昔の洋楽が好きなので♪

サイケな曲が好き♪
2021年投稿分から「サブスクで聴けないor探しにくいサイケ」をテーマにしてます☆

アンドロメダ(60s UK)

2008-04-25 10:05:53 | 60sジャケ絵日記

今日のジャケ画は
Andromeda 「Andromeda(同名)」。

67年発表作品、彼らの唯一のアルバムです。

ビートバンド「ジ・アタック」で活躍したギターリスト、
ジョン・カンの次なるバンドがこのアンドロメダ。

この唯一作を発表する前には、レーベルとの諸事情で
アンドロメダの変名バンド、
ファイヴ・デイ・ウィーク・ストロウ・ピープル」として
アルバムを1枚だしてます。

そしてこの唯一作となるわけですが
アタック時代にカンが作った曲のうち1曲が収録されます。
このアルバムしょっぱなの1曲目にある「Too Old」がそうなんですが
アタック時代では温かい雰囲気の曲でしたが
アンドロメダ・バージョンではよりハードとなって
アレンジもプログレ的です。

というか、このアルバム曲全部がプログレ的なハードロックという感じ。
もうアタック時代やファイヴ・デイの時のアングラ感とか
キケンなニオイのするフリークビート的な雰囲気は薄れてしまいましたが
やっぱりカンの曲!よく練られた素敵な曲ばかりです!
フリークビートとは違った魅力の、幻想的な雰囲気もあったりして陶酔です!


ちなみにボーナストラックとして
これまたアタック時代のカンの曲「Go Your Way」が入ってます♪
アンドロメダ・バージョンでは更にハードになって
重たいギターリフがカッコイイです。
途中から展開する部分では異国情緒タップリで聞かせてくれます。
アタック時代でも異国情緒的な雰囲気が感じられましたが
アンドロメダのバージョンではそれを見事に表現できたと思います。



ジ・アタック(60s UK)の編集盤

2008-04-18 10:15:26 | 60sジャケ絵日記

今日のジャケ画は
The Attack 「About Time!」

60s英国サイケ&ガレージバンド「ジ・アタック」の編集盤です。

これまでにもいくつか編集盤が出てましたが
これは06年発売のUK盤で、全19曲収録されてます。
これまでの編集盤よりも収録曲が若干多めです。

私はアタック関連で最初に聴いたのは「アンドロメダ」の変名バンド、
ファイヴ・デイ・ウィーク・ストロウ・ピープル」から入ったんですが
ギターリストのジョン・カンのアングラなテイストが大好きなので
アタックもジョン・カンが作った曲が好みです。

ライナーを見ると、66年結成時から68年の解散までの
メンバー遍歴が順を追って載ってますが
ジョン・カンは途中からの参加だったようです。

ジョン・カンがたずさわってない曲は
ポップだったりサイケだったりモッズテイストだったりと
当時のスウィンギング・ロンドンの空気が感じられます。

「Any More Than I Do」は疾走感あふれるビートが最高!
この編集盤の1曲目にしたのも正解!という感じです。
作詞作曲者名には「O'iList / Shirman」の名が。。。

「Shirman」はボーカリストのリチャード・シャーマン、
「O'iList」はデイヴィー・オリスト、、、
そう、彼はキース・エマーソンの「ナイス」のギターリスト。
ナイスで活躍する前はアタックにいたのでした。


そしてジョン・カンが作った曲はというと
なんてアングラ!なんてフリーキー!
とにかくキケンなニオイがプンプンするビートロックばかりで最高!
まさに「フリークサイケ」という言葉通りの音だったりします。

そんな中、カンの曲で後にアンドロメダでもやった「Too Old」は
アングラでもフリーキーでもない、温かい感じの曲となってます。
シンプルな曲だけど温かみある曲で
サビ部分の「Too Old! Too Old!」って部分のメロディが
いつまでも耳に残ります。

ちなみにこの英文ライナーは
ボーカリストのリチャード・シャーマン(Richard Shirman)の
コメントが多数載ってるんですが
彼らについてのエピソードが少しでも分かるのが嬉しいです♪

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●マイ・スペースの視聴ページを発見!




ムーディー・ブルース 「デビュー!」

2008-04-11 10:36:42 | 60sジャケ絵日記

今日のジャケは、
The Moody Blues 「The Magnificent Moodies」

65年発表の1stです。
まだR&Bバンドとして活動していた頃に出した作品です。

このデビュー期のオリジナルメンバーには、
後の時代、あのポール・マッカートニーのバンド「ウィングス」に
加入することになるデニー・レインが在籍していました。

この当時の彼らのサウンドはR&Bに根ざした黒いサウンドでした。
この作品からは「Go Now」が全英1位の大ヒットとなりました。


本作は米国のソウルやブルースのカヴァーが多く占められてますが
彼らのオリジナル曲もなかなか光るモノが感じられます。
R&Bに根ざしながらも英国的なポップさが少々プラスされてます。

渋さの光る本格派な英国産R&Bサウンドが楽しめる1枚です。



スモール・フェイセスの3rd

2008-04-04 10:22:59 | 60sジャケ絵日記

今日のジャケは
Small Faces 「Small Faces(同名)」。

通算3枚目の作品です。

彼らの1stも同じアルバム名なのでややこしいのですが
コチラは66年発表の3rd、
デッカからイミディエイトへ移籍しての第1弾作品です。

デッカ時代はモッズムーヴメント真っ只中だったこともあり
彼らのサウンドはモッズの代表といった感じのサウンドでしたが
こちらのイミディエイトへ移籍した後はというと
それまでの黒っぽいサウンドに加えて
よりロック寄りなサウンドへと変化していきました。
若干サイケっぽい色合いも見え隠れしてます。

この後に発表する「オグデンズ…」を予感させる多彩なサウンドです。

かと思えば、「Happy Boys Happy」のように
それまでの彼ららしいオシャレなインストナンバーもあったりして
粋な彼らのサウンドが楽しめます。


それにしてもこの同時期にヒットしたヒットシングル、
「イチクー・パーク」も収録してくれてたらよかったのに…と
私は思ってしまうのですが、
何か意図するものがあって入れなかったのでしょうかね。。。

まぁ、私はこのアルバム全曲にイチクーパーク追加させたのを
1枚のCD-Rにまとめて聴いてるんですがね(^^ゞ爆