TOMATOの手帖

日々の生活の中で出会う滑稽なこと、葛藤、違和感、喪失感……などをとりとめもなく綴っていけたらと思っています。

ちゃんちゃんばらばら

2021年06月13日 | インポート
日本史を学びなおそうと買った参考書、どうにか2度読み終えた。
1度目は物語を読むように、2度目は年表や、電子辞書にはいっている百科事典を繰りながら。
学生のころと違って恐ろしく記憶力が衰えていることに気づく。そもそも歴史に興味がないのね、ということを再確認したことにはなったが、それにしても、さっき、そこ読んだよね!と自分であきれることもしばしば。忘れたいことはいつまでもじわじわ覚えているのに、覚えていたいことは一日もたたずにあっさり忘れている。
高齢になって受験勉強を突破して医学部に入学したかたの話題がニュースになったりするが、そのすごさは、同じような年齢になって初めてわかる。
歴史の概略をたどって流れを学んだだけなので、十分理解したとはいえないが、なんとまあ昔は政権をとるためだけにずいぶん命を削っていたのね。昨日の味方は今日の敵。簡単に敵に寝返って相手をうちのめし、そして次の日には自分が相手の刃先に敗れる。結婚も一族の勢力をのばすための政略的な手段。平均寿命も今ほど長くない中で、刀振り回している間に、人生終わっちゃうじゃないの‥‥‥。
他に夢中になるものがなかったのかしら。
パソコンやスマホがあったら、国盗り合戦のようなゲームをして征服欲を満たすこともできただろうに。
一方では、武士として争いをしながら和歌も詠んでいたりする。
参考書の著者がもしも女性だったら、戦いだけではない、別の視点からの歴史も描かれていたかもしれない。


コメント (2)
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