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昔の洋楽が好きなので♪

サイケな曲が好き♪
2021年投稿分から「サブスクで聴けないor探しにくいサイケ」をテーマにしてます☆

[The Bevis Frond (UK Psych, 80s - Present) ]

2015-07-19 19:49:16 | 80sジャケ絵日記
(この記事は、2011年5月1日に投稿したものを
2015年7月19日に加筆しました。
記事の後半に加筆分があります。)

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今日ご紹介するのは
The Bevis Frond(ベヴィス・フロンド)

80年代初頭から今も尚活動し続けている
イギリスのサイケデリックバンドです。

バンドと書くには意味が微妙に違うのですが
中心人物ニック・サロマンの
一人ユニットという側面が大きくて
ツアーのときなどにバンドメンバーを
集めてやっているようです。

彼は60年代末から英のアングラシーンで
ずっと活動してきていた御方なんだそうで
レーベルも運営されているようです。
70年代初頭から自分のレーベルで
シングルを発表してきていたようです。
英語ウィキに詳しいことが書いてあるので
ご参考までにどうぞ(^^ゞ

英語ウィキのBevis Frondページ

そして80年代初頭からこのバンドユニットがスタート。
スタジオアルバムが発表されるのは87年のこと。
なんとこの87年にイキナリ3枚もの作品を発表したようです。

1987年1st - Miasma


1987年2nd - Inner Marshland


1987年3rd - Bevis Through The Looking The Glass


そして翌年にも2枚のアルバムを発表。
4thとなるAcid Jamは私は未入手なのですが
5thThiptychは入手してます。
これがこのジャケット。



そして1989年は1枚だけの発表。
6thとなるAnutie Winnie Albumです。


これが個人的には一番大好きな作品。

サイケデリック、ガレージ、ヘヴィサイケ、
80年代後半のグランジ前夜な香りなどなど、

これらの美味しいところ採りという感じの作品で
極初期の作品の中では
一番まとまりが良い作品かなと思います。


それにしても驚くべきなのは
1st,3rd,5th,6thの作品は
70分超の大作になってるんですよ!

特に1stや3rdなど極初期の作品は
70年代からやってきたニックの曲を
練り直して録音した可能性大ですね…!

どれも妖しいくらいにサイケで
危険な香りがプンプンする作品です。

70年代初頭のサイケバンドかと思うくらいの
アングラな妖しさに満ち満ちてて
モロに私好みだったりします♪


それにしても初期作品のジャケットの妖しさに
目を奪われてしまいますね~!

なんと如何わしいB級SFタッチの絵なのでしょう!
ニックもB級SF映画が好きだったのかな?

それだけでB級SFが大好きな私としては
オッケーなのでございます~!

(90年以降の作品リリース情報は
英語ウィキのほうでお願いします。爆)


ちなみにこのバンド名「Bevis」は
発音的にはどうやって発音するのかと
ずっと謎だったんですよ。

国内のCD販売サイトなどでは
それぞれ呼び名が違ってたんです!
ビーヴァスとかビーヴィスとか(爆)

で、一体どれが本当の発音なのだろうと
動画で英語圏のアナウンサーが
彼を紹介する動画を探してみたのです。
…ありました!
ベヴィス・フロンド!」と云ってました~!

↓動画の始まり15秒あたりで発音してます
★動画リンク★

このバンドユニットの正しい発音(カタカナ表記)は
「ベヴィス・フロンド」が正解のようですね(^^ゞ


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★2015年7月19日・加筆★
 ↓
ベヴィス・フロンドの公式デジタル音源ショッピングページに、
なんと今までのアルバムがネットで聞けれるようになってたので
とりあえず大好きなアルバムをペタっておきます(笑)
 ↓
The Auntie Winnie Album
<iframe style="border: 0; width: 350px; height: 470px;" src="http://bandcamp.com/EmbeddedPlayer/album=2799778362/size=large/bgcol=ffffff/linkcol=0687f5/tracklist=false/transparent=true/" seamless>The Auntie Winnie Album by Bevis Frond</iframe>


しかも!
ニック・サロマンがベヴィス・フロンドをやる以前の、
79年結成サイケバンド、The Von Trap Familyのフル音源や、
82年頃にやっていたRoom 13というサイケバンドのフル音源もあるんです!

とりあえず79年のThe Von Trap Familyってサイケバンドが
60年代的なサウンドで好みだったのでここにペタっておきます(笑)
 ↓
The Von Trap Family
<iframe style="border: 0; width: 350px; height: 470px;" src="http://bandcamp.com/EmbeddedPlayer/album=2649093586/size=large/bgcol=ffffff/linkcol=0687f5/tracklist=false/transparent=true/" seamless>Studio Games - The Von Trap Family by Bevis Frond</iframe>


★ニック・サロマンがやっていたバンドの全音源のページはこちら★
 ↓
Music / The Bevis Frond

ニック・サロマン!太っ腹!
ベヴィス・フロンド名義では、今も尚、新しいアルバムを発表し続けています。
そっちのほうを買って活動を応援しますぞ~!!!


(2015年7月19日・加筆。
初回投稿:2011年5月1日)

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アン・リード「カルペディエム」

2011-10-01 23:46:33 | 80sジャケ絵日記
今日のジャケは
Ann Reed - Carpediem


米ミネアポリスの女性SSW、
自主制作の81年作品です。

アコースティックギターの素朴な音色と
穏やかでメロウなアルトボイス、
曲によってはバイオリンやフルートも飛び出し
美しくオシャレな作品となってます。

81年作品ですけど80年代的な音は全くしなくて
ジョニ・ミチェルを継承したサウンド。

曲によってはジャズのリズムを取り入れた
アコースティク・ジャズの曲もやってたりして
オールドタイムな雰囲気で素敵です。

これがあの80年代に制作されたとは…
このような時代に左右されない音ってすごく好きです。


Can't Be Easy



Swing Tune




テンダー・リーフ(80s Hawaiian Band)

2011-08-13 23:49:27 | 80sジャケ絵日記
今日のジャケは
Tender Leaf - s/t


ハワイアン・バンドのテンダーリーフ、
自主制作となる82年作品です。

この爽やかなジャケの通り、
音のほうも爽やかなネオアコ系で
メロウでグルーヴィー!
ロコAORやフリーソウルな雰囲気が感じられます。
とても涼やかでオシャレです。

実は私、AORもフリーソウルも
苦手なやつが多いんですけど(爆)、
これは本当に好みでした!
ネオアコなギターサウンドだからかもしれません。

これを聴いてると自主制作盤とは思えないほどの
アマチュアの域を超えたものを感じます。
地元ハワイの雰囲気を感じさせつつ
ネオアコとフリーソウル、ロコAORという
そのバランスが良いですね。

これ1作で終わってしまったのがなんとも残念…!
他に未発表曲とかは無いのかなと
つい余計なことを思ってしまいます。

ハワイの爽やかな風を感じる1枚なのでした。

Countryside Beauty


Shores of Makapuu




ラスト・ドライヴ

2011-04-29 21:43:03 | 80sジャケ絵日記
今日のジャケは
The Last Drive



80年代のギリシャのガレージパンクバンドです。
彼らは83年に結成、95年まで活動し解散、
そして2007年に再結成しているようです。
本国ギリシャでは人気のベテランバンドのようです。

そして本作「Their Story So Far」は
2枚のスタジオアルバムを収録した2イン1のCD。
86年の1st「Underworld Shakedown」と
88年の2nd「Heatwave」を収録しています。

彼らは動画のリンクをたどっていたら知りました!
なんてモロに60sな80sバンドなんだろうって衝撃でした!

動画のリンクで最初に知った彼らの曲はというと
60sガレージ、HUMAN EXPRESSIONの
Everynightという曲のカバーで知りました。
80sバンドなのに、モロに60sな音に衝撃…!

で、他にもリンクをたどって聞いてみたら
どの曲も疾走感あふれるガレージナンバー!
しかも危険な香りもプンプンします!
なんというモロに60sな80sバンド!
本国ギリシャで人気があるのもうなづけますね~!


ちなみに最近、これとは別のバンドで
モロに60sな80sバンドを知ったばかりなので
私の今後の探求テーマのひとつに加わりそうです。
モロに60sな80sバンドをもっとたくさん探求したいわ~!

ちなみに80sのネオサイケやガレージパンクなどの多くは
私にしてみれば「新しい音、爽やかな音」に聴こえて
物足りなさを覚えてしょうがないんですよね…(汗)
いつもコテコテ&ストレンジな60sサイケを
聴きすぎちゃってるからかな?(爆)

このラストドライヴのようなモロに60sな80sバンドを
他にもご存知の御方がいらっしゃいましたらば
こんな私にどうぞお教えくださいませ(^^ゞ
(録音状態が、こもった音なら尚良し!笑)

↓彼らの動画の再生リストです♪
どうぞ聴いてみてくださいね♪
http://www.youtube.com/playlist?p=PL49AB8A1349488058
</object>


39 Clocks

2011-03-26 00:14:14 | 80sジャケ絵日記
今日のジャケは
39 Clocks - Zoned



80年代ドイツのガレージバンドの
81年~87年までの音源集。全18曲入り。
これは09年にCD発売されました。

彼らはニューウェーヴ系の括りにも入ってるみたいだけど
聴いてみたらダウナーなガレージパンクでした。
ヴェルヴェッツ・フォロワー的な脱力系ガレージ。
まさに私好み!
この退廃的な脱力感がクセになるんですよ~!

ぼそぼそとつぶやくような歌い方が
なんてルー様っぽいのでしょう(笑)

80年代らしさを殆んど感じさせない、
アングラなガレージに大満足です♪

ちなみにこの音源集の収録曲は
1曲目から徐々に昔にさかのぼっていくという
収録順番になってます。
(曲目は多いので割愛させていただきます)

●1曲目、2曲目
- 87年「13 More Protest Songs

●3曲目、4曲目
- 85年「Cold Steel To The Heart

●5曲目~10曲目
- 82年「Subnarcotic

●11曲目~18曲目
- 81年「Pain It Dark

ただし18曲目の「DNS」はアルバムバージョンではなくて
シングルバージョンで収録されてます。
このシングルバージョンがカッコイイんですよ~!
ファズギターが妖しい空気を漂わせてます!
うらぶれた感じがカッコよすぎます!

ちなみに「DNS」のアルバムバージョンのほうは
1stアルバムに収録されてるんですが
シングルバージョンとはちょっと違ったアレンジ&演奏です。
ややテンポが速くて音程も上がって、
弾けた感じのガレージサイケという感じになってます。

(参考サイト→ 39 Clocks wiki

 ↓シングルバージョンのほうの「DNS」です!
http://www.youtube.com/watch?v=hz1BXGg3HDg