Cowboys and Indians」

クーラ・シェイカーのフロントマン「クリスピアン・ミルズ」が
クーラ解散後結成したバンド「ジーヴァズ」の
2枚目となる作品。03年作。

ジーヴァスの1枚目はストレートなロックンロールとなりましたが
2枚目の本作では温かみあるアーシーな雰囲気のサウンドや、
サイケな雰囲気のサウンドが増え、
バラエティに富んだ内容となりました。

CCRの「雨をみたかい」をカヴァーしてますが
彼らのヴァージョンもとても味わい深いです。

「Healing Hands」ではサイケな雰囲気ですが、
クーラ時代のサイケとは違って、
タイトでスタイリッシュな雰囲気を持たせつつサイケにやってます。
とてもカッコイイ曲。

「The Way You Carry On」ではノリの良いリズムの
ロックンロールサウンドとなりましたが、
とても温かみを感じるメロディです。
コーラスもとても良いですね。

「Back Home」ではバラードナンバーとなってますが
カントリーっぽい雰囲気が感じられとても心に染みます。

「Stoned Love」ではガレージっぽい曲となりました。
ハーモニカの音とヒズミの利いたギターがとてもサイケです。

クーラ時代には何かとバッシングされてしまったクリスピアンですが
このジーヴァズはノビノビと音楽を楽しんでいるのが
サウンドを通して伝わってくるようです。
ノリの良い曲に元気を貰える1枚です。



クーラ・シェイカー 「ペザンツ、ピッグス&アストロノーツ」

2006-11-14 01:04:51 | 90sジャケ絵日記

今日のジャケ画は
Kula Shaker 「Peasants, Pigs & Astronauts」

2ndとなる99年発表作品、この作品を出した後
彼らは解散してしまいました。
(そして06年、復活!)

前作の「K」ではヘヴィーでサイケで
民俗音楽的なサウンドが魅力でしたが
2ndの今作では一段とヘヴィーでロック寄りなサウンドとなりました。

最初の曲「Great Hosannah」での
ドラマティックでヘヴィーなサウンドは
何度聴いても「カッコイイ!」の一言しか浮かばないほどカッコイイです。

「Mystical machine gun 」ではシタールの音色でインドっぽさを出してます。
どこかプログレっぽい幻想的な雰囲気がとても惹き込まれます。

「SOS」ではどこか危なげで妖しさ漂うサウンドがとても良いです。


「Radhe radhe」では女性ボーカルをメインにしての
モロにインド的なサウンドとなってます。

そしてそれに続く「I'm still here」では
アコースティックギターをバックにした弾き語り。
良い意味で枯れた雰囲気に惹き込まれます。

そして間髪入れずに次の曲「Shower your love」では
シタールの音色からアコースティック的に始まるナンバー。
サビ部分では他のパートも入って音に厚みが増しますが
フラワーな感じのサイケ感覚溢れたギターサウンドで
とても心に響く感動的な曲です。

この3曲を立て続けに聴いただけで
彼らのディープでサイケな世界にハマりまくりです。

そして次の曲「108 Battles (Of The Mind)」では
さきほどのディープな3曲から打って変わって
華やかさが増し、サイケ炸裂の曲となります。


この盤では前作ほど強烈な印象は薄れましたが
個人的な好みで云えばこちらの2ndのほうがすごく好きです。

1曲1曲の良い意味で枯れた雰囲気、ヘヴィーな雰囲気が非常に良く、
聴けば聴くほどに味わい深さを増してきます。

アルバムを通して聴いたときのまとまり感も良く、
どこかトータルコンセプトアルバムのような雰囲気すら感じます。
彼らの独創的な世界観にドップリ浸かれる1枚です。

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海外某所から
Shower your love


チープ・トリック 「ドリーム・ポリス」

2006-11-11 01:42:41 | 70sジャケ絵日記

今日のジャケ画は、Cheap Trick 「Dream Police」

79年発表作品です。
白い警官の衣装に身を包んだメンバーのジャケ、最高ですね!
曲のほうもゴキゲンなナンバーばかり♪

タイトル曲の「ドリーム・ポリス」や「ウェイ・オブ・ザ・ワールド」では
バンドサウンドとオーケストラが融合されて極上のポップな曲となってます。

「ザ・ハウス・イズ・ロッキン」はワイルドなR&Rナンバー!
ハードなギターがとてもカッコイイです!

曲の終わり直前のギター部分ではビートルズの「プリーズ・プリーズ・ミー」の
リフを弾いてるところがチラっと入ってます(^^ゞ
彼らは「ビートルズの再来のようだ」と当時言われていたこともあったので
これはやっぱり彼ら流のジョークなんでしょうかね(^^ゞ

バラードナンバーとなった「ヴォイシズ」では
オーケストラとコーラスが何気にビートルズっぽさを感じます。
とても心に染みる曲です。

この盤は彼らの当時の勢いが
そのまま伝わってくるような元気な曲がイッパイ♪
突き抜けるような明るい曲に気分も開放的になる1枚です。

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海外某所から
ドリーム・ポリス