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昔の洋楽が好きなので♪

サイケな曲が好き♪
2021年投稿分から「サブスクで聴けないor探しにくいサイケ」をテーマにしてます☆

The Electric Prunes - WaS

2015-03-12 21:50:44 | 00s以降~ジャケ絵日記
今日のジャケはこちら。

The Electric Prunes - WaS

(Amazon jp --- Link)


米ガレージ/サイケ、プルーンズの2014年新譜!

プルーンズは2000年代にボーカルのジェームズさんを中心に復活し
新メンバーでの新しいアルバムを既に3枚発表しています。
こちらはその新メンバーとのアルバム・第4弾。


60年代のプルーンズはオリジナルメンバーが全て抜けてしまっても
悪徳プロデューサーによって新たなメンバーによる新生プルーンズとして
アルバムを発表し続けるという、
曰く付きなバンドになってしまいましたが、

そんな闇歴史な時代のアルバムもカウントするならば、
こちらの2014年発表作品は通算9枚目の作品ということになります…。

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60年代プルーンズの諸作品は当ブログも以前に投稿しています。
ご覧いただけたら嬉しいです♪
   ↓
---当ブログ・ The Electric Prunes 60s Albums---

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さて、そんな特異な経緯を持つこのバンドの2014年新譜。
全曲オリジナル曲です。

復活後の前3作品を聞いてないので比較できないんですけど、
ぶっちゃけた話、全く別モノのバンドの曲みたいでした…(爆)

60年代のサイケ&ガレージなプルーンズサウンドじゃないなと…。

あ、、60年代末もオリジナルメンバー全員居なくなった後、
全く別の人たちを寄せ集めてプルーンズの作品出してましたけどね(笑)

でもその時代のほうのがよっぽどプルーンズサウンドしてる…(爆)


ライブでは60年代当時の曲たちはガレージでサイケな演奏をしていて
プルーンズらしさが充分に伝わってきて満足度高いステージでしたが、

こういう新しい曲をやると、
どうしてもサウンド的にも新しさがプラスされてしまうようでして、
まるで90年代以降のオルタナティブな
ネオサイケ&ガレージサウンドって感じなんですよ。

ジェームズさんは御年を召しましたが元気にワイルドに歌ってますけどね。


…とまぁ、こんなケチつけてしまってスミマセン(汗)

別のバンドかと思うような曲ばかりですけど
曲自体は良い曲なのでそれなりに楽しめました。

プルーンズをこれから聴こうとする人には
オススメするのは心苦しいですが(汗)、
けっこうなファンならば持ってて楽しい1枚になるかも(^^ゞ

2014年2月に来日したときのことを歌った曲も収録されてるし…♪

まさかの来日のとき、この東京もまさかの大雪になってしまい、
プルーンズの皆さんも大変な目にあってしまったんですが
その大雪のことを歌った曲をアルバム収録しています(笑)

その名も「Tokyo」!

Tokyo

Electric Prunes "Tokyo" from Electric Prunes on Vimeo.




他の曲も少し試聴置いておきますね…♪


Smokestack Lightning



Between The Cracks



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ちなみにシンコーミュージックから発売したムック本、
サイケポップ」本に、
プルーンズのオリジナルメンバーでボーカル、ジェームズさんの
インタビューページが掲載されています♪



ご本人のインタビューページでしかも日本語のページって
殆ど無いと思うので、これはとても貴重ですね☆

話してくださっている内容もビックリな内容ばかりでw、
読みごたえタップリでした。


チラっと内容をボカシながら書いてみますがw、
60年代前半、ハワイに引っ越して暮らしていた際に、
某・K山Y三さんの映画「ハワイの若○将」にエキストラ出演されたお話や、
K山さんからギターを弾いてもらって日本の民謡を知り、
それが元になったプルーンズの曲もあるってお話などなど…(笑)

も~うビックリ仰天ですっ!(笑)

他にもサイケポップに特出した60s~80s~現代のサイケポップを
分かりやすく書いてる本なのでビギナーさんもマニアさんも
楽しく読めると思いますょ♪

一部、当時のミュージックライフの抜粋記事も載ってます。
後に編集長となった星加ルミ子さんの記事♪

↓アマゾンリンク↓
シンコーミュージック・ムック本「サイケポップ」




ちなみに同じシリーズで
「60s英米サイケロック」のムック本も出ていて
こちらも超オススメです♪

シンコーミュージック・ムック本「サイケデリック・ロック」


こちらはあの当時の日本の洋楽雑誌、
ミュージックライフの抜粋記事もけっこう多く載ってます。

ビートルズに日本人として初めてインタビュー&表紙を飾った、
あの星加ルミ子さんの当時の記事です。

こういった日本語の本はとても貴重ですね。
サイケファンもサイケ初心者も楽しく読めるかも☆


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[Roger Nichols & The Small Circle Of Friends, 2nd&3rd]

2014-07-26 14:17:18 | 00s以降~ジャケ絵日記
今日のジャケはこちら♪

Roger Nichols & The Small Circle Of Friends2nd3rdです♪





まずはこの2ndから♪
今の季節にピッタリな青々としたジャケなんですよ~♪
  ↓


Roger Nichols & The Small Circle Of Friends
- Full Circle


2007年発表の、まさかまさかの2nd作品。
実に40年ぶりの新作!


