昔の洋楽が好きなので♪

サイケな曲が好き♪
2021年投稿分から「サブスクで聴けないor探しにくいサイケ」をテーマにしてます☆

パレード (60s)

2009-08-28 10:10:17 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケは、The Parade(同名盤)


68年に発表される予定だったものの
諸々の事情で発売中止になってしまった作品のCD化です。


というか、このジャケ、本当はCDの裏ジャケなのでした(^^ゞ

本当のジャケはコレ。


ジャケ好きの私としては
ジャケがイメージにあうかあわないかは
けっこう気にすることなんですよ(^^ゞ

で、このジャケ。
ぜんぜん60年代っぽくないジャケで
どちらかというと80年代っぽいジャケだと思うんですが。。。

で、なんでこういうジャケを使ったんだろう?と思ったら、
このCDが初CD化したのが88年で
しかも日本で世界に先駆けての初CD化。

このジャケ、たぶん日本で用意したジャケなんでしょうね。
ジャケ裏にはローマ字で「Maako Kido」の名が。
もしかしてあの芸能人!?(^^ゞ


そんな本作品のサウンドはというと、
サンシャインポップという感じのポップな作品。

また、メンバーのマレイ・マクレオドという人物は
実は同時期にソフトロックグループ、
ロジャー・ニコルズ&S.C.フレンズの
メンバーも兼ねていたそうで。

ロジャニコのイメージを言葉にしたら
お花畑が似合うような暖かく優しい雰囲気のソフトロック。

で、こちらのパレードは
サンサンと降り注ぐ太陽の下、
パラソルの日陰でマッタリと聴くのがピッタリという感じ。

…そう考えると、この80年代初CD化ジャケも
けっこうこのサウンドをイメージしてるかな、と思えてくるかも(^^ゞ

個人的にはロジャニコよりもこちらのパレードのほうが自分好みです♪
元気になれるポップな1枚です。


ロジャー・ニコルズ&ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズ

2009-08-21 09:59:04 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケは、
The Complete "Roger Nichols & The Small Circle Of Friends"


68年発表作品を元にして
未発表曲を多数いれたコンプリート盤です。

ジャケはロックなイメージですが
サウンドはぜんぜん違ってソフトロック。
とても美しい曲ばかりです。
ソフトロックの中のソフトロックという感じ。

そんなグループの中心人物、ロジャー・ニコルズは
あのカーペンターズの「Rainy Days and Mondays」や
「We've Only Just Begun」など
楽曲提供を数多くしました。

そんな彼が68年に発表したのが本作品。

同じくソフトロックといえば
カート・ベッチャー/ゲイリー・アッシャーの
ミレニウム関連が個人的には真っ先に思い浮かびますけれど
ベッチャー達の曲は瑞々しい透明感が印象的だと思うのです。

そしてニコルズはというと水のような透明感というよりも
お花畑が似合うような温かみが感じられる曲調が多いです。

本作品ではニコルズの楽曲もありますが
半分くらいはカヴァーで
ビートルズのカヴァーも多くやっています。

ハッピーで温かい気持ちにさせてくれる1枚です。



オレンジバイシクル(70年作品)

2009-08-14 10:34:37 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケは、Orange bicycleの同名作品。


70年発表作品。
バンドとしては唯一となるスタジオアルバム作品です。

60年代半ば過ぎから後半にかけては
サイケポップ/ハーモニーポップをやっていた彼ら。

で、この70年作品はというと、
以前の彼らとは全く違った音になりました。

ぶっちゃけたハナシ、
まるっきり違うバンドみたいです(^^ゞ

なんせアメリカンな雰囲気なんです。
泥臭いスワンピーなロック。

ボーカルもサイケポップ時代とは違う人なんでしょうかね、
少々しゃがれた声の人で
なにげにフーのロジャー・ダルトリーに
似たような声をしています。

演奏のほうもスワンピー系ということで
これまでよりもグっとロック寄りな演奏に。

ピアノも鳴ってますが、チャカチャカ鳴らさずに
あくまでも美しい旋律を奏でています。
その辺りのところは
マローンらしさが出てるといったところでしょうか。


また、本作の楽曲の大半はカヴァーで占められてます。

マローンも作ってはいるけれど、2曲だけですね。
3曲目と6曲目を作ってます。

3曲目はマローンにしては泥臭いサウンド。
ファズギターが印象的です。

6曲目のほうは、なにげにプログレ風。
クラシカルでバロック的な雰囲気+変則リズム+哀愁+幻想的
といった感じの美しい曲です。
個人的にはこういった曲、すごく好みです。

ちなみにジャケはあのヒプノシスが手がけました。
ヒプノシスらしいユニークなジャケですよね。
(似顔絵、似てるのかどうかは不明ですが…(^^ゞ)

----------------------------------------------

*一応、曲名と作曲者名を書いておきます^^

1. Lady Samantha (Elton John / Bernie Taupin)
2. Country Comforts (Elton John / Bernie Taupin)
3. The Sweetest Thing Is (Wilson Malone)
4. Make It Rain (John Dove)
5. Say You Don’t Mind (Denny Laine)
6. Hallelujah Moon (Wilson Malone)
7. Jelly On The Bread John Dove)
8. Take Me To The Pilot (Elton John / Bernie Taupin)
9. Come To Tomorrow Morning (Ray Cameron / Alan Hawkshaw)
10. Back (John Bachini)
11. Tonight I'll Be Staying Here With You (Bob Dylan)

(Bonus Tracks)
12. Hyacinth Threads
13. Amy Peate
14. Laura’s Garden
15. Lavender Girl
16. Jenskadajka
17. Sing This Song All Together
18. Trip On An Orange Bicycle



フィックル・ピックル

2009-08-07 09:49:12 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケは、
Fickle Pickle 「Sinful Skinful」


70年発表作品です。

語呂の良いバンド名&アルバム名ですが
私、バンド名とアルバム名を逆にして覚えてました(^^ゞ
シンフル・スキンフルってバンドの
フィックル・ピックルという作品なのかと…(爆)

さてそんな本作品は、
これまたモーガンスタジオ関連作品なのでした!
ここ最近私の投稿はモーガン系ばかりですが(汗)、
コレも外すことのできない作品なんですよ♪

本作品はモーガンレーベル所属の2バンドの
中心メンバーからなるグループの作品。

そう、オレンジバイシクルのウィル・マローンと
スモークのジェフ・ジルが中心となってのバンドでした。

しかも、コレが発売されたのは本国イギリスではなくて
オランダのみの発売だったそうで。

イギリスではシングルのみにとどまったそうで
アルバム発売までには至らなかったようです。

サウンドとしてはビートルズ直系という感じの
英国的なサウンド。

ストリングスやホーンの使い方は
マローンならではの美しさがあります。

そして人間味あふれるボーカルとコーラスと
親しみやすいポップなメロディが
うまく重なって温かみのあるサウンドになってると思います。

個人的にマローン関連の中では特にお気に入りの1枚なのでした。