TOMATOの手帖

日々の生活の中で出会う滑稽なこと、葛藤、違和感、喪失感……などをとりとめもなく綴っていけたらと思っています。

ひさしぶりの24時間ホルター

2021年06月01日 | インポート
接種を希望する高齢者、希望する医療従事者、希望する64才以下、と言いつつ、ほとんど全員が希望するのを前提に世の中が動いている。
打ち手を増やし、会場を広げ、そのスピードたるやすさまじく、強迫的になってきた。接種件数がいつ2千万件に達するかが次なる目標値になっている。選択肢が増えた分、自治体のワクチンページもフクザツになり、いったい私はどこを予約したら一番早いのかしら???といった感じだ。

先日、クリニックに行くと、受付にかかってくる電話のほとんどが、ワクチンの有無を尋ねる内容。受付の女性は、何度も何度も「まだ決まっておりません」の繰り返し。ないところにはないのです。

さて、今回のワクチン、血管系の副反応が多いので、ぎょっとして、ホルター心電図をとってもらいに行った。8年ぶりである。期外収縮のほとんどは危険なものではないらしいので放っておいたが、ワクチンとの相性はどうかわからないのである。
当時の心電図は、はずすまでお風呂にも入れず、シャワーも浴びれず、したがって夏にやるもんではなかった。しかし、今回の新式は、シャワーもシャンプーも入浴もOK。もちろん胸の電極部分はこすってはいけないのだけど。
日頃、からだを洗うのは、無意識的な手順に従っているのであって、ここだけをこすってはいけない、となると急に意識的になってしまい手元がぎくしゃくしてしまう。
また、眠るときも、おなかの機器を押しつぶしたら大変、という気持ちが働くせいか、上を向いたまましゃちほこばってしまう。そのせいか、なかなか寝付かれず、朝になると不自然な姿勢の影響でからだのあちこちがイタイ。
ふだんの体の動きは、その人なりに無意識的な流儀というものがあって、寝姿ひとつとっても、変えてしまうと違和感があるものなんですね。
痛くもかゆくもないのだが、翌朝、取り外したときは、実にすっきり。爽快感でいっぱいであった。


コメント (4)
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