阪神打線に打たれ、雨にも打たれ……。安芸行きを選んでいたら、落ち込んでいたかもしれません。曇り空の中、東部球場で残留組のキャンプをまったりと楽しんできました。
野手陣は後藤、北川、ラロッカ、田口、カブレラが参加。室内にいた鈴木もあとから加わっての居残り組。サブグランドと室内には投手が10人いるので、なかなか豪華なメンバーです。
それにしても、天気がすっきりしなかったことも影響してか、これだけがらんとしたスタンドも久しぶりです。100人いなかったかもしれません。
時折、笑いが起きています。ローズほどではないにしろ日本語も達者。
この機会に、カブレラ様の打撃練習をようやく拝むことができました。
あまり無理をせず、じっくり我慢の調整に見えていた後藤。状態が上向きになっているかもしれません。
一方、室内では、小松、香月、岸田がピッチング練習をしているところでした。すでに木佐貫や加藤らも投げていたようでしたが、間に合いませんでした。
そして、悩める小松。ニッカンの記事になっていたボールを地面にたたきつける調整を行っていました。ステップアップのために課された練習とはいえ、動き自体が「不本意」「やけくそ」になっているような動作なので、本人としては正直、どういう心境なのかが気になります。
調子が上がらないオリックス小松聖投手(28)に26日、メスが入った。ブルペン投球を終えた右腕のもとに岡田彰布監督(52)が歩み寄り、星野投手コーチを交えて練習方法について話し合った。その後、監督の指示で小松はブルペンに戻り、通常より短い約15メートルの距離で捕手を立たせて約100球、軽い投球を繰り返した。わざとワンバウンドさせてボールの回転を修正する試みも。岡田監督は「まずは小さい動作からやり直さないと、いいときのフォームは思い出せないんじゃないかと思ってな」と説明した。
小松のとなりで投げていた岸田は、思ったところにビシビシと球がきているようで、時折笑顔も見られました。
最後に、投手陣のランニング風景をチェック。
オープン戦の中継を見ようと早く帰ってしまったのが余計でしたが、収穫はありました。