昔の洋楽が好きなので♪

サイケな曲が好き♪
2021年投稿分から「サブスクで聴けないor探しにくいサイケ」をテーマにしてます☆

Damin Eih, A.L.K. and Brother Clark

2011-02-22 19:29:23 | 70sジャケ絵日記
今日のジャケは、
Damin Eih, A.L.K. and Brother Clark
- Never Mind



米ミネアポリスで活動していたグループの
73年作品です。
原盤は激レアということで
数年前のレココレ・サイケ号にも紹介されてた作品です。

彼らの曲は12弦ギターが印象的な
アシッドサイケ/アシッドフォーク。
このジャケからは想像できないくらいの
カオスな世界観に圧倒されます!

なにせ最初からやってくれちゃってます!
雷鳴をイメージさせる
歪みに歪みまくった轟音ギターと
メロウなメロディが交互に展開!
狂気のメリーゴーラウンド状態です!
電子音などもコラージュされカオスな世界!

しかもこのボーカルがまたイイ味だしてるんですよ。
脱力系のスモーキーなボーカルなんですけど
フワフワと浮遊感あって揺らめいてるんです!
多重録音でボーカルを重ねてる箇所もあるので
そういったところが余計に揺れて聴こえるのでしょうね。

また、曲もつながっているので
めくるめく狂気の音世界へと連れてってくれます。

これだけの狂気な音世界を
たったの3人で繰り広げているというのだから
本当に驚いてしまいます。

それだけ凝りに凝った作品ということなんでしょうね。

ちなみに私、彼らの曲を聴くと
いつも癒されてしまいます(爆)
こんなにカオスなんだけど
興奮するというよりもホっとしちゃうんですよね。
安心して身を委ねられるという感じ(笑)
本当に大好きな音世界なので(^^ゞ

http://www.youtube.com/watch?v=Z9PkKmVZafI


ちなみに彼らの出身地ミネアポリスは
USサイケ界の奇才で鬼才なあの御方、
ヨン様(爆)の出身地でもあられます!
大ファンの私にとっては聖地そのものです(笑)

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Wilcox, Sullivan, Wilcox(70sUSフォーク)

2011-02-15 20:37:47 | 70sジャケ絵日記
今日のジャケは、
Wilcox, Sullivan, Wilcox
- An Album of Original Music



73年アメリカの自主制作フォークです。

一際目立つこのフェイスジャケ!
なんという美しさ!
宗教画のようです・・・!(そうなんでしょかね?)

彼らは男性2名・女性1名からなるグループのようです。
翳りのある儚げなアシッドフォーク。

落ち着いた美しいハーモニーにとても癒されます。
全体的にモヤがかかったようでドリーミー。
また曲によっては穏やかなカントリー風の曲もあります。

これを聴いていると優しい気持ちになれるんですよね。
きっと歌に気持ちが込められているからなのでしょうね、
温かい気持ちが伝わってきます。。。

なんといってもこの女性のコーラスが美しすぎる・・・!
思わず感涙。

また、最後の曲「It's All The Same」では
彼らにしては少し力強いナンバーをやっています。
最初は穏やかに始まるんですけど
最後のほうで少々アグレッシブに展開。
それまで神秘の森の中という感じの曲が続いていて
最後の最後にこの力強い演奏。
森に棲息する動植物の生命の息吹みたいなものまで
感じられるようなドラマチックな曲です。

美しいハーモニーとシンプルで繊細な演奏。
それらが織り成す神秘的な世界。
夢見心地にさせてくれる1枚です。

http://www.youtube.com/watch?v=yS6UhgK4ois


http://www.youtube.com/watch?v=332MtEI8Q6c




ニルヴァーナUK「オール・オブ・アス」

2011-02-09 01:54:23 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケは、
Nirvana (UK) - All Of Us



彼らの2ndとなる68年発表作品です。
この作品からグループ形態は
パトリックとアレックスの
二人だけのユニットになりました。

そして音のほうにも少し変化がありました。
前作ではこじんまりとした
ハーモニーポップという感じでしたが
今作では更にグッと洗練され、
ソフトロック的なサイケポップとなりました。

全体的にエコーもかかってドリーミー。
コーラスも美しいです。
オーケストラも入れて優雅。
なにげに60年代のオシャレな映画音楽のような
雰囲気も感じられます。

ジャケはこのようにモノクロですが
音のほうはカラフル&ドリーミー。
なんでこのようなジャケにしてしまったのか謎です(爆)

ちなみにCDの裏ジャケのほうはこのようになってました。



こっちのほうがジャケにふさわしいような・・!?
このイラストのような世界観ですもん!
アナログもこの裏ジャケだったのでしょか・・?(謎)
絶対このイラストのほうがイイなぁ・・

http://www.youtube.com/watch?v=bUrkEWNYAVM




グロウイング・コンサーン

2011-02-02 00:10:43 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケは、
The Growing Concern(S.T.)です。



60年代アメリカの男女混声サイケデリック・フォークグループ。
おそらく西海岸出身なのでは、という情報ぐらいしかない
アメリカのどこ出身なのか謎のままのグループ。

そしてこちらの作品は
彼らとしては唯一作の68年発表作品。

この鳥の塔みたいなレトロなイラスト画が
なんとも心惹かれます…!


曲のほうはもっとアシッドなのかと思ったら
予想してたのとは違ってソフトサイケな曲があったり
サイケポップな曲があったりという感じでした。

女性ボーカルがメインの曲と
男性ボーカルがメインの曲とあって、
ジェファーソン・エアプレイン的でもあり、
ママス&パパス的でもあるといった感じ。

いづれも美しいハーモニーを聴かせてくれます。

曲調のほうは憂いを帯びたメロディー。

曲によっては所々にトラッド的な雰囲気や
クラシカルな雰囲気も感じられたりします。

オリジナル曲以外にはホリーズや
バッファロー・スプリングフィールド等の
カバーもやってます。

ギンギンのファズギターや
オルガン、ハープシコードなどが入ってたりして
サイケな音の世界を彩ってます。

また全体的にエコーもかかりまくってるので幻想的。

私の好みとしては女性ボーカルメインの曲がイイですね。
この女性ボーカルがイイんです!

なにげに音程が微妙にフラット気味という感じで
半音の半音くらい下がってる発声なんです。
それがまた憂いを帯びててイイんですよね~。

美しいハーモニーに包まれて
ドリーミーな気分になれる1枚です♪

http://www.youtube.com/watch?v=GUG9BGbCcAw

ホリーズのカバー。
あまりの美しさに思わず感涙☆彡

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