私のカッパのポケットから、Yゴがくれたお手紙が出てきた。
これは、Sホが書いたメモを見てみんなでおもしろいねー!と笑ったあとにYゴが自分で書いて、私に見せてくれたものだ。
「なおは あしが おそいー めっちゃおそいー!」
とか、「う◯こー」とか、汚い言葉も入れていたけど(^^;;
メモを見せながら、爆笑しながら気持ちを伝えてくるYゴがいた。
その時のキラッキラのサイコーの笑顔が忘れられない。
Sホが 文字で表現している面白さを感じて、自分もやってみたい!と心が動いたのだと思う。
「Sホはつかまえられるのはだめ」というのを見て、「なおはおそい」と伝えにきたのだろうか^ ^
Yゴの気持ちがあふれているのがうれしかった!
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幼稚園教育要領・保育所保育指針の中に、5歳児修了までに育ってほしい「10の姿」というものがある。
昨年度末のスタッフミーティングで、森のたまごの子どもたちの姿や活動がどれくらい当てはまるのか、スタッフで意見を出し合った。
空白になる項目はなく、室内や園庭でしっかりと意図的に設定した環境ではなくても、豊かな自然環境や豊かな人的環境に囲まれて、子どもたちは自主的な遊びの中で育っている、と野外保育に自信を持つことができた。
まだまだ改善できるところはあるのだろうけれど。
今回の事例は 10の姿の中の一つ
8 数量文字等への関心・感覚(遊びや生活の中で、数量などに親しむ経験を重ねたり、標識や文字の役割に気づいたりして、必要感からこれらを活用するようになり、数量・図形、文字等への関心・感覚が一層高まるようになる)
へ向かう姿ではないかと感じた。
必要感から、みずから文字(記号)を書いて表現する感覚を楽しんでいる姿があった。
学校のお勉強や跳び箱のように成果が目に見える一斉活動はないけど、自主的な遊びの中で、必要感の中でイキイキとした感性とか心が育くまれているのを感じる。
子どもの隣で子どもが感じる面白さに共感し、友達同士ひびきあい、心を育てるのが保育だと感じている。
(スタッフなお)
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「森のたまご」
お問い合わせ:morinotamago2010@yahoo.co.jp
代表:遊佐(ゆさ)080-5122-1052
HPはじめました!
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