昔の洋楽が好きなので♪

サイケな曲が好き♪
2021年投稿分から「サブスクで聴けないor探しにくいサイケ」をテーマにしてます☆

ヘッドストーン・サーカス(60s USブルースロック、フォークロック)

2011-10-31 23:19:11 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケは
Headstone Circus - s/t


ワシントンDCのバンド、
68年~70年までの音源集です。

このバンドはアルバム用に録音した音源があるものの
残念なことに当時は発売まで至らず、
そのまま終わってしまったバンドだそうです。

その音源たちを集めたのがこの音源集。

ブルースロックやフォークロックをベースに
土臭いカントリーなども取り入れた
地に足のついた感じの温もりサウンド。
でもファズギターがギンギンに鳴り響いたりして
ニール・ヤングのような雰囲気に近いサウンドです。

ジャケはお墓のイラストジャケでビックリですが
曲のほうはグッドタイムミュージックで和める曲ばかりです。


Healer


Born In Georgia




Bermuda Triangle - s/t (70s US Acid Folk, Mistic Psyche)

2011-10-30 14:37:38 | 70sジャケ絵日記
今日のジャケは
Bermuda Triangle - s/t


USアシッドフォーク、ミスティックサイケ・デュオ、
77年発表作品です。

こちらのデュオはソフトサイケ「ユーフォリア」の片割れ夫婦。
もう一組の片割れはパチェコ&アレキサンダーですが
こちらはロジャー&ウェンディ夫妻で
この名前でアルバムも出してます。

このバミューダ・トライアングルは
二人の名前のデュオ、ロジャー&ウェンディの後のデュオ。

彼らのトレードマークともいえるオートハープは
このグループでもバッチリ聴こえます。
このオートハープがなんとも幻想的なんですよね~

このウェンディのミスティクボイスと相まって
美しく儚げな幻想世界を築いてます。

また、フィドルを入れたカントリータッチな曲もやってますが
彼らならではのファンタジックな雰囲気で
カントリー+ファンタジックという面白いアレンジです。

ユーフォリア、ロジャー&ウェンディ、そしてバミューダと、
これだけの素敵な作品を残した彼らの「その後」が気になります。
ずっと音楽を続けてくれてたら嬉しいですね。


Nights In White Satin


Right Track




Light Year - Reveal The Fantastick

2011-10-27 02:34:03 | 70sジャケ絵日記
今日のジャケは
Light Year - Reveal The Fantasik


サンフランシスコのバンド、74年唯一作です。

このジャケ、自分的にテンション上がります!
なんともB級SFタッチで素敵!

曲のほうもこれまた素敵で
プログレサイケなんですけれど
私的にテンション上がるヴィヴラフォンが
ふんだんに使われてるんですよ。

変則リズムも多様し、
フュージョン的な雰囲気のするプログレサウンドです。
実は私、そういうのが苦手なんですよ(爆)
でもこのヴィヴラフォンがふんだんに使われてて
ドリーミーっぽさもあるので楽しく聴けてます。
ヴィヴラフォンに陶酔しまくり!
女性ボーカルもミスティックで素敵です。

このリイシューCDのほうには
ヴィヴラフォン奏者のメンバーとドラマー、
ボーカルの女性からのコメントが掲載されてます。

ブックレット裏面にはクレジットが載ってるんですが
このドラマーの人と同じ苗字の人がプロデューサーで
ジャケを描いた人もこれまたドラマーと同じ苗字の別人。
あまり居なさそうな苗字なので、もしかして家族!?

ドラム:Zak(Raymond) McGrath
ヴィヴ:Doug Johnson
ボーカル:Sharon Pucci
ギター:Randy Sellgren
ベース:John Yu
ピアノ:Cornelius williams

カバーアート:Mahon McGrath
プロデュース:Sean McGrath

ドラマーのファミリーも携わっての
自主制作盤といったところでしょうか。
でも自主制作で作ったようには思えないほど
よく練られて作りこんでいる好内容の作品です。

アメリカはこのようなハイレベルなローカルバンドが
ゴロゴロ居るんでしょうね…やっぱ深い…!


Zada



The Nacturnal Avenger of Human Potential




アフター・オール(USプログレ・サイケ)

2011-10-23 14:31:08 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケは
After All - S/T


米フロリダ出身バンドの69年唯一作です。

なんともビックリなホラー・ベイビー人形ジャケに
目を奪われますが
曲のほうはハモンドオルガンが印象的な
オルガン・プログレ・サイケ。

曲によってはジャジーだったり
クラシカルな雰囲気もほんのり感じられ
艶っぽいオシャレ感もあるという
アートロック的な作品でもあります。

オルガン好きの私としてはこのハモンドの音色に陶酔!
グルーヴィーなベースとリズミカルなドラム、
気だるいギターにジャジーなオルガンという構成で
プログレッシヴでドラマティックに展開。
ダウナー系激情ボーカルも良い味だしてます。

これだけの素敵な作品を作れるバンドなのに
この作品しか残されてないというのがなんとも残念です。


Intangible She



Blue Satin




The Human Expression / The Human Zoo

2011-10-19 23:43:27 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケはこちら

The Human Expression
- Love at Psychedelic Velocity



カリフォルニア州ウエストミンスターのガレージバンド、
66年~67年までの音源集です。

このCDは90年代のコレクタブル盤なので
こういうビミョーな色合いのジャケなんですが(汗)、
'10年にCicadelicから出た音源集のほうは
同じ写真のモノクロバージョンでカッコイイです。

彼らの曲はガレージといってもヘロヘロ系。
演奏もヘロヘロ、歌もヘロヘロ、
危ういくらいにヘロヘロしてて
やさぐれっぷりが最高!

メロディラインにフラット音を多用してるので
より一層、妖し度UP!

3枚のシングルだけで終わってしまったのが
なんとも残念なバンドです。

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そしてこちらは関連バンド。
ヒューマン・エクスプレッションのメンバーが
マネージャーを務めたというロサンゼルスのバンドです。

The Human Zoo - S/T


70年発表作品。
元々はCIRCUSというバンドだったそうですが
マネージャーからの薦めでこの名前に改名。

オリジナルサイケ号にも掲載されていたので
これが初CD化されたときは歓喜しましたが
聴いてみたら予想外な作品でビックリ…

ファンキーなヘヴィサイケだったり
メロウサイケ、ブラスロック、演劇的ロックなど
捉えどろこが無いくらいにごちゃ混ぜ状態だったのです…!

しかもボーカルが野性味あふれちゃってて
好き好きに分かれるボーカルだと思います。。

とまぁ、ダメ出し連発で恐縮ですが(汗)、
野生系ボーカルさえ気にならなければ
各曲はそんなに悪くない曲なので
楽しく聴けれるかと思います。

ちなみに私の場合はというと
最初は残念盤だったこの盤、
何度か聴いてるうちにこの無節操さと野生ボーカルが
だんだん気にならなくなってきました(笑)


今日の動画もたくさんですよ~

The Human Expression - Everynight


The Human Expression - Optical Sound



The Human Zoo - Late To My Resurrection


The Human Zoo - Na-Na