緑のジャケも清々しくて美しいですけど
収録曲の歌声もビックリするほど美しい…!

これ、当時に収録してあったものなんじゃないの?と
思ってしまうほどの若々しく瑞々しい歌声に驚愕!


ロジャーはずっと舞台音楽やCM音楽など
音楽関係のお仕事についてきてましたけど
マクレオド兄妹の妹さんのほうは
音楽業界から20年以上も退いていたのだとか…!

それでもこんなに美しい歌声…素晴らしすぎます!

サウンドのほうは1st作品から比べると
アコースティック系が多くて落ち着いた印象ですけど
なんせ、ハーモニーが素晴らしすぎる!
しかもこのお歳で!

いったいどういう声帯をしているのだろうと謎ですがw、
ホントに美しいハーモニーに魅了される1枚です。


Talk It Over in the Morning



You're Foolin' Nobody



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そして続きまして3rd作品がこちら。



Roger Nichols & The Small Circle Of Friends
- My Heart Is Home



2012年に発表した3rdです♪

前作の「まさかまさかの2nd」から5年ぶりの作品。

相変わらず安定の美声でうっとりするハーモニー。

今回、サウンド的には「え?」と思うような
80sポップ的なクリスマスソングも1曲入っててビックリ(笑)

でもあくまでもロジャニコ流のポップセンスなんですけどね。


そして私の大好きなカーペンターズが歌った曲、
We've Only Just Begun」も収録♪

カレン・カーペンターの歌の印象が強い曲なのに
この3人ならではの美声ハーモニーで
サラリと自分達のカラーに染めて歌い上げているのが素晴らしすぎる!


そしてそして!
子供の頃、テレビ番組よりもCMをダラダラと見ているほうのが
好きだった自分にとっては天にも昇るようなキラー曲がっ!!

80年代初頭のネスカフェのCM曲が収録されてるんです~~!

The One World Of You And Me」って曲♪

ホントに懐かしすぎる!この曲大好きだった!!

そうか、そうだったのか~、あのCM曲はロジャニコが…、、と
あの当時を懐かしく思いながら聴くのが
自分的にはイイ感じです(笑)


この分でいったら、まさかまさかの4th作品も発表あるかも!?
そう期待してしまうくらい、曲も歌も素晴らしい作品♪



…ちなみにこの、まさかまさかの2ndと3rdのジャケ、
なにげに対になってるところが心ニクイですね♪



若かりし頃の彼らが2ndジャケ、
それの向かい側に位置している現在の彼らが3rdジャケというのが
なんだかニヤリとさせられます~♪



The One World of You and Me



We've Only Just Begun


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[Linda Perhacs - The Soul Of All Natural Things (US Acid Folk)]

2014-06-24 14:32:07 | 00s以降~ジャケ絵日記
今日のジャケは、
Linda Perhacs - The Soul Of All Natural Things



米フィメール・アシッドフォーク、
リンダ・パーハクスさん、まさかまさかの2nd!

しかも44年ぶりとなる2014年新譜!


彼女は1970年に「Parallelograms」をたった1枚だけ発表、
その後、表舞台には出てこないままとなって
幻の名盤、幻のアシッドフォークシンガーと呼ばれることに…。

その後、再発のときに、
その再発時の彼女と思わしき写真が載っていたりして、
それなりにお歳を重ねていってるような感じでしたが…。


まさかこのように音楽活動もちゃんとやってて
しかもけっこうなお歳なのにこんな幻想的な作品を発表しちゃうだなんて
やっぱ彼女は才能溢れる御方だったんだなぁ、、と…!



そんな「まさかまさかの新譜」ですが(笑)、
期待を裏切らないくらいに幻想的なアシッドフォークサウンド!

物憂げでミスティックな雰囲気に満ち溢れてて。。

パーハクスさんの素敵なウィスパーボイスにもうウットリ☆

バックのコーラスもパーハクスさんの声だと思うんですが、
美声の多重ハーモニーの美しさといったらもう…!


森の奥にヒッソリとある池のほとりで聞いてるかのような(笑)、
霧がかった幻想的な音世界に惹き込まれます。。

また、演奏のほうでは
アコギ、ベース、ドラムの控えめ演奏によって
更にパーハクスさんのウィスパーボイスを引き立てて、
アシッ度感を高めているかも♪


幽玄の音世界にウットリ…☆

この幽玄な感じは1970年に出した作品「Parallelograms」に
バッチリ通じていますね。


曲によっては多少、現代的な垢抜けた感じのリズムも使ってるけど、、

でもレトロでモコモコな古い音が大好きな私でも
気にすることなくウットリと聴けました(笑)


私的にはここ最近一番の衝撃盤でした…!



◎1970年発表のアシッドフォーク・大名盤、
当ブログも以前書いてまっす(笑)
 ↓
Linda Perhacs - Parallelograms




Children



River of God



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[Temples - Sun Structures (10s UK Psych]

2014-03-28 21:40:02 | 00s以降~ジャケ絵日記
今日のジャケは
Temples - Sun Structures



UK現行サイケバンド、テンプルズの
2014年2月発表・1stアルバムです!

も~、私、これを発売日に入手しまして
それからこの1ヶ月半あまり、
毎日毎日・何度も聴き続けてました!

ホントのホントに自分のツボ!
琴線触れまくり…!

去年発売したEP盤に収録してた曲も
このアルバムに収録してるけど、なんせ違う!

去年のEP盤ではイマドキにありがちな
エレクトリックでクリアな音のサイケポップという感じにしか
私の60sサイケ耳にはそう聞こえなかったんですが(汗)、

このアルバム、音が良い感じに篭もってるんです!!(篭もり音マニア)

しかも全体的にリバーブがかかってて
フワフワ&揺らめいてる感じ!(陶酔)

まるで60sのアンダーグラウンドUSサイケバンドの
ガンダルフみたいな幽玄さも感じられて…☆
現代版・桃源郷サイケですよ~~!



現代の若者とは思えないくらいの素敵なサイケ感がある一方で、
イマドキの新しい感覚も持ち合わせていたりして。

かと思えば、ヨーロピアン的なデカダンスも見え隠れして
モダンで艶めいてて…☆

音楽的センスの引き出しもたくさんありそうな感じ…!

本当に絶妙なバランスの素晴らしいセンスのバンドです~~!



…あ、ちなみにこの記事で書いた、
篭もり音でエコーがかってて素敵なCDだというのは
あくまでもCD盤をオーディオで聴いた感想です…

このCDをPCで再生してみたらベース音の低音が聞こえにくくて
音の奥行きも、篭もり具合もw、殆んど無くなってて
平坦なデジタルMP3サウンドになっちゃってました…

私のPCのサウンド設定がダメなのかもしれないけど…(謎)

なので、あくまでもCD盤をオーディオで聴いた感じでは
篭もり音とエコーが最高にアシッ度増幅で
素晴らしいサイケ盤ってことで♪



このアルバム、無人島の1枚に確実に入りました!

現行サイケバンドのアルバムをこんなに興奮して
毎日毎日・何十日も熱心に聴き続けたのって
10年ちょっと前のUKサイケバンド、コーラルのとき以来…☆

コーラルは残念ながら現在、活動休止中ですけど
こちらのテンプルズはずっと活動続けていってほしいなぁ…!



Sun Structures




The Guesser




◎イギリス国内のレコードショップでの
インストア・ライブでの動画です♪(約30分)

このライブ動画でもエコーがほんのりかかってるので
そういう機材で楽器&歌をリバーブさせてるんでしょうかね?

彼らのセンスがよく分かる動画です♪

ボーカルの人、前々から思ってたけど
ホントにマーク・ボランシド・バレット
ミックスさせたようなステキなアーティストですね…☆

ホント、アシッ度高くてウットリ…☆
 ↓

[Temples In-store at Banquet Records]


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【The Mayflowers - Ship of Theseus (JP Power Pop】

2014-02-25 11:34:13 | 00s以降~ジャケ絵日記
今日のジャケは
The Mayflowers - Ship of Theseus



現行パワーポップバンドの作品です♪

このメイフラワーズは京都のパワーポップバンド。

全曲英語詞で、本格的に英国的なパワーポップサウンド♪

バンドと言っても、中心人物の里山氏が一人で作詞作曲、
録音も全パートを自分で演奏して録音するという、
多彩な才能を持った御方のバンドプロジェクトです。

私はこのバンドはユーチューブで偶然知ったんですけど
最初は日本のバンドとは気づかなくて
しばらくずっと外国のバンドと思ってました…!


そしてこちらの作品、
Ship of Theseus(邦題:テセウスの舟」は
2014年2月に発表した7枚目となる作品。

今までの作品よりも、より一層、
バラエティに富んだ感じになったかも♪

マーチ風のポップナンバーから始まって、同じ曲で終わるという、
サージェント的コンセプチュアルな感じに。


曲のほうはというと今までよりも
より一層ハードでポップで英国的な感じになってますね♪

ビートリッシュなオマージュ曲もあって、
ついニヤリとしてしまうくらいに楽しくてなんだかハッピー♪

また、逆回転っぽい音を入れた
サイケチューンもあるんですけど
これがホントに私の好みでしてリピ聴き状態です♪

はたまたレゲエのリズムを取り入れた
パワーポップチューンもあったりして、
更に幅が広がった感じですね♪


丁寧に作りこまれた印象の作品ですけど
ライブでもアルバムの印象と変わらないくらいの
ライブ演奏をするバンドなので
そういったところもホントに凄いバンドだなぁ、と…!

もっと東京のほうでもライブしてほしいなぁ…!
(と書いてみるテストw)

そしてなにより!
里山氏のボーカルがパワーあって良い声してるんですよ~♪

前作からメインに歌ってますけど
今までの作品も再録、、は難しいと思うのでw、
ライブ盤も出てほしいかな~と私的リクエストを
ここにコッソリ書き記しておきまっす…w


The Mayflowers - Detroit Highway



The Mayflowers - Flying Birds


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