昔の洋楽が好きなので♪

サイケな曲が好き♪
2021年投稿分から「サブスクで聴けないor探しにくいサイケ」をテーマにしてます☆

私的☆モノクロジャケ・一覧表

2011-06-29 10:21:03 | その他の日記
2011年夏 - 6年分の投稿の中で
モノクロなジャケをピックアップしてみました!

…中には「これ、モノクロじゃないだろ?」ってやつもあるけど!(爆)
まぁ、私のお薦め盤ってことで~!(^^ゞ

【60s - 70s】

Hickory Wind

High Tide - Sea Shanties

Michael Yonkers - Grimwood

MIJ

Millennium - BEGINE

Moonstone

Morgen

Nirvana(UK) - All of Us

O.W.L.

Oasis(US)

Procol Harum - 1st

Traffic - John Barleycorn Must Die

Tyrannosaurus Rex
- Prophets, Seers & Sages The Angels Of The Age


Tyrannosaurus Rex - A Beard Of Stars

Velvet Underground - White Light / White Heat

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【80s - 10s】

Bo Ningen

Caesars - 39 Minutes of Bliss

Coral - Invisible Invasion

Fountains of Wayne
- Welcome Interstate Managers


Mando Diao - bring 'em in

Vines - Vision Valley

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↓今回の特集で書いた一連の記事です

Window - S/T

Kickland & Johnson with J.Clemetson

Index
- Black Album Red Album Yesterday & Today


Beautiful Losers

Shide & Acorn
- The Legend of the Dreamstones


Ruthann Friedman - Constant Companion

Euphoria - S/T
--- Roger and Wendy - S/T


Edwards Hand - Stranded

Naomi Lewis - Cottage Songs

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ナオミ・ルイスの1st

2011-06-28 23:10:39 | 70sジャケ絵日記
今日のジャケは
Naomi Lewis - Cottage Songs


米フィメールフォーク、自主制作の75年作品です。

このペン画のイラストに、なんとも心惹かれます。

曲のほうはフォークど真ん中というわけじゃなく
フリーソウルな感覚のポップな曲という感じ。
穏やかながらもポップセンスの光ってる曲が多いです。

ブラスセクションを入れた曲もありますけど
あくまでもお洒落な感じで
そんなにファンキーではありません。

曲によっては所々にサイケなアレンジもあったりして
サイケフリークの私としては嬉しいところです。

なにせこのナオミの歌声が透明感あって
まるで一種の楽器のように聞こえてくるんですよね。
彼女の歌声はフルートの音色のようだと
いろんなところで書かれてますが
本当にフルートと同じ系統の声してるんですよ。
まさに歌姫!この声に陶酔です。


↓またまた自作です

I Have A Blue Sky


ちなみにナオミの2ndも素敵なジャケで
心惹かれるものがあったんですが某店の紹介文では、
プレAOR的でファンキーで…と書かれてたので
AORもファンキーも苦手な私は
手に取るのを止めてしまいました…(汗)
好き嫌いの激しい奴で本当にゴメンナサイ('A`)

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エドワーズ・ハンド 「ストランデッド」

2011-06-26 10:19:32 | 70sジャケ絵日記
今日のジャケは
Edwards Hand - Stranded



コミカルなイラストのジャケですが
こちらは2ndとなる71年作品。

彼らの作品は、以前にも投稿していますが
前身のピカデリーライン
エドワーズハンドの1st作品を投稿しています。

1stのプロデューサーは
ビートルズでお馴染みのジョージ・マーティンでしたが
今回もまたマーティンが手がけています。
録音場所はどうやらモーガンスタジオらしいです。

そして今回は今までの作品にないくらい
プログレッシヴ・フォーク路線となりました。

そして外部からのミュージシャンとして
キングクリムゾンやエイジアで活躍することになる
ジョン・ウェットンを迎えてます。

そして今作はコンセプト作品となってます。
前半はアメリカの光と闇をテーマに、
後半のメドレーは死をテーマにしています。


とまぁ、そんな感じの本作ですが
個人的な感想はというと、まさに自分好み!
よく作りこまれた作品です。

彼らのハーモニーも健在!美しいです。

演奏的には前作よりもロックの度合いが増してるので
これまでのフォーキー路線な彼らとは少し違うかも。

また、曲によっては所々にブラスセクションも。
でもアメリカをテーマにした曲なので
こういうファンキー路線も有りかなと思いますね。

彼らの美しいハーモニーと
ビートルライクなポップセンスの曲たちに大満足です。


ちなみに当時のLP(米盤、RCA)は
こういうジャケだったようです。


…これもちょっとどうかと思いますがね(^^ゞ
お腹ポッコリ保安官(爆)のほうが愛嬌あるかも?


今回もこれまた自作(^^ゞ
特にビートルライクな曲です♪

Encounter




Euphoria (1969 Soft-Psych)

2011-06-25 10:30:01 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケは
Euphoria - S/T


パチェコ&アレキサンダーの二人と
ロジャー&ウェンディ夫妻からなる
NY産ソフトサイケグループの69年作品。

このジャケはインパクト大ですよね。
最初聞くまではどんな曲なんだ?と
想像もつきませんでしたが
聴いてみたらオシャレなソフトサイケなのでビックリ!

それもそのはず、プロデューサーは
ポップシンガー、キースのプロデュースでも知られる、
ジェリー・ロスだったのですから。
発売当時はジェリー・ロスのレーベルから
発売されたそうです。

曲のほうはというと
フォークロックをベースに
オーケストラを入れてみたり
サイケな味付けが散りばめられてます。

演奏のほうはトム・パチェコがギターを、
シャローン・アレキサンダーがパーカッションを
ロジャーがオートハープやキーボードを、
ウェンディがベースを担当しているようです。

歌のほうはママス&パパスように
4人全員でハモリながら歌う曲や
ロジャー&ウェンディが
リードボーカルをとって
それにパチェコとシャローンがハモるという曲も。

このロジャー&ウェンディ夫妻は
このグループ後、アシッドフォークグループの
「バミューダ・トライアングル」を結成し
77年に同タイトル作品を発表します。

実は、この夫妻がバミューダの二人だと知ったのは
つい最近のことだったんですよ(爆)
ずっと別モノのグループかと思ってました~(^^ゞ
(その節はお助け解説ありがとう!笑)


そのバミューダの活動前にこの夫妻は
家族と友人のために録音したという
プライベート盤を作ったようです。
それがこちら。

Roger and Wendy - S/T


こちらはユーフォリア後の71年作品。
ライヴ形式の作品となってます。
お客は友人や家族なんでしょうかね。
この夫妻もリラックスした様子なんですよ。

特にロジャーは所々でおどけてみたりして
ちょっと悪ふざけという感じですが
それを気にすることなく涼しげに
ミスティックボイスでしっとりと歌う
ウェンディの歌がとても素敵です。
ロジャーの奏でるオートハープと絡まって
とても幻想的で儚げなサウンドとなってます。

バミューダのときも有名バンドのヒット曲、
ムーディーズの「サテンの夜」や
エアロの「ドリーム・オン」をカバーしてましたが
今回も超有名処、ビートルズのサムシングや
ボブ・ディランをカバー!
この二人、超有名曲をカバーしても
このミスティックボイスのお陰でなのか
自分たちのカラーになってるところが凄いと思います。


ちなみにユーフォリアのもう一組のカップル、
パチェコ&アレキサンダーと、
この夫妻のバミューダは別の機会に投稿する予定です。
長くなっちゃうのでね(爆)

そうそう、この「ユーフォリア」という名前のグループ、
他にもたくさんあるので不思議に思い、
この言葉の意味を辞書で調べてみました。

euphoria:
幸福感、多幸感、陶酔、上機嫌


こんな風に出てました。
…なるほど、ハッピーサウンドで陶酔&幸福感か。
良いコンセプトですね。
だからこんなに多くのグループが存在するのかも。


今回も自作(^^ゞ

EUPHORIA - What a Day


Roger and Wendy - Wind




ルーサン・フリードマン

2011-06-21 10:08:25 | 70sジャケ絵日記
今日のジャケは
Ruthann Friedman - Constant Companion


サンフランシスコ出身の女性SSW、71年作品です。

彼女はアソシエーションのヒット曲、
「ウェンディ」の作者でもあり、
カート・ベッチャーのミレニウムの前身、ボールルームで
ベッチャーと共作したこともある御方なんだそうです。
あのボールルームの編集盤の1曲目、
「Spinning Spinning Spinning」って曲が共作です。

そんなルーサンですが、実はヒッピーな御方だったそうで
ジェファーソン・エアプレインのメンバーと
一緒に暮らしてみたり(たぶんコミューン?)、
カントリー・ジョーやジャニス・ジョプリンとも
交流があった御方なんだそうで!

こちらのお写真は若かりし頃のルーサン。
ロックな佇まいでカッコイイですね!


そんな彼女のこちらの作品は
アコースティックなギター弾き語り作品となってます。

翳りのあるアシッドフォークなんですが
アシッドフォークと一言で言っても色々ありますよね。
一緒にどこまでもダウンしていくようなダウナー系とか
ドリーミー&メロウな儚い系とか
悲しみや痛みに共感するかのような切ない系とか。

こちらの作品はというと最後のやつが近いかもしれませんねぇ。
アシッドフォークと云ってもそこまでどんよりしてもなくて、
ほんのり切なく翳りある雰囲気。
たぶん歌声がハリがあって少々ロックな感じなので
どんよりしてないのだろうと思います。
気落ちしてるときにこれを聴いたら励まされるような、
そんなしなやかさと温かさを感じます。

なんせギターの調べが美しいんですよね!
まさにSimple is Best!
余計な音が一切なく、
アコギと歌声だけのこのシンプルさが潔くて好きです。

Fairy prince Rainbow